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ぐらわん道場(ドミニオン道場)第1回を振り返ります

2021年11月から「ぐらわん道場」というドミニオン練習会を実施し、youtubeにて配信しています。11月分の配信が終わりましたので、第1回から順番にサプライを振り返ってみたいと思います。

そもそも、ぐらわん道場って何?

レート55を目指す人をお迎えして、私が指導対局をするというコンセプトです。(結構、負けてるじゃんというツッコミはスルーします)
自分は色んな方に教えていただいてレート60になったので、今回は教える側になって恩返しをしたいなぁなどと考えて始めました。道場生や視聴者コメントから学ばせてもらうことも多いので、相変わらず教えてもらっている部分も多いですね。

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第1回目の振り返り

第1回目は池田りるはさんをお迎えしました。実際の配信の模様はこちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=k4xixaIpY4A

第1試合目

第1試合目はこんなサプライでした。

1試合目(騎士見習い)

このサプライは下記がポイントかなと思います。

①サプライチェック
 ドローあり
 +アクションあり(チャンピオン)
 廃棄あり(ただし5コスト以上)
 +購入あり(出しにくい)

②アクション権確保、アタック対策
打ちたいアクションが多い&アタックカードでの呪い撒きが嫌なので、早めにチャンピオンを張りたい

③騎士見習い枚数
相手のウォリアーアタックで自分のウォリアーが廃棄されることがあるので、騎士見習いは2枚体制。3枚以上あってもいい。
2枚とも生き残った場合は、チャンピオンとウォリアーにするのがよさそう。このサプライだとヒーローにしてハーレムを取るのもアリかもしれない(ただ基本的にはヒーローよりウォリアーの方が強いことが多いと思います)

④廃棄手段
3~4コストで手に入る廃棄手段がない。身代わりで屋敷を廃棄しても銀貨くらいしかとるものがなく5コストかけた割にあまり強くない。
拡張は仕事しそう。屋敷→5コストカードも強いし、フィニッシャーとして5コストカードを属州にできるのも強い。

⑤建て直し
対戦時には自分は見えてなかったのですが、建て直し強そうですね。
屋敷が廃棄しにくいサプライなので、屋敷を活用して勝利点行動できるのは強いですし、フィニッシャーとして属州を枯らす動きも強いです。

実戦は池田りるはさんの勝利。
私のウォリアーが廃棄されたりして苦しい展開だったのもありますが、池田りるはさんの建て直しでのゲームクロージングの動きが良かったですね。
初戦からいきなり負けちゃってるけど、この企画大丈夫?
大丈夫だ問題ない。


2試合目


気を取り直して2試合目。サプライはこんな感じです。カワウソ(ラッコ?)の習性と下水道があります。

2試合目(見張り、下水道)

このサプライは下記がポイントかなと思います。

①サプライチェック
・横向きカードあり(下水道、カワウソ)
・ドローあり
・+アクションあり(ただし雪深い村なので要注意)
・強廃棄あり
・獲得あり(増築)
・+購入あり、

②ゲーム構想
ドロー、アクション、廃棄、購入と揃っているので、引き切りを目指す。
金量は大市場で出す。大市場を取り負けないようにしたい。

③見張り
このサプライは見張りが活躍しそう。カード単体としても3コスト帯の廃棄カードとしては優秀(回転力が高く連打しやすい)だが、後半邪魔になることが多い。
しかし、今回はカワウソの習性があるため、後半は2ドローカードとして使えるので後半も活躍できます。また下水道と組み合わせることで2枚廃棄ができるので一気に廃棄を進めることもできます。
それに加えて、見張りを使ったターンは金量が出にくいのですが、今回は2コストのアクションカードがあるので、廃棄しつつコンボパーツ集めもできるので見張りを入れやすいサプライだと思います。

④錬金術師
カードパワー自体は強いのですが、獲得するためにポーションを買わないといけないのがデメリットです。
今回は他のアクションカードが強く、錬金術師を入れなくても引き切りデッキが組めます。また、ポーションを買う手数をかけることで大市場へのタッチが遅れてしまうので、錬金術師は入れない方が良いかなと思います。
引き切りが安定しないサプライや他のドロー手段が弱い場合は、錬金術師を入れた方が良いと思います。途中でポーション2枚目を入れて錬金術師トップ乗せを安定させるテクニックもありますね。

2試合目は私の勝ち。大市場は8-2で取り分ける形となりました。

ぐらわん道場を通して、習性が勝敗を分けていることが多い印象がありますね。言われないと気づきにくい活用方法とかもあるので、ぐらわん道場を通してお伝えしていければなぁと思っています。

ということで、第1回はここまで。多分、午後に第2回目を書きます。

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