さじ加減という難問
うちの上の子は中学1年生で、4月からは中学2年生。下の子は小学3年生で、4月からは小学4年生。上の子は、まぁ、アレとしても、下の子には、使わなくなったiPhoneをSIMフリーにして、格安SIMカードを指して、渡している。
小学校低学年から、スマホなんて早すぎる!
って、そんな声が聞こえてきそうだけれども。
でも、早い遅いが問題なのではない、と思っててね。我が家的には、どちらかというと、良く悪くも使い方を覚えなさい、っていう理由で、ルールを理解して、そのルールを守ることの方が、よっぽど大事なのだから、ってこと自体も伝えて、スマホを渡している。
当然、ルールとして、外に遊びに行くっていうだけでは、持ち出しは禁止しているし。何かのアプリのフレンド登録も、親同士が知っている子を限定に、ということを約束している。逆に、習い事のスイミングに行くために、一人でバス停まで歩いて行くときは、持っていくに伝えて、バスに乗った、これから帰る、家まで歩いている・・・なんていうのを、家族LINEにしてる。
もちろん、iPhoneのファミリー共有で、勝手にアプリをインストールできないようにしたり、一日の制限時間とか、このアプリは一日何分まで、とか、そういう機能としての制限もしている。
って、ここまで読むと、なんだか、ものすごく出来の良い子みたいだけどw。でも、やっぱり、そこは、子ども。ずる賢さというか、悪知恵が付いてきてる証拠なのか、どうにかして、あの手この手で、ルールを掻い潜ってスマホをやってやろう・・・っていう魂胆が見え見えw
ちょっとしたアレだったら、たまには・・・とか、思ったりもするけどね。
ただ、あんまりにも、ルールそのものが甘くなったり、逆に厳しくすることの反動があったりすることもあって。まぁ、反抗期も重なってか、人格が形成されていくときなのかな、って思ったり、子どもには子どもの世界があって、大人なんて!親なんて!って思う年頃だっていうこともわかってるつもり。
でも、だからこそ、そのあたりの、さじ加減がものすごく難しい。
小学3年生だの、4年生だの言っても、まだまだ子どもだし、手に負えないわけではないけど。でも、もしかして、これは、スマホ依存症の兆候かな、とか、中毒になる初期症状かな、なんて、急に不安にもなったりも。
上の子が、下の子と同じ学年の頃の出来事だって、すでに通じないことも多いし。あぁ、時代は進んでいるんだなぁ、って思ったり、子育てなんて、上の子を育てきたんだから、もう一人増えただけだろ?なんて軽々しく思ってた過去の自分を憎むw。まぁ、それはそれとして。
スマホなんて取り上げることも、禁止することも簡単だろうけど、少なくとも、それが最適な答えではなさそう...。難問だな、こりゃ。さてさて、どうしていくかなぁ、と思ったりしてるところ。