見出し画像

✴︎City Farming Wife✴︎目指せ、イケてる農家

農家の衣食住シリーズ。
「衣」で締め括りたいと思います。農業の楽しみ方の1要素として読んで頂ければ!

ファッションへのこだわり

何にでもこだわり強め、好きになったらとことん追求するタイプの我が夫ですが、ファッションも然りです。出会った頃は前職システムエンジニアをしていたので、スーツでビシッと決めてました。シャツのワンポイントとか、色合わせとか、要所要所にオシャレポイントが散りばめられていたような。懐かしいです(笑)雑誌から飛び出したようなオシャレさんではないですが、夫婦共々洋服は大好きで、たまのお出掛けではウィンドウショッピングしながら都内の街をひたすら歩いて回ったりしています。好きなテイストは違うものの、出掛ける時は服から靴までお互いにコメントしながらコーディネートを決めたり。そんな感じでおしゃれを楽しむ私たちです。では畑では…?

ファーマーズファッション

まず嫁の私は休日のたまにしか畑に行きませんので、畑用の服は持っていないのですが…唯一のおしゃれ畑アイテムとしてはHUNTERの長靴ですかね?これにデニムやレギンスをインしたり、スカートでも麦わらやキャップを被れば、結構おしゃれな畑コーデ?たまに訪問するお遊びレベルの私はこんなもんです。

夫はというと、普段はチェックのシャツにデニムが多いかな?すぐに汚れてしまうのでファストファッションやワークマンばかりですが、アメリカの農家っぽい雰囲気が出て可愛らしいです。そういえば、今年の夏はモーターで内部に送風される上着も追加しました。よく工事現場で職人さんが着てるあれです。これはファッションより機能重視ですがトラクターに乗ってる時なんかに良いそうです。

そして、見学のお客様や取材がある時、ここぞとばこりに登場するのがPatagonia!なんと農作業用のワークウェアを販売されています。素材や着心地、機能性、そしてデザイン性を兼ね備えたパーフェクトウェア。元々趣味のサーフィンや釣りでもPatagoniaファンだった夫。このベージュのジャケットなんて作りもしっかりしているし、重ね着するとかわいいですよね!

マーケットはおめかしで

週に一度の青山ファーマーズマーケット。
日本で1番おしゃれと言っても過言ではない街。野菜を買いにきたとは思えないお洒落なご近所マダム、お出掛けついでに立ち寄るモデルのようなお姉さん達、男性もシンプルなのに洗練されたセンスの光る方が多く、野菜売りながら最先端ファッションのお勉強にもなる1日。
暑さ寒さ対策をしつつ、私たちもちょっとだけ気合を入れます(笑)服装のみならず、野菜のレイアウトにも研究を重ねていて、野菜をいかに美味しそうに、そしてオシャレにに見せるかには気を遣っています。レイアウトがオシャレでも売ってる人がダサダサでは台無し?ということで、ファストファッションを駆使しながらスニーカーにこだわったり、髪型ビシッと固めたり、2人で色味を合わせたり。このエプロンは探しに探してドイツから取り寄せちゃいました。いわば週1のお楽しみの一つという感じです。そこからお客様との会話が膨らんだりするのも嬉しい効果です♪

カッコいい農家は必要?

さて農家がオシャレである必要はあるのでしょうか?勿論仕事の効率を損ねては本末転倒な訳ですが、私はアリと思っています。夫の記事にもありますが、農業人口が減っていく中でも若手の新規就農者が少ないながらに増えている状況下、泥臭いだけのイメージよりは「農業ってイケてるじゃん」という印象から入ってもらった方がいいからです。会社員だって仕事のためだけであれば毎日白シャツに無地のネクタイ、スーツで良いわけですが、そこは仕事に少しの張りを持たせるため、モチベーションの一部として、見栄を張る、個性を出す、モテたい…色んな理由でバリエーションを楽しんでますよね?畑で1人作業する農家にとって、周りの目は会社員ほど気になりませんが、自分が楽しく作業をする上で大事な要素。楽しそうな農家に魅力を感じてくれる人がいれば喜ばしいことです。

洗濯事情

最後に嫁の記事らしく嫁のつぶやき。特に夏、汗と涙?が染み込んだシャツの毎日の洗濯は必須です。洗っても落ちないこと多々ありですが、真っ白く維持することは諦めつつ、洗濯機を回す毎日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?