会社設立vol.5 会社設立登記と登記簿入手

準備が整ったので、指定の法務局に会社設立登記申請書を持って行った。家から60kmくらいあるのですごく不便。郵送でも良いらしいが、不備があればその場で直したいので、仕方なく行くことにした。わざわざ行かなくても済むようにしてほしい。設立登記申請書には所定の金額の収入印紙(今回の場合は60000円)を貼る必要がある。法務局で買えるようだが、滞在時間を短くしたいので近所の郵便局で購入。普段そんな金額出ないらしく、局長にびっくりされた。「金額大きい方が貼るの楽でいいよね」ということで50000円と10000円の収入印紙を購入した。それで申請に持っていった書類は以下の通り。

・合同会社設立登記申請書(収入印紙貼り付け)

・電子定款CD-R(今回電子定款にしたので)

・資本金払込証明書+通帳コピー

・本店所在地及び資本金決定書

・代表社員決定書

・就任承諾書

・代表社員の印鑑登録書

・印鑑届書(会社の印鑑登録)

・別紙(会社情報が記載された紙)

各書類の日付が重要になる。会社設立総会を開催し、代表社員や本店所在地・資本金を決定、役員報酬や給料締日・支払日も決定して議事録を残しておく。資本金の払い込みは総会より後になっている必要がある。

日付の記入が心配な箇所があったので窓口で聞いたが、「あなたがそれをした日付です」とか、国税庁の法人番号はいつ発行されるか聞いたら、「そのうち届きます」くらいのAIと変わらない対応。駐車場の利用証明で担当部署の確認印が必要だが、「そこにあるから自分で押して」それも聞かなければ教えてくれない。そんなにめんどくさそうに仕事しているなら向いてないということなので、希望があれば転職支援をしてあげたい。

登記はすぐに完了するかと思っていたら、登記完了予定日は8日後と書かれた紙を渡された。そんなに時間がかかるのか。登記簿を入手したりするのに印鑑カードを作らなければならないので、登記完了後もう一度法務局に行く必要がある。本当に手間がかかる。

国税庁の法人番号確認サイトで7日後に自社が掲載されているか確認したらあったので、登記は完了していると踏んで、1日早く法務局に行ってみた。電話確認した方が確実だけど、まためんどくさそうに対応されると思ってやめておいた。

印鑑カード発行申請書を持って窓口に。前回と別の担当者だったが、本人確認書類が必要かどうかわからないらしい。しっかりしてね。結局免許証などが必要ということで、もちろん持っていたのでコピーをとってもらう。印鑑カード発行に必要なものは下記の通り。

・印鑑カード発行申請書

・本人確認書類(免許証など)

10分くらいで印鑑カードは発行されて、証明書類発行方法を書いた紙を渡される。詳しい説明はない。登記簿と印鑑証明が今後の手続きで必要なので発行機に並ぶ。1台しかないのでタイミングが悪いと結構待つ。操作は難しくないが、その後がまたわからない。発行窓口に券を持って行ったら、印紙を売っている窓口に行けと言われた。そこで券を出すと手数料分の印紙を買うことになる。その後、番号で呼ばれるというのだが、番号の桁数がやたら多い。こんなの覚えられるか、と思っていたら下3桁で呼び出しがされた。「下3桁で呼びます」って説明が欲しい。呼ばれて発行窓口に行くと申請書を渡され、その場で先ほど購入した印紙を貼るように指示され、各種証明書をもらえる。このアナログなシステムはデジタル庁がなんとかしてくれるのかな。ここの窓口は外部委託しているようだが、こちらも親切な雰囲気はまるでなし。法務局全体の組織文化なのかと感じてしまう。今回は以下の書類を取得した。

・履歴事項全部証明書(登記簿謄本)・・・3部

・印鑑証明書・・・2部

今後は最寄りの法務局で証明書は取得できるので一安心。オンラインで取得もできるらしいが、今時、利用環境がIE 11となっている。Windows持っていないし、IEなんてありえない。デジタル庁、本当に頑張ってくれ。

<登記・供託オンライン申請システム>

https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/index.html



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