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オーベルジュは高齢者時代にシルバー割りより、シルバー増し

1000万人痴呆時代において。。今後10年でこの数字になるが、宿泊施設においてもこの問題は外せないところまで来ている。とても厄介でもあるが皆いつかは歳をとるので自分事としてとらえたい。いい時代に生きていた高齢者は少しめんどくさいかもしれない。健全な食生活を心掛け脳をしっかりとキープしたい。日本は現在インバウンドが消え国内需要回帰に向かっている、国内旅行がgo to トラベルも相まって活況だ。70歳以上の旅行が増えている。同時に事故もだが。。現在の主流と言えばインターネットを使った予約サイトが中心だが使いこなせない方が多々いる。予約サイトの利点といえば施設側の電話での、わずわらしい対応や時間を大幅に短縮させてくるものでありコストを浮かせてくれる。とにかく多いキャンセルの対応を実にスムーズにできるのが予約サイト運営の利点だ、多少の運営コストはかかるものの小さな宿泊施設にとっては有難い味方でもある。規模の大きいホテルなら担当がいるので対応してくれるが小規模施設にとって長い時間をかけて電話応対は大変なコストだ。お客側も夕食時の時間帯の電話は避けたいところだ。夕食の時間帯に電話してくると小規模オーベルジュでは「電話にはでない!」が決まりだ。年配者にとってインターネットより電話が楽なのは致し方ないが昔と違い人を削りまくっている現在のホテル事情では昔と同じようにはいかない。ましてや予約だけしてキャンセル料金が発生しないタイミングでキャンセルする人間が後とたたないのも問題だが、コロナ下において余計な作業は増えている。いわゆる生産年齢人口(15歳〜60歳)以上になってくると極端に動きが遅くなるし、対応にも時間がかかる。人間は年齢を重ねるほど運動をしないと体も頭も固まる。また脳の使い方にもよるが一つの事を理解するのに若い時の3倍は要する。もちろん歳をとっても年齢を感じさせない素晴らしい人もたくさんいるが、あと10年で日本は3人に一人が65歳の超高齢化社会だ。ただ朗報もある、「老化を遅らせる技術の発展だ」高齢化社会の中で10年後には60歳以上でも40歳代に見える人は続出する可能性が大きい。これからは年齢は関係ない時代が訪れている。日本は世界が認める長寿大国だ。人生100年時代に合わせたサービスや物のあり方が変わってきた。日本はすでに平均年齢47歳 あまり欲しい物が入らなくなって来る年代だ。「年配者は物よりも体験を楽しみたい」ただ残念ながら健康的に長寿の人があまりにも少ない。五体満足ならいいが、足が動かない、手が動かない、エレベーターのない施設で2階に上がらなければならない。。スタッフの人数が少ない宿にとっては人の倍時間をとられる事は正直あまり嬉しくはないのだ。ただ最後は喜んで感謝されお帰りになるとまた来てもらいたくなるのだが、この細かい蓄積が疲労感を作り出す。サービスとホスピタリティーの境目がないのが個人オーベルジュの宿命だろう。大手のホテルは表向きは気遣うが責任の度合いが違う。やはり個人オーベルジュは「心」が違う人気の秘訣もここにある。コロナ収束後(もしくはwithコロナ時代)にも人は移動したい生き物なのである。今後5Gの通信インフラは人の脳を相当疲労させるし、自分ではどうしょうもなくなるのだ。そんな自分を温かく向かい入れてくれる、オーベルジュ側の人間になってみたくはないだろうか?

次回ー自然の中で長く働いていく欠点

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