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【MBTI解説シリーズ】ISTPはロロノア・ゾロ

ずっとやりたいと思っていた、
タイプ別の解説シリーズ。

まずは、私のゾーン「ISTP」から解説していきます。

まずはイメージを掴むために、
ISTPのキャラクターをご紹介します。
※こちらは諸説ありますので、ご参考程度にお願いします。

ロロノア・ゾロ(ワンピース)
鷹の目のミホーク(ワンピース)
狡噛慎也(PSYCHO-PASS)
坂田銀時(銀魂)
沖田総悟(銀魂)
五条悟(呪術廻戦)
鋼鐵塚蛍(鬼滅の刃)
猫猫(薬屋のひとりごと)

こんな感じでしょうか。
私が見た感じ、ISTPの特徴が良く出ているなと
判断したキャラクターを持ってきました。

ISTPの機能
①  Ti
②  Se
③  Ni
④  Fe

では、ISTPの説明をします。

戦場を駆け巡る傭兵部隊を想像してください。
そこに所属する凄腕の戦闘要員。
スナイパーもできる。
近接戦もできる。
爆弾処理もお手のもの。
鬼気迫る状況にも、冷静沈着に対処し、
ヘラヘラと笑ったり、皮肉を言う余裕まであります。

慌てふためくメンバー尻目に、
どうしたらこの状況を切り抜けられるか、瞬時に戦略を練ります。
そう、この凄腕戦闘員はめちゃくちゃ頭がいいのです。

そして、仲間に指示をだし、
本人はさっさとその場からいなくなって、単独行動。
だって、1人でやった方が早いのです。
なぜなら、自分は最強で、この仕事をやり抜ける力があると自覚しているから。

ここまでたどり着くのに、たくさんの修羅場を潜ってきました。
そこで積み上げてきた戦果。
経験した別れ、悲しみ。
誇りを失った悔しさ、
誰かを守れなかった後悔を胸に、
誰よりも自分に厳しく、そしてストイックに
自分を鍛え上げてきたのです。

だから、この状況で自分が脱落するわけがないと、直感的な確信があります。

やっぱり、自分はチーム所属は向いてないな。
1人でいるのがあってる。
と思ったりもしますが、

義理人情に熱い性格のため、
ここまで一緒に戦ってきた仲間に対しては、
とても深い思い入れを持っています。

でも、その思い入れは、
顔には出しませんし、仲間に表現もしません。

仲間に感謝されるたりすると、
別に、お前のためじゃねぇよ…うるせぇ…
とかツンデレてしまいます。
口も悪い。言い方も悪い。
でも、ほんとは仲間のためにやったことです。
自分の気持ちには素直になれませんが、
心の中では、すごく大切に思っています。

だから、仲間が負傷すると、
真っ先に駆けつけて、助けようとします。

仲間を失えば、誰よりもショックを受け、
1人引きこもって、誰にも見られないところで涙を流すのです。

それがISTPです。


先にあげたキャラクターは、
ISTPの特徴がよく出ているな〜と思っています。

ISTPには大まかに分けて二つのタイプがいます。
①冷静沈着で淡々としている、口数少ない眼光鋭い系のタイプ
②皮肉屋で飄々としている、掴みどころがないツンデレ系のタイプ

共通する特徴は、
作中屈指の最強&変人キャラとして登場する
というところです。

この最強ムーブはどこからきているのかと言うと、
主機能の Ti と
その主機能を補佐する第3番目 Ni
からです。

1番目と3番目の機能は、
価値観に色濃く反映されますので、
・Ti のスキルを鍛え続ける(終わりはない)

・Ni の完璧主義で失敗を許さないストイックさ
が合わさった結果、

ISTPは自分の技術力、戦闘力に対して、
強烈なまでなストイックを発揮します。

そもそも器用で優秀なゾーンなので、
大体のことはちょっと齧ればできてしまいます。

だからこそ、できないことがあるというのは、ISTPにとって最大の屈辱です。
全部自分1人で完璧にできるようになりたい、
それが自立をして生きていくことだ!
と思っていますから、
できるようになるまで、めちゃくちゃに努力します。

その努力は決して人には見せません。
自分が思い描く完璧なレベルを達成できるまでは、
人に見せるなんてことは恥ずかしくてできないのです。

だから、
誰も見ていないところで、努力し続けます。

もういいんじゃない?その辺で
と言われても、自分が納得できなければ、永遠とやり続けます。
それが究極と呼ばれる領域にたどり着くまで。

一番わかりやすい例で挙げると、
ワンピースの「ロロノア・ゾロ」ですね。

深夜にこっそり
もしくは、仲間が見ていないところで、
めちゃくちゃ筋トレをします。

なんのため?
仲間のため、そして、自分のためです。

強くなる。
鉄も切れるくらいに、俺は強くならなければ。

そう、最強を目指していました。
誰にも負けない強くて完璧な自分になりたかったのです。
Ti とNi がそうさせるのです。

人のことも簡単には信用しません。
ロビンの時も、すぐに打ち解けたルフィやウソップと違って、
ずーっと疑っていました。

これも、Ti の疑ってかかるという特徴です。

積み上げたものを大切にするTi は、
どれだけ時間や苦楽を共に過ごしてきたか
をとても重視しています。
その機会が多ければ多いほど、心を開くのです。
だから、信用するまでには、かなりの時間がかかります。

ミホークに負けた時は、泣きましたね。
負けた自分が許せなかったんです。
弱い自分じゃルフィの横に立てない。
強くならねば。
もう、2度と負けないくらい。
あの最強と呼ばれる、鷹の目に勝つまでは、
俺は絶対に負けない。

そう自分に、そして仲間に誓いました。

自分の信念です。Tiです。
自分に課した誇り高き契約です。
やると決めたからには、絶対にやり遂げます。

ウソップが抜けた時も、
ただ1人、最後まで許しませんでした。

誰1人こっちから迎えにいくことは、おれが許さん。
おれァ、あいつから頭下げてくるまで認めねェぞ!!

ウソップにケジメをつけさせるためです。
自分のわがままで抜けておいて、
謝罪もせず、戻ろうなんて、
そんな中途半端なことは許しません。

一味を抜けるっていうのは、そんなに簡単な事なのか!?

そうです、簡単な事であっては困ります。
皆、覚悟を持って、命をかけて、この船に乗っているのです。
抜けたのだってお前の意思だろ。
戻りたいなら頭を下げろ。当然だ!

この「筋を通せ」というのが、誇り高きTi の発想です。

ね?
めっちゃ厳しいでしょ?(笑)

そうなんです、めっちゃくちゃ厳しいです。
自分にも、他人にも。

Ti が2番以降にあるゾーンには、
ちょっと理解できないくらいのストイックさかもしれません。

でも、そのストイックさを貫くこと。
簡単には許さない事。
手を抜かない事。
いつも自分の誇りに忠実である事。
義理を守る事。
恩義を忘れない事。
信念を貫き通す事。

それが、ISTPの誇りなのです。

他のキャラクターについても語りたいなと思ってます。
特に、鋼鐵塚さんと五条先生です。
彼らの行動には、ISTP的な視点で、
色々と思うところがあるんです。

機会があれば書きたいです。


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