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ジェネラリストの生きる道

働き方が変わりましたね。ここ数年、さらにここ半年で全てがひっくり返った感があります。

巷でよく言われている、いわゆる「メンバーシップ型(就職した会社に終身雇用されることを前提に、様々な職種に就き会社のために働く)」から「ジョブ型(専門性を持った人が、プロジェクトごとに集まってタスクを達成する)」への移行も加速して行くのでしょうか。


求められるスキルも、いわゆる「ジェネラリスト(何でも屋)」から「スペシャリスト(専門職)」へ変わってきているといいます。


ところで僕は職業柄、「バーテンダー」という「専門職」に就いている人間だと思われがちです。

まあ、当たっていないことはないのですが、僕自身の意識としては、

「有限会社吉田健吾計画運営事務所の運営するBAR ground line という飲食店の利益を出すために、何でもやる「何でも屋」」

という認識でいます。(一人ですから自ずとそうなるだけですが・・)


店の利益を出すためには


お酒も作るし、

料理も作るし、

内装デザインもするし、

選曲もするし、

接客もするし、

・・・

メニュー開発もするし、

開発したメニューをメニューブックに刷るし、

そのメニューをSNSで宣伝するし、

・・・

掃除もするし、

日々の伝票も書くし、

確定申告もするし、

融資の申請もするし、

仕入れ交渉もするし、

家賃交渉もするし、

ビラもまくし、

そのビラのデザインもするし、

そのビラの苦情も聞くし、


そう、いわゆる「何でも屋」です。


もちろん


お酒を作らせたら僕より上手いバーテンダーはいくらでもいるし、

料理を作らせら僕より上手いシェフはいくらでもいるし、

内装をやらせたら僕より上手いデザイナーはいくらでもいるし、

選曲をさせたら僕より上手いDJはいくらでもいるし、

接客をさせたら・・、僕より下手な人はまずいないと思います。


つまり、どれか一つをとってみれば、よそではとても勝負にならないものばかりです。


なので、どれか一つをとってみれば、よそではとても勝負にならないものを「寄せ集め」て勝負することにしました。


それが「自分の店」であれば許されますからね。


そんなわけで、僕は「BAR ground line」で「ジェネラリスト」として働いております。


よそでは勝負にならない「寄せ集め」です。


よそでは味わえない「寄せ集め」を是非どうぞ。



Summer Rain / Oatmello
mello-fi
2019

(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)


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