『宇宙少女漂流記』第16週(第76回)

アナビスがキャロットエンデバー号の乗組員を餌として取っておくという旨の発言をしていたことを考えると、基本的には裏宇宙を居心地良くしておくことで夢から覚めない(ような)状態を保とうとしているのだろうけれど、その割にアイリちゃんの裏宇宙が過酷極まりないのは、アイリちゃんが心のどこかでマコト君の死に対する贖罪としての自己犠牲を望んでいるからという可能性も。

戦闘に向かうアイリちゃんが、原子変換を使って制服に着替えているのも印象的で。
(もう少し戦闘向きの服装でも良い気がするけれど、制服を着ることで組織の中での権威付けを行なっているという見方も)

3年経っても気持ち悪いと言われ続ける皮剥けゾンビがどこまで気持ち悪いビジュアルなのか気になったり。

巨大ゾンビの気持ちを感じ取った時の効果音が、そこはかとなくニュータイプの精神感応音に似ているのも味わい深くて。

超能力で飛ぶ女の子と科学技術で飛ぶ(そして落ちる)男の子という関係性は、本作と同じく同じくTellUsメンバーが声優を担当している「世界の終わりの魔法使い」に通じるものを感じたり。

そしてエンドカードのいかちゃんさんのイラストもポップさが最高すぎて。

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