コミュニティやチームの根底

コミュニティやチームの根底

コミュニティやチームってなんだ

この疑問が頭の中に生まれてきた。

なぜそのような疑問が生まれたかと言うと、オンラインサロンや各プロジェクト、サークルや部活など様々なコミュニティがある中で、以下の2つを強く感じさせられたからだ。

1. 多様性という名の違い
2. 違いの中に必要な共通性

つまり、心の奥底から互いを信頼し尊敬しつつ、各個人の性格や特徴といった違い(多様性)を受け入れながらも(仮に表面と表現する)、その表面の裏に当たる人生の中で形成された価値観(裏面)は共通性がコミュニティやチームにとっての必要条件だと思ったからである。

要するに、その人の根幹である価値観はコミュニティやチームの流れと相反してはいけない

そのようなコミュニティやチームの上に心理的安全性が備わることで、コミュニティやチームが最大限の力を発揮するのではないかと思う。

心理的安全性

心理的安全性は、他者の反応に怯えたり羞恥心を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のこと

参考: https://bizhint.jp/keyword/101187

心理的安全性とコミュニティの活性化

世界で最も影響力のあるビジネス思想家に選ばれている世界的な経営学者Amy Edmondson教授。
Edmondson教授はスピーチフォーラムのTEDで、心理的安全性がないとどのような事態を招くのか、そして職場が心理的安全性を得るにはどうすればいいのか

そもそも心理的安全性がない状態ではどのようなマイナスがあるのだろうか

心理的安全性が担保されていない状況では、自己保身として自己印象操作を行う

自己印象操作では、

- 無知だと思われない
- 無能だと思われない
- 押し付けがましいと思われない
- ネガティブだと思われない

といった烙印を周囲から押されないように、自分ことを賢明で役に立ちポジティブな人だと誇示する。

それぞれの自己印象操作では、

- 質問をしない
- 間違いや弱点を認めない
- アイデアを出さない
- 現状を批判しない

という行動を取るが、無意識のうちに上記の行動は

1. 人が学ぶ機会を失い
2. イノベーションを起こさなくなり
3. アイデアを出さなく

なります。

この3つが心理的安全性が担保されていない状況で生まれるマイナスである。

では心理的な安全性があるかどうかは「懸念・疑問・アイデア・ミスなどを声に出しても大丈夫だ」という信頼があるかどうかである。

では心理的安全性があるコミュニティやチームをどのように作るか

1. 自分たちがこれまで経験したことのない「不確実なこと」や「人々が頼り合って行うこと」が山ほどあることを明確にし、チーム全員の考えや声が必要であるという前提を形作ること
2. 「人はミスを犯す」と認めること
3. 各メンバーにたくさん質問し、チーム内の「声」を生み出す流れを作ること

コミュニティやチームに心理的安全性をもたらす存在に


そんなこんなで、コミュニティやチームってなんだろう?

って考えていたときに、ふと頭を過ぎったのが以前行ったコーチングの際に与えてもらった言葉である。

この言葉を体現し、心理的安全性をもたらせるような存在となりたい。

私は心地よさを与え、程よい信頼感を生み出す根底である

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