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韓国人と働くということ(パリパリ韓国文化)

私が韓流系芸能事務所で働いていることは何度もお伝えしていますが、韓流系となるとやはり韓国人スタッフ(職員)と関わることが多いです。
そこで、今回は韓国文化と共に「韓国人と働くこと」に焦点を当てた記事を書いていきたいと思います。

こういうことを書くと差別だとか言われる場合もあるかもしれませんが、私が韓国人と働いて感じたことを素直に書きたいので、決して差別ではないということをお伝えしておきます。

前回の記事で、私はHSPだという記事をアップしました。
まだ読んでいない方は こちら から。

韓国好きの方なら一度は耳にしたことのある言葉빨리빨리(パリパリ/早く早く)”
そう、韓国人はパリパリが大好きで、何事においてもとにかく早ければ早いほどいい!という文化です。

例えば、1つのプロジェクトを早く完成させたがるあまり、こっちは詳細や事前情報も知らされないまま進めなければいけない、なんてことは日常茶飯事。
早く完成に近づけたいという気持ちはいいことですが、詳細が分からないとこっちもやりようがない。
だから結局その都度聞きながら進めるしかないのですが、正直効率悪くない?と思ってしまいます...

・日本人的思考
ちゃんと準備してから始めよう(時間はかかる)→問題なく完成

・韓国人的思考
準備なんかしなくていいからとりあえず早く始めよう→問題発生/解決→完成
または
準備なんかしなくていいからとりあえず早く始めよう→完成→問題発生/解決

これ、韓国人と働いたことのある方なら分かっていただけるんじゃないでしょうか...?
(韓国に限らず日本以外の国ではこういう思考結構多い気もしますが)
結果的にどっちも完成するんだからいいじゃん!と思える方は、日本よりも海外に出た方が楽しく仕事・生活できるかもしれません(笑)

HSPの私にとっては、細かい情報を事前に頭に入れておきたいし、そうじゃないとパニックになってしまうこともあるんです。
変更点が多く、ホウレンソウ(報連相)もあまりしない韓国ビジネス。
臨機応変が苦手な私には正直キツイです。

でも悪いことばかりじゃないんです。
韓国人と働いていると、日本社会にはない温かさ(情)を感じることがあります。

韓国語には「家族」という言葉が2つあって、

一つは
가족(カジョッ):血縁的に近い関係の人たち
※가족を漢字にすると「家族」

もう一つは
식구(シック):血縁関係がなくても、寝食を共にしたり、血縁関係があるかのように大切に思っている人たち
※식구を漢字にすると「食口」

という意味です。

よく、うちの社長や韓国人スタッフが「俺たち(私たち)は家族」と言ってくれて、お節介過ぎるほど良くしてくれるんです。
日本でこんなこと言ってくれる会社、なかなかないですよね...

韓国の企業で働きたい、韓国人と働きたい、と思っている日本人って多いじゃないですか。
夢を壊すわけではないですが、自分は消極的だな、と思う方にはあまりお勧めしません。
ある意味「言った者勝ち」の世界なので、自分の意見がちゃんと言える人や、行き当たりばったりが好きな人は向いていると思います。
韓国系のお仕事を希望している就活生の皆さん、転職活動中の皆さん、頑張ってください。

最後に、この記事で皆さんにお伝えしたことは、もちろん全ての韓国人に当てはまるわけではないです。
日本人と比べるとそういう人が多いよ、というお話でした。

さっちゃん

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