『宇宙少女漂流記』第22週(第110回)

月面の大気濃度で火炎放射器が有効に機能するのかは、多少疑問に感じるけれど、レーザー砲を有する2101年のテクノロジーによる火炎放射器は我々の知るタイプとは異なる可能性も。

火星の話題になった瞬間に話に割り込んでくるまりんちゃんが、とても印象的で。

アナビスと交渉という案を鼻で笑う零さんのセリフ回しには、精神感応能力持ちであり精神攻撃を受けたこともあるからこその重みが感じられて。

まりんちゃんの、いつも以上に熱意に溢れた口調から、地球と火星の双方をルーツに持つからこそのどちらも救いたいという強い意志が感じられて。

もあちゃんと同じくスペースコンタクト号の一件で知り合いを亡くしている零さんだからこその、「気持ちはよくわかる」というセリフの重さも伝わってきて。

クリステさんが真っ暗な穴を恐れるのは、今までの人生では、無自覚ながらある程度千里眼が使えていたので、闇の恐ろしさというものをさほど感じてこなかったから、という可能性もあるのかもしれない。

火星のプリンセス編以降で、アナビスはキャロットエンデバー号と交戦してはいないので、ワームホールの習得はまりんちゃんの能力のコピーではなく、オールト雲での一件をアナビス自身で分析した結果という可能性も。
(あるいは火星を動かした際に、古代火星文明の情を見つけたと言う説も)

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