グリーンズジョブ

グリーンズジョブ運営メンバーによる「トラコラ」を始めました。トランジション(転換期)に…

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グリーンズジョブ運営メンバーによる「トラコラ」を始めました。トランジション(転換期)にまつわるコラムを不定期で更新していきます。転機を急いでのりこえるんじゃなく、味わってみるという発想。(運営:NPO法人グリーンズ)https://job.greenz.jp/

マガジン

  • 2022年、わたしのトランジション

    2022年にどんなトランジション(転機)があったのかを振り返る、グリーンズジョブのアドベントカレンダー企画です。 ▽グリーンズジョブとは グリーンズジョブは「自分をいかす仕事に出会う」トランジションコミュニティです。持続可能な社会につながる全国の求人情報を紹介しながら、自分をいかして働きたいと考える人のトランジションを応援します。 https://job.greenz.jp/

最近の記事

【イベントレポ】島だからできる事業がある。私が離島にオフィスをかまえたワケ

2023年3月13日、グリーンズは一般社団法人ツギノバとオンラインイベント「島だからできる事業がある。私が離島にオフィスをかまえたワケ」を開催しました。 この記事では、その内容をすこしだけお届けします! イベントの背景 近年、「離島」の価値が再認識されています。 独自の文化があること、ゆたかな自然環境の中で暮らせること、都会とは異なる時間の流れに身を浸せること…さまざまな価値について語られてきていますが、今回は「事業をする場所としての離島」に焦点を当てます。 鹿児島

    • 【経験者歓迎!】求人記事のライターを募集します(3月31日(金)〆切)

      こんにちは!グリーンズジョブチーフエディターの山中康司です。 グリーンズジョブでは、「自分をいかす仕事に出会う」を合言葉に、転職や自分にあった働き方を考えたい人のトランジション(=転換期)に寄り添うコミュニティ運営と、サステナブル・ソーシャル・ローカルな求人をテーマに企業・団体・自治体向けの採用支援サービスを提供しています。 今回そんなグリーンズジョブで、業務委託のライターとして活動してくださる方を募集します。活動に共感してくださる方の応募を、心よりお待ちしています!

      • 自分をいかす仕事 = つくる喜び × 叶えたい願い

        こんにちは! グリーンズ理事の兼松佳宏です。 グリーンズジョブのキャッチコピーにもなっている「自分をいかす仕事」。でも、実際そんな仕事と出会うには、どうしたらいいのでしょう? ここまでgreenz.jp編集長としてさまざまな人生のストーリーに触れたり、さとのば大学副学長としてさまざまな変容を目の当たりにしてきたなかで、こんな方程式があるのでは?と考えています。 自分をいかす仕事 = つくる喜び × 叶えたい願い まだまだ仮説検証中ではありますが、11月から、このフレー

        • 「モモ」になれたら、誰かの転機に寄り添うことができる。

          世界で一番有名な聞き上手は、「モモ」だと思う。 この、ミヒャエル・エンデが書いた世界中で愛され続けている物語の主人公がやっていたことは、キャリアカウンセリングやコーチングと近いものだと思うのだ。 **** 物語では、平和な街に突如現れた「時間貯蓄銀行(時間どろぼう)」と称する灰色の男たちによって、大人も子ども”時間”を盗まれて、自分らしく生き生きと過ごすことができなくなり、心から余裕がなくなってしまう。 そんな時間どろぼうに立ち向かったモモができたことというのが、ほか

        【イベントレポ】島だからできる事業がある。私が離島にオフィスをかまえたワケ

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        • 2022年、わたしのトランジション
          15本

        記事

          「どうしたらいいのか分からない」時期を過ごす力

          人間、生きていれば「どうしたらいいのか分からない」状態になる。予想もしない展開に陥ってしまったり、いろんなものに絡め取られてにっちもさっちもいかなくなってしまったり。 僕がそんな状況になったのは大学2年生の頃だ。ストレートで大学に進学し、順風満帆なキャンパスライフを謳歌していた。 しかし、2年生の後期に「絶対に落としてはならない」必修科目の試験を、あろうことか時間割を間違えて受けることができず、留年することになった。 学事センターに泣きつこうが、教授に土下座する勢いで懇

          「どうしたらいいのか分からない」時期を過ごす力

          「終わらせること」から始まるトランジション

          トランジションの正体とは。トランジションはつかみどころがない。 「トランジット(乗り継ぎ)」ならば、切り替えの時期が明確にある感じがする。 退職や転職、独立、転居など節目と呼べるような大きな転機なら、その瞬間が点として存在するので分かりやすい。 しかし、これはトランジション理論を提唱するウィリアム・ブリッジズに言わせると「チェンジ(変化)」であって、その一点を指すことはトランジションではないとされている。 ブリッジズ曰くトランジションとは、古い状態から離れて、新しい状態に

          「終わらせること」から始まるトランジション

          自分をいかす仕事に出会う、私のトランジションプロセス

          グリーンズジョブでは、転職や移住など人生の移り変わり期を”トランジション”と表現しています。今回は、私のトランジションプロセスを一例として挙げてみます。自分が今どこにいて、何から始めれば良いのか、悩む人の一助になれば嬉しいです。 自分をいかして働くための転換期の私なりの過ごし方は、大きく4つのステップで構成されているように思います。 モヤモヤ期 たとえば私自身の話で言えば、社会人はじめの5年間で #ソーシャルデザイン #まちづくり #共創 といったキーワードで語られる領

          自分をいかす仕事に出会う、私のトランジションプロセス

          新しい一歩を踏み出すとき、自分に合うフィールド選びが大切

          2022年2月。 7年以上暮らしていた東京をはなれ、広島県福山市にある「鞆の浦」という港町に家族で移住をした。人口も3300人と、東京と比較すると小さな規模のまち。 僕の本業は、コミュニティマネジメントに関わる活動になる。コミュニティマネージャーやコミュニティアドバイザーという役割を持ち、さまざまなコミュニティと向き合っている。 そのかたわら、フォトグラファーをはじめることにした。 移住をして、はじめての挑戦だ。 ずっと趣味でやっていたカメラ。 「もっと本気でカメラを取

          新しい一歩を踏み出すとき、自分に合うフィールド選びが大切

          転機を急いでのりこえるんじゃなく、味わってみるという発想。

          トランジション、つまり人生の転機・節目について説明するとき、よく空中ブランコのたとえをつかう。 つかんでいた前のブランコから手をはなし、空中に身を投げ出し、次のブランコをつかむ。その作業が、ブリッジズが唱えたトランジションの「終わり」「ニュートラルゾーン」「始まり」の3段階と重なるのだ。 だけど最近、「転機って、ほんとうに空中ブランコか?」と思いはじめた。 転機は、煮え切らない たとえば。 僕は大学生時代に対人不安の症状が出て、コンビニでレジをうつことも、就活もできな

          転機を急いでのりこえるんじゃなく、味わってみるという発想。