【一日一問】空間が人に与える影響について。
こんにちは。Grounding Life の長谷川由香です。今日は朝から家中の片づけをしていました。一昨年より単身赴任となっていた家族が1月から戻ってきたので単身用の荷物を搬入し、家を整えていたのです。
男子一人暮らしだし、大した量はないだろう、とタカをくくっていたのですが、とんでもない量のこまごました日用品と趣味グッズが届きました。。。
さぞかし楽しい独身ライフを過ごしていたのだろう、と感じずにはいられない量と質です(絶望)
さて、そんなことも言っていられないので、収納スペースの入れ替えを思い切ってしています。
空間が人に与える影響
この世界には『環境心理学』という言葉があるようで、環境(空間)が人の心理に与える影響を研修している分野があるとのこと。興味深いです。
環境心理学によると、住空間に関する個性発揮の影響について(http://homeclub.misawa.co.jp/sp/column/2018/11/post-447.php)
住空間の個性化=自己表現は、住む人の自我の確立を助け、精神衛生に良い影響を及ぼす
と言われています。さらに、
家の中に自分らしさを表す場所があるか、自分の思い通りにできる場所があるか、他人に入られたくない場所があるかなど、なわばり空間の有無と情緒的安定性、心身症傾向、災害や犯罪への不安は相関する(上記サイト)
とのこと。特に居住空間がコントロール不全な状況だと、人は心理的に強いストレスを抱えることがわかります。
だから、私こんなにしんどかったのか…あまりにも自分の感覚と合わない物やその量に、本当に気持ちを圧迫されていたのです。
どんな空間で暮らしたいか
みなさんは『どんな空間』で暮らしたいですか。暮らしは『生きていくこと』そのもの。なので、どんな空間で生きていきたいか、にも繋がります。
私は『余白のある空間』で暮らしたい、と感じています。余白があると、気持ちに余裕(スペース)が生まれ、その余裕から新しい発想が生まれると感じるからです。
特に好きな景色は、海や丘など、抜けるような自然の風景なので、モノがごちゃごちゃにあふれた空間は息が詰まります。極力物を持ちたくない、という気持ちも強いのです。
みなさんはどうでしょうか。住環境にどんな『価値観』を持っていますか。
それでも一緒に暮らすという事
住環境に対する価値観が違うなら、一緒に住まなきゃいいじゃん、という発想もあります。私も考えなくはありません。きっとそっちの方が精神衛生上は良い気もします。
ただ、それでは『自分以上の人生』にはならない。そういう風にも思うのです。
価値観がまるで違うパートナーとどう混ざり合って生きるか。相手に合わせて自分が我慢する、という事ではなく、どうそれぞれの価値観を生かしあうか。そんなことにチャレンジしなさいと言われているようにも感じます(宇宙から笑)
私の個性、彼の個性、さらには子供たちの個性。全てバラバラな中、それぞれが『自分の空間』を大切にし、相手の価値観も尊重する。
そんな風に生活できたら、新しい暮らしが生まれるのかもしれません。
今日の設問:
今日は空間について。
あなたが本当に居心地がいいと感じる空間はどんな空間ですか。
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