バーテンダーという職業で得た、営業職で役立つ3つのスキル
初めまして、かれんぬです。
元バーテンダー、
大阪の広告会社に勤めている23歳。
勤めている会社はベンチャー企業なので
色々経験させて貰えることが多く、
大手企業では中々学べないであろう(たぶん)、
ベンチャー企業ならでは
気づきと学びを面白おかしく書いていきます。
・みねかれ。プロフィール
1996年生まれ、兵庫県西明石出身。
特技:変顔、立ちながらの睡眠。
趣味:ゴルフと麻雀。(趣味がおっさん、最近始めました。)
口癖:めっちゃおもろいやん。
今の広告会社に勤める前は、バーテンダーとして
お酒重視というよりは、
コミュニケーション重視のショットバーで働いていました。
お客様のお話、愚痴、相談などを聞くに徹し、
たまに目を開けながら眠るという
忍法、ねんねこの術!を駆使して
下ネタしか話さないおじ様や(←シラフ。たまらん笑)
ひたすら同じ会話ループを繰り広げる中々帰らない、酔っ払い爺さん達
(←中々の大声。たまらん。笑)
などなど幾つもかいくぐってきました。(立ちながら寝るなちゃんとせえっ!)
で、私が働く前からその店の常連だった、
今の社長にあたる人がスカウト?して下さり
今の環境で働いている訳なんです。(掘ると長いので割愛します)
「そんな就職の仕方あるんやな。」と
友達からはよく言われました。
もう2年前位になるかしら?懐かしい〜
今まで一度も就活をしなかったので、
「ご縁よ、ありがとう〜〜!」って感じ(ノリが軽い!)
今回は、バーテン時代のことが営業に活かされているなと感じたので、
その辺りを書いていきます。
・バーテンダーをやってて良かった!営業職で活かせられる3つのスキル
バーテンダーを通して得られたスキルはこんな感じです↓
①聞き上手のスキル
②人間観察力のスキル
③肩書きがネタ
(③はスキルではないですが)
その他にも、お酒の知識が身につき、
美味しいバーを紹介できるようになって感謝されたりと、
「バーテンしてて良かったわ〜!」と
身に染みて感じる時がよくあります。
1、聞き上手のスキルがついた
・聞き上手の人はモテる
・聞き上手の人は仕事の成果が出やすい
と、よく言われるのはなぜか?
それは
相手に共感しているからです。
そして、聞き上手の人は短時間で信頼を得るのが上手です。
人間は、自分と似た人に心を許したり、好きになる生き物。
バーテンダーという職業は
”孤独な大人の独り言”を聞く仕事でもあるので、
基本的にはお客様の話を聞いて、相手の気持ちを引き出し、
最終的には、気持ちよ〜くなって帰って頂く。そんなお仕事かなと。
シンプルに、どんな立場の人であれ
自分の話を真剣に聞いてくれる人がいたら、
めっちゃ嬉しいじゃないですか?
「うわ〜本当わかってくれるわ〜ありがとう!」ってなる。
安心感や、信頼があるのは
「うん、うん、大変だったね。そんなことがあったんだ。私もそんな経験した事あるから、あなたの気持ち凄い分かるよ。」
という共感があるからですよね。
自分のことを理解してくれる人に対して
心のドアは24時間オープン状態(あかんそれは言いすぎた)
でもそれくらいの信頼関係が築けてしまうんです。
信頼がないうちから否定するのは
もうマジで相手の話を先に聞けよってなる。
営業職で例えるなら、まだ信頼獲得できていない段階で
お客様が今何で困っているのか?問題点を聴かずして、
提案なんてできないのに、
「うちの会社はこのサービスしてるんで、とりあえずこれやっとくといいですよー。」
「・・・。誰が買うかボケェェェェェェイッッ!!!」と
なんてこったい!事件ですよ状態。
そんなことにならないよう、相手の話をガンガン聞いて
相手の気持ちに共感する。が大事です。
2、人間観察力が身についた
バーに来られる方は大抵、
「誰かと話たい。」「面白い人と友達になりたい。」
そんな誰かと繋がりたい・出会いたいという欲求があります。
バーに来るひとに限らず、生きている誰しもが抱いているマズローの欲求5段階説の社会的欲求と、承認欲求の部分です。
バーテン時代、楽しい時間を少しでも多く過ごしてもらいたいので
1対1でお客様と会話するときは、
発する言葉以外にも表情、声のトーン、身なりを常に観察してました。
観察というと探偵チックですけど、要は相手をよく見る。
人をよ〜く見ていたら、本音と建前、言葉にせずともなんとなくの好き嫌いの区別がだんだんとわかってくるようになるんです。
一つ一つの質問で、地雷を踏まない程度の許容範囲を探る。
どこまでこの人を知れるかな?どこまで突っ込んだ話をしてもいいかな?というちょっとしたゲームみたいなもんです。
さっきまでは明るかった声のトーンが話題を変えたら低くなった。
口は笑っているが目が笑っていない。
一杯目でお決まりのお酒を注文しない。
会話の流れで、「あ、今この人本音じゃないなぁ。」
「でも真相深堀はやめておこう…。」
「きっと何か理由があるんだろうな。相手が言いだすまではこの事には触れないでおこう。」
干渉せず客観的に話を聞くことができれば、
一つの視点からではなく違う方向から提案できたり話を進められるので
言葉以外の動作は、人と話すときにめっちゃ意識するようにしてます。
3、ネタになって、仕事貰えた
バーテンと言うことが話のきっかけ作りになり、
結果お仕事依頼も複数ありました。
私は営業職なので、いろんな経営者が集う交流会に参加させていただくことがあります。
そんな時に鉄板営業ツールとして取り出したのは、、、
ME・I・SHI!!!(名刺です)
←大げさに言ったけど普通すぎる。
自分で作った名刺の裏面はプロフィールにしているんです。
こんな感じ↓
こんな感じに自己紹介書いておくと、
初対面の人でも会話が広がるんですよ。
「どうも初めまして、みねかれ。です」
「初めまして○○です。えっ、バーテンしてたんや!お酒好きかぁ、よう飲みそうやな。笑。中島みゆき好きなん?しっぶいな!中島みゆきって俺らの年代やのに珍しいな〜!」
と、この名刺を使い始めてからは
相手の方から会話が始まり、印象も残りやすいみたいで
「こんな名刺作って欲しい!」と今では名刺作成のお仕事も頂いてます。
これでこそ、名刺の意味がある。
ちなみにこの名刺は、
コンサルを教えて下さっていた方を真似て作りました。笑
名刺に何か相手の興味が引きそうなワードとして、
バーテンダーをしていて良かったと感じられる瞬間です。
まとめ
相手が何を求め、どうすれば喜んでもらえるか?
爆発的トップセールスマンではないですが、こんな経験から、私は一人のお客様と長いお付き合いをさせて頂います。ほんと感謝です。
幅広い年齢層の方とお話しできたので、今の営業職でも年齢という壁は一切感じませんし、物怖じせずにチャレンジできているのも、実家が自営業をしていること、そしてバーで働かせてもらっていたからだと思います。
と初めての投稿にしては、ちょいと長めの記事でした。
ではでは、また更新します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?