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中学生でも理解できるシリーズ!株式会社編

なんとなくしか分からないことを、中学生にも分かるようにまとめちゃうシリーズ。

今回は『株式会社』について。

これがあればお子さんにも、分かりやすく教えてあげられるはず!


①株式会社とは?


株式会社は、簡単に言うと「お金を集めて事業を行うための組織」です。

個人でお店を開くのと違って、たくさんの人からお金を集め、それを使って大きな事業を行います。

:お金を出してくれた人たちに渡す『証(しょう)』。これを持っている人を『株主(かぶぬし)』と言います。

会社:事業を行うための組織。

株式会社は、『株』を発行してお金を集め、そのお金でビジネスをします。


②株主って?


株主とは、株式会社にお金を出してくれた人のことです。

お金を出すと、その会社の『株』がもらえ、『株主』になることができます。
株主には次のような権利があります。

利益をもらう権利:会社が儲かったら、その利益の一部を『配当金(はいとうきん)』としてもらうことができます。

会社の方針に参加する権利:株主は『株主総会(かぶぬしそうかい)』という会議で会社の重要な決定に参加できます。

株主は会社のオーナーの一部というわけです。


③社長と株主の関係


会社のトップに立つのが『社長(しゃちょう)』です。

社長は会社の経営を任されている人ですが、会社全体のオーナーではありません。

オーナーは株主です。
社長は、株主から会社の経営を任されているという立場になります。

社長は、株主総会で選ばれることが多く、会社をうまく運営することで株主に利益をもたらすことが求められます。


④株式会社の資金集め


株式会社は、事業を始めたり拡大したりするために、多くのお金が必要です。

そのお金を集める方法の一つが『株式(かぶしき)』を発行することです。

株式を買った人は、会社の一部を持つことになり、その見返りとして利益をもらうことができます。

また、会社は銀行からお金を借りることもありますが、株式を発行して資金を集めると、返済する必要がないというメリットがあります。


⑤株式会社のメリット・デメリット


メリット

大きなお金を集められる:多くの人からお金を集めて、大きな事業を行うことができます。

責任が限定される:株主は出したお金以上の損をすることはありません。会社が借金をしても、株主個人には返済の責任がないのです。

デメリット

利益の分配が必要:会社が儲かった場合、その利益を株主に分配しなければなりません。

経営が複雑:株主の意見を聞いたり、株主総会を開いたりする必要があります。


⑥株価と株式市場


会社の株は、『証券取引所(しょうけんとりひきじょ)』という場所で売買されています。

ここでの株の値段を『株価(かぶか)』と言います。

株価は会社の業績や将来の見込みなどで変わります。

株価が上がる:会社が儲かりそうだと、多くの人がその株を買いたがり、値段が上がります。

株価が下がる:会社の業績が悪いと、その株を持っていたくないと思う人が増え、値段が下がります。

株価は、会社の評価を表す指標の一つです。




まとめ


株式会社は、たくさんの人からお金を集めて、お金を出してくれた人に利益を分け与えながら、一緒に成長していく事業のことです。

株式会社の仕組みを理解することで、社会や経済の動きをより深く知ることができますので、もし興味があれば、さらに詳しく調べてみましょう!

これで株式会社の基本的な仕組みが理解できたでしょうか?

この内容が、皆さんが社会や経済について興味を持つきっかけになれば嬉しいです。


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