『宇宙少女漂流記』第19週(第94回)

失敗作として宇宙ステーションから放棄され、偶然遭遇したキャロットエンデバー号一行に異次元のどこかまで飛ばされてしまったアンドロイド01、そのユニークなキャラクターを差し引けば、それなりに悲劇的な結末かもしれない。

チェルシーさんが、アンドロイド01にもう会えないことを「残念」と表現しているのが興味深くもあり。
(同じ世代のアンドロイドとして、相手の技術に関心があったという可能性も?)

京子さんとチェルシーさんが会話している植物園で背景に鳥の声が聞こえるのは、環境音なのかしらん。
(キャロットエンデバー号自体が研究目的の船ではないので、植物園も乗組員の娯楽のために配置されていると考えられる説)

プライベートな情報で相手を傷つけることのないよう、知っている情報でも明らかにしないというチェルシーさんのスタンスは、クリステさんの本棚にアイドル関係の本がなかったことからも伺えて。

クリステさんの不審者全開な演技(そして奇声)がなんとも印象的でもあり。



【以下ストーリー終盤のネタバレを含む】
チェルシーさん、自身を「2101年の最先端アンドロイド」と称しているけれど、実際に起動したのは2021年なので、もしアップグレードを怠っていたら、アンドロイド01のハッキング攻撃に対してはそれなりに脆弱だったという可能性も。

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