見出し画像

ヘアカラーの退色

こんにちは。

小さな町で美容師をやっております、アラフォーのおすぎといいます。

メイクが好きでメイクについてと
自分の人生や生き方、思考を見直すために始めた日記です。

たまに雑談が入ってきますw

それと共に同じような世代、同じような悩みがある方が共感してくれたらナーーーって思いを日記に記しています。


美容室に行ってヘアカラーをされている方がほとんだと思いますが、美容師さんに退色のお話をされたことがるとは思います。

退色とは。。。

髪を染めて、日常の生活(シャンプーしたり、ドライヤーしたり)をすることにより、色が褪せ、明るくなっていくことを言います。

その退色ってなぜするのかについてのお話をしていたいと思います!!

カラー剤は、1剤と2剤に分かれています。

1剤は、アルカリ剤

2剤は、過酸化水素

で出来ています。この2つを混ぜることにより酸素(酸化重合)を発生させます。

キューティクルを開き、髪を膨潤させ、メラニン色素を漂白し、染料を浸透させます。

これがヘアカラーというものです!!


日本人の地毛の髪の明るさは、だいたい4~5レベルぐらい。

少し明るい目の地毛の人は、5~6レベルぐらいです。

数字が大きくなるほど明るくなります。(明度)

例えば、地毛が5レベルの人が9レベルの明るさの緑に染めたいとします。

では、9レベルの緑という薬を使って、髪を染めます!!

そうすると、まずメラニンの漂白(リフトする、明るくする)ことをします。

9レベルまで明るくするのではなく、11レベルまで明るくするのです!!

そして、緑という色を入れます(染料の発色)

この緑を入れることにより2レベル下げるのです!!

そして9レベルの緑というヘアカラーが仕上がるのです。

画像1

こんな感じ!!笑

その時の仕上がりは9レベルなのですが。。。

毎日の生活を過ごしていくと、、、、

1か月後、2か月後と明るくなっていきます。(退色)

だいたい2か月後には、2レベルぐらい明るくなっています。

そうそう!!!

これです!これ!!

染めるときに11レベルまで明るくしてから緑を入れるというお薬の作用!

毎日の生活をしていくことにより、緑が抜けていき、最初に11レベルまで明るくした状態に戻るのです。

これが退色というものなのです。

退色は髪を染めている方なら必ず起きます。

この退色というものを少しでも和らげるのがカラー用のシャンプーだったり、カラーシャンプー(ピンクやシルバーなど)だったりします。


どうでしょうか??

退色っていうものを少しは分かっていただけたでしょうか??

専門用語を使えないので結構、言葉を選びながら伝えるって、難しいなと思いながらも後輩に教えるいい勉強になりました!

こうやって言語化すると、、、

私は、自分では理解できていても後輩に感覚的に伝えてるなってことが明確になったのでもっと気を付けていかないと、、、

って良い発見もできました!!!

では、またでーーーーす!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?