『宇宙少女漂流記』第15週(第74回)

北斎船長がアナビスの精神攻撃への対策として眠りについていたということは、精神攻撃ができる進化度合いのアナビスに接近する事態を想定していたと考えられるので、2101年の月のアナビスを巻き込んでタイムトラベルするところまでが計画の一環だったという説。
(回想回でタイムトラベル完了直後に眠りにつく描写もあるので)

アナビスを引き剥がす方法についてまりんちゃんに聞かれた時の京子さんが、珍しく逆ギレモードなのが印象深くて。

もあちゃんの「なんじゃと!?」も余裕のなさが伝わってきてとても心に刺さったり。

アナビスがホログラフィック原理を「宇宙の真理」と称しているけれど、そもそもアナビス自体は特に宇宙の創造主ポジションなどではないので、「真理」の部分は北斎船長のデータをそのまま読み上げた(この時点で知った)ものと思われるけれど、その後に地平面上の情報を書き換えるという離れ技を成し遂げているので、進化の速度がものすごいという説。

裏宇宙に移行する際に、「横から見て」平べったくなっていくということは、地平面上に書かれた情報は人間の正面の姿を基準にしているという可能性も。



【以下ストーリー終盤のネタバレを含む】
緊急対応とはいえタイムトラベルまでは北斎船長の管轄下で行われた行動なので、本来はどこかの時点で自主的に再起動することを計画していたと思われるけれど、はたしていつだったのかという点や、そこまでの間チェルシーさんの指揮で耐えられると想定していたのかという点も気になりつつ。
(チェルシーさんが北斎船長の想定以上に感情を進化させすぎて、逆に判断能力が低下してしまっていたという説や、(あまり考えたくないけれど)船の破壊などで計画が失敗する事態になっても、アイリちゃんの能力でリセットされるから問題ないと判断していた説も)

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