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ベジタリアンやヴィーガンの人口

こんにちは、Grino編集部です!
今日はベジタリアンやヴィーガンの人口についてのご紹介です。

日本国内でも聞くことが多くなってきたベジタリアンやヴィーガンですが、実際はどの程度の人口になるのかご存知ですか?
ヴィーガン発祥の地であるイギリスでは、2018年時点での「ヴィーガン」の割合は、全人口の約1%、およそ60万人程度に留まるものの、そのうち42%が「1年以内にヴィーガンへと切り替えたばかり」であるという調査結果があり、今まさにヴィーガン人口は急増していると言えます。

そこで今回は日本でのベジタリアンやヴィーガンの人口割合はどうなっているのかをご紹介します!

ベジタリアンやヴィーガンの増加

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日本でも耳にすることが増えたベジタリアンやヴィーガンなどの菜食主義者は、近年世界中で急速に増加傾向にあります。

特にアメリカでは菜食実践者の人口増加が著しく、2009年の時点でヴィーガンを実践している人は、アメリカ全土でたった1%程度しかいなかったのに対し、2013年の時点では2.5%に、2017年には6%まで増加し、人数にすると2,000万人近くのヴィーガン人口がいると推定されています。

ですが日本では、ヴィーガンやベジタリアンを実践する人はまだほとんどおらず、ビーガンとして外食をすることも非常に困難な状況です。
社会としてもヴィーガンやベジタリアンに対する理解は浸透しておらず、日本は先進国の中では、菜食として生活しにくい国とも言えるでしょう。

日本人が取り組んでいる食生活

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Vegewel及び運営会社フレンバシーの2019年の調査によると、「ご自身が取り組んでいる食生活はありますか?」との質問に対し、今回19年12月の調査ではベジタリアンが4.8%、ヴィーガンが2.1%、グルテンフリーが3.8%、無添加・オーガニックが8.3%、マクロビオティックが2.3%、ファスティングが3.3%、低糖質・糖質制限が13.3%、ローフードが2.9%となっています(複数回答可)。また他に「意識して肉や魚など、動物性食品を減らすことはありますか?」との質問に対し、16%が「ある」と回答がありました。

他にもNPO法人アニマルライツセンターが2014年に実施した調査などを参考にすると、実施年度や実施機関が異なるため一概に比較することはあまり適切でありませんが、国内のヴィーガン人口は1.9%、ベジタリアン人口は5.0%という数字になります。なのでベジタリアンだと100人に対して2〜5人程度ですね!

他国との比較

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総務省の統計によると日本の人口は約1億2,600万人なので、この人数に先程のヴィーガン率、1.9%を掛け合わせると240万人という数字になります。240万人と聞くと多く聞こえますね!他の国と比較してみても、アメリカ合衆国ではヴィーガン率2.5%、オーストラリアではヴィーガン率2%など言われているため、割合にすると近い数値になります。

まとめ

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日本も少しずつベジタリアンレストランが増えたり、コンビニでも簡単にベジタリアンフードが購入できるようになったりと、身近な存在になってきているのを感じます。今後もヴィーガンやベジタリアンの存在は大きくなっていき、このマイノリティとは言えないヴィーガン業界について、今後も発信して皆さんにとってなにか参考になればうれしいです。

参考
Tokyo Vegan
https://tokyovegan.net/ever-increasing-vegan-population/ 

Vegewel
https://vegewel.com/ja/style/vegetarianstatistics2 

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