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美術館便り-山種美術館編-

こんにちは。グラニフのライセンスDiv.兼 YouTuberのはないです。

今日は山種美術館のご紹介です。
渋谷からバスに乗って数分、落ち着いた住宅街のような街並みの中に、きれいなガラス張りの建物が見えてきます。
1階のカフェでは、和菓子を食べながら談笑する方々。そして地下の展示室には、真剣な眼差しで日本画を鑑賞する方々。私が受けた印象は、今まで知らなかった大人の秘密基地を見つけてしまった気分でした。

私は日本画を観る時、なぜかいつも息が止まってしまいます。非常に繊細な筆の運びと、そのモノ(和紙、屏風、掛け軸など)自体が100 年前後の時を超えてそこに存在する、というコトに、とってもドキドキしてしまいます。皆さんはどのように日本画をご覧になりますか?

今回は、山種美術館の館長である山﨑様に、日本画の魅力と山種美術館のご紹介をしていただきます。

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山種美術館と竹内栖鳳《班猫》

山種美術館 館長の山﨑です。当館は私の祖父・種二が創設し、父・富治が2代目館長、そして私で3代目となります。

当館は私の祖父・山﨑種二が個人で集めたコレクションをもとに、1966(昭和41)年7月、日本初の日本画専門の美術館として日本橋兜町に開館しました。美術館の名前は創設者の「山﨑種二」の名前から「山﨑」の「山」、「種二」の「種」をとって「山種美術館」となりました。
その後2009年に渋谷区広尾に移転し、今日まで多くのお客様をお迎えしています。

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当館は明治から現在までの近代・現代日本画を中心に約1800余点の作品を収蔵しています。収蔵品は近代日本画を語るうえでかかせない、横山大観、川合玉堂、上村松園などの作品をはじめ、6点の重要文化財も含まれます。

今回グラニフでTシャツになった作品、竹内栖鳳の《班猫》は重要文化財にも指定され、当館の所蔵品のなかでもとても人気の高い作品です。
日本画家・竹内栖鳳は、その生涯で数多くの動物を描き、卓越した描写力により動物画の名手として評価されました。「動物を描かせたらそのにおいまでも描く」と称された栖鳳。《班猫》は画家の代表作であるとともに、近代日本画における動物画の傑作として知られています。

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この絵のモデルとなった猫は、旅で訪れた沼津の八百屋の猫です。偶然出会った猫に魅せられた栖鳳は、自筆の絵1枚と交換して猫を譲り受け、京都に連れ帰ります。自宅で猫を遊ばせながら、丹念に観察、写生してこの作品を完成させました。毛の一本一本を描くことで表現された柔らかな毛並みは、思わず触ってみたくなってしまうほど。また、群青や緑青、金泥を使って描いたエメラルドグリーンの瞳も印象的です。

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《班猫》を知っている方はもちろん、猫好きな方にはぜひお勧めしたいTシャツです。
こちらのTシャツをきっかけに、《班猫》とそれを描いた竹内栖鳳という日本画家、そして日本画に関心をもっていただけると嬉しいです。


さて、現在当館では、「特別展 東山魁夷と四季の日本画」を開催しています。
東山魁夷(ひがしやま かいい)は、日本や世界各地の風景を詩情豊かに描き出し、昭和の国民的画家と謳われた日本画家です。

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この展覧会では、魁夷の芸術を構成する要素のうち「四季」と「風景」をテーマに、魁夷を中心に近代・現代の画家たちが描いた作品を展示しています。
魁夷をはじめとする名だたる画家たちが描いた日本の四季をぜひ美術館でご覧ください。
▷▷山種美術館 HP

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竹内栖鳳は「動物を描かせたらそのにおいまでも描く」とのことですが、本当に、猫の匂いや鳴き声まで聴こえてきそうな作品ですね。日本画はあまり観たことがないな、という方にとっても、好きな動物や興味のあるものが描かれた作品を入り口に、日本画の世界をもっと知ってもらえるような、そんなきっかけになれば嬉しいです。

ちなみに、山種美術館の「Cafe 椿」で出されている和菓子がとっても美しくて、うっとりしてしまうくらい可憐なので、そこから興味を持っていただくのも良いと思います。ぜひ、ウェブサイトで見てみてください。これもまた、食べる時には息が止まっちゃいそうな繊細さです。

そして、もちろん山種美術館もグラニフパスポートTシャツに参加してくれております。パスポートTシャツを着て行くと、入場料金から100円割引となります!グラニフのTシャツを着て、大人の秘密基地へぜひ足を運んでみてください。

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竹内栖鳳《班猫》【重要文化財】1924年

竹内栖鳳が描いた細かい毛並みを精一杯Tシャツで再現してみました。作品の温かい色味が白いTシャツにマッチして、ジーパンやスカートなど、どんなアイテムにも合わせやすいです。重要文化財をサラリと着こなす、なんて、粋ですよね。(はない)

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Design Tshirts Store graniph 世界中のアートやアーティストをつなぎ、キャンバスにみたてたTシャツやアパレルアイテムにデザインを施しているブランドです。https://www.graniph.com

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コメント (3)
渋谷から近いところで、こんな美術が見れるんですね。行きたい。(大阪からです^^)
Tasha様
コメントありがとうございます!
美術館便りではこれからもたくさん美術館のご紹介をさせていただこうと思っております!大阪も素敵な美術館たくさんありますよね。
ぜひこちらもご覧ください ↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=FoxtD87we1c&t=7s

これからもよろしくお願いいたします。
5月からずっと斑猫の展覧会を二人で楽しみにしていて、でもコロナで伸びて伸びて伸びて…結果的に大切な人と行けなくなってしまって、悲しいです。
やってる間にひとりで訪れたいと思います
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