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日常の景色を、新たな視線で

7月の声を聞くと、一気に

>この記事の読了時間は約2分30秒です。

\【夏】/ が来た!

という、、、、、、なんだろう。。
全細胞が呼応するイメージがありませんか?
例年各地で花火大会が始まる、賑やかな季節ですが
今年は家族と、友達と、輪になって手持ち花火はいかがでしょう。
空に大きく花開く打ち上げ花火は、もちろん華やかですが
手元で繊細な輝きを見せてくれる線香花火も、また趣があります。

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花火の色は、火薬の中に含まれる金属の種類によって決まっています。
素材の違いによって、見える色が変わるということです。

さまざまな素材が、現代の私たちの生活をあらゆる場面で支えています。
7月から「プラスチック製買物袋の有料化」が始まりましたが
こちらは分類でいうと化学素材といえるでしょうか。

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>ポリ袋とエコバッグ

これまでどこでも当たり前にもらえていたものが、もらえなくなる。
当たり前だったものが当たり前ではなくなることに
不便さを感じるのは仕方が無いことですが、
それが当たり前ではなかった時代があると思うと、
元の姿になっただけなのかもしれません。

人間は一度手にした”便利”はなかなか手放せないものですね。

私たちは多くの素材を、先人の知恵と工夫を活用して
生活の中に組み込んできました。

動物から、
植物から、
大地から…。

ありとあらゆるものが、これまで私たちの生活を支えてきました。

とりわけ動物からいただく素材に関しては
その地域の気候と、人々の暮らしぶりが特徴となって出ます。
モンゴルの「ゲル」に代表される遊牧民のテントは、
フェルトで作られていることが多いのだとか。
テント内の敷物や、絨毯も同様です。

フェルトの特徴である断熱性、保温性、クッション性の高さが
生活様式と合致し、家畜に衣食住の多くを依存する遊牧民の
「住」の部分を保証しているのです。

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グラフランツの多くの製品に使われるフェルトは、
ところ変われば根底から生活を支える「道具」になっています。
素材にはそれぞれ多彩な使われ方があり、ルーツがあるのだと思うと
何かを購入する時の楽しみも増えるかもしれません。

遊牧民の生活を支えていたフェルトが、
ドイツでは国民に愛される飲み物であるビールの露を受け、
そしてグラスに蓋をするコースターになっていったんだなぁ。

そんなことを思いながら、机にグラスの輪染みを残さないため。

はたまた露をふき取るために犠牲になる多くのティッシュたちを救うため。

グラスの下にあなたのお気に入りのコースターを置いて下さると嬉しいです。

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ものが溢れ、大量生産と大量消費がセットだった少し前の社会。

その仕組みがもたらす影響に目を向けるようになり、
社会は変わろうとしています。
ゴミになるものを減らす。ものを大切に使う。
それは即ち、長く使いたい、お気に入りの一点を探すことに
繋がるのではないでしょうか。

選ぶ素材によって、見える未来が変わるということです。

グラフランツでは、全てのプロダクトを自然由来の素材から
一つ一つ丁寧に製作しています。
あなたにとって必要な道具として生活に馴染み、彩りや豊かさをお届けできますように。

皆さまのお気に入りが、見つかることを願っています。




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