書評:予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ
著者である矢野さんは日立でフェローという役職に就かれています。
フェローという役職がどんなものか、元社員に聞いてみたところ、ノーベル賞とか取るレベルのレジェンドで日立でも数名しかいないとのことです。
どんな華々しいストーリーが書かれているのか楽しみに読み進めましたが、まったくの波乱万丈で矢野さんのストーリー自体が面白かったです。
矢野さんは日立で半導体の研究一筋だったもののが、日立が半導体分野から事業撤退することになり、今までの知識や経験が何にも活かせないし、役割もない状態