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大分回顧:志高ユートピア

県道11号、いわゆるやまなみハイウエイを別府から阿蘇方面に向かう途中、志高湖に向かう県道の道すがらに、志高ユートピアという遊戯施設があった(2003年に休園)。

この志高ユートピアには様々なアトラクションがあったが、それに関していくつか思い出がある。

まずはロープウエイだ。

別府市のふもとにあるケーブルラクテンチの山手に始発駅があり、そこから志高湖に行けるしくみだ。

ゴンドラとは別に一人乗りリフトがあって、一度だけこれに乗ったことがある(確か小学校低学年のとき)が、高所恐怖症の僕は、ワイヤーにつながる鉄の棒にしがみつき、谷底をのぞき込む余裕はまるで無かった。


それから巨大迷路(「ランズボローメイズ」の名称)もあった。

ここには社会人になってから、当時つきあっていた女性と来たのだが、2時間近くかかってようやく脱出した。

焦りから汗だくになったことを覚えている。

その日だったか、施設内の運動広場では大分県酒販協同組合連合会主催の運動会が行われていた。

パン食い競争のパンを酒に置き換えるように、多くの種目において酒を飲ませる趣向だったようで、下戸の僕からすれば鬼の所業にしか見えない。

参加者は無事帰宅できたのだろうか、いささか心配にはなったが。

休園後、更地となり、いまはメガソーラーが設置されている。

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