Spotify Weekly Music 9/2 〜 9/8/2020
グラフランツのデザイナーの一人である
ダニエルランツによる、いま最もお気に入りの
一曲をご紹介するプレイリスト『Spotify Weekly Music』
プレイリストはこちら
※ご注意※
こちらのプレイリストは毎週更新されます。
毎週更新されるこちらのプレイリストですが、
今週の一曲はこちら。
1,Little Darlin' / Benjamin Biolay
Benjamin Biolay(バンジャマン・ビオレ)は
フランス出身のシンガーであり作曲家、プロデューサー。
2003年に発表されたアルバム『Négatif』からの一曲。
アンビエントなメロディとフランス語の独特の語感が
特にマッチして心地よいサウンドを響かせてくれます。
彼の音楽との出会いは、クラシックから始まります。
幼少期からバイオリンやチューバを勉強したのち、
15歳でリヨン国立高等音楽院に留学。
その後もギターやピアノなど様々な楽器も始めるようになり、
ミュージシャンとして生計を立てていくようになりました。
しかしミュージシャンとしては
大きな成功を収めることができずに、
時間だけが過ぎていくことなります。
ケレン・アンとの出会い / プロデュース曲の大ヒット
ケレン・アン
出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000075161&p=1
彼の転機は1999年に訪れます。
それは恋人となるケレン・アンとの
出会いでした。
彼女のデビューアルバム
『La Biographie de Luka Philipsen』を
プロデュース。
これが大きな反響を
呼ぶことになります。
さらにはケレン・アンと共にアンリ・サルヴァドールの
アルバム制作に参加。
アンリ・サルヴァドール
出典:https://www.amazon.co.jp/Chambre-Avec-Vue-Henri-Salvador/dp/B00004YMVG
2人が作曲した「Jardin d'hiver」
は、100万枚近く売れる大ヒット曲となりました。
バンジャマン・ビオレはその後も
他のアーティスト、特に実妹である
コラリー・クレマン(Coralie Clément)のために
仕事を続け、彼女の初のソロアルバム
「Salle des pas-perdus」を作曲します。
このアルバムは批評家の間で大きな評価を獲得。
その後も数々の名だたるアーティストとの共演も果たしました。
人生は思い通りにはいかないもの
ケレン・アンとは破局。
彼の夢であった、ミュージシャンとして
大成するという夢も叶わなかったものの、
(現在の活動をみるとに叶ったと
言えなくもありませんが。)
フランスの音楽界を代表する
音楽プロデューサーとなります。
人生というのは思い通りにはいかないもの。
しかし、人生というのは人との出会いに
多いに影響を受け、他者を受け入れ、多様を認めた方が
新しい才能に気づかせられるのではないかと。
より豊かな人生になるのではないかと思えます。
まだあなたの気づいていない、まだ見えていない
あなた自身の多様な側面がきっとたくさんあります。
ぜひ偏った見方は捨て去り、
目を瞑らずにあなたの才能を
開放してください。
大いに発現することを楽しみにしています。
・
・
・
この曲が気に入っていただけたらぜひ
プレイリストのフォローを忘れずに。
毎週更新される一曲をお楽しみください。
プレイリストはこちら
さて、グラフランツのSpotifyアカウントでは
デイナーの一人であるDaniel Lantz(ダニエルランツ)が
セレクトした彼の最近のお気に入りの14曲を集めた
『Daniel's favorite songs』のプレイリストも公開しています。
プレイリストごとにフォローすることも
可能ですのでぜひチェックしてみてください。
全曲こちらのnoteで解説しておりますのでぜひチェックを。
サポートしていただきますと、レビューやスペシャルノートなどのコンテンツの写真に写る備品が増える、もしくは質の良いものになります。