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まじめにふまじめするおやつ会 #ちょっとGraffity

Graffityのデザイナー、でなりです!

Graffityでは今もなお、週3回のリモート体制にて仕事のパフォーマンスの許す限りの感染対策を行っております。

今回はその感染対策のなかでも楽しくコミュニケーションをするための「おやつ会」について紹介します!

課題感: 「絞める施策」で雰囲気を悪くしたくない

仕事面においては、「月曜 + 金曜に議論メインの日を設け」「それ以外の日に個人作業に集中」という流れは組織にも浸透しており、夏は外が暑く気温で集中が削がれる話もあったためそれなりに効率的にできています。

しかしコミュニケーション面はどうでしょう。リモートワークで人とのつながりが薄くなっている昨今、仕事中になんとなく「チャット上でいい存在感を出すスキル」などが求められたり、zoomなりslackなりのふとした雑談が実はキモになりがちです。

その一方、Graffityには朝が弱いメンバーがぼちぼち居たり (自分も思いっきりその1人です)、個人の担当領域の広さから時としてタスク過密になりと、「朝会に来られない人が出てくる」「タスクについて建設的に決める議論が始まる」と、仕事上ややプレッシャーをかけざるを得ない瞬間が多々あります。

ソレに対して「朝遅刻しないで!」「タスクこれしっかりスケジュールどおりやってもらっていい!?」と詰めることは、正直ベースでいうとほぼ必須だと思っています。これなしでは、問題を無視することになる。

でもこれらのコミュニケーションはどちらかというと「首を絞める施策」となっています。やればやるほど息がつまり、言った側も言われた側も苦しくなる。チャットで存在感を出したり、雑談をしたりの小さなキモの部分がワークしなくなり、これらの絞める施策だけに頼るのは諸刃の剣ともいえるとおもいます。

そこで僕は「おやつ会」の実施を提案しました。

コンセプト: まじめにふまじめをやる

上記の課題感の対策はかんたんで、「絞めるコミュニケーションが一切発生しないカジュアルな場」があることだと自分は感じます。

「THE 雑談、まじめに考える必要がないふまじめな場所」を作ることによりかならず全メンバーによる「柔らかい自己開示」を促すのが今回紹介するおやつ会のコンセプトになります。

これを実際に行う、運営していくにあたってのコンセプトもまた「まじめにふまじめをやる」でした。

ふまじめな運営について

僕にとってふまじめな運営とは
・めんどくさい手続きは適当〜〜に済ませて
・ネタに走りまくり
・ドヤ顔をする

の三点だと考えました (記事執筆時に言語化したw)。

そこで僕はおやつ会についてSlackで周知したそのThreadに下記の参加者向けのFAQを追記し、まじめにやるのを放棄しました。

Q. バナナはおやつに入りますか?

A. ぼくも20になるまでは入ると思っていました。しかし近年、炭水化物のもつあのエネルギー量は「おやつ」と呼ぶには少々多すぎるのではないかと感じるようになり、現在では「おやつに入らない」と感じています。これは個人の感想ですので、反論が有れば明日教えてください。

A.マジレスするとお持ちいただいて結構です。 

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Q. おやつ買い忘れた

A. 参加いただいて結構です、おやつを食べることは主目的ではないので。ただし、フランクな空気づくりのためにおやつ持参を強く推奨します。

A. 参加いただいて結構です、おやつを食べることは主目的ではないので。ただし、他のメンバーがうまそうにおやつを食べるのを見ることで食欲が爆発するためおやつ持参を強く推奨します。

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Q. 何でこれをやるの?

A. 先週のKPTでPにあがった内容の一つに「チームの結束感が欠けてる」がありました。もちろん、「遅刻は悪と再認知」「オフィス出社の徹底」と、気持ち的には引き締める方向での策もたくさんありますが、これに頼りすぎると、チーム全体の「責める目」が強くなると個人的に考えています。

ヘドアビを構成する一要素に「他者理解」があると思っています。他者理解を促すためには、(ヘラヘラしてるということではないにしろ)自己開示のしやすいフランクな空気づくりが大事です。ぼくが組織にいる以上はそこの温度感はしっかり守っていきたいと個人的に感じており、ここでは「おやつ」というすごく柔らかい道具・時間を使うことで一定のフランクな空気を保証したいと感じています。

A. 家でもだべりながらおやつが食べたいからです。

これは、ふまじめ (どやぁ…)

(ドヤ顔をするほどのクオリティのネタではないのですが) 一応自分なりにネタに走ってみました。そもそもこの会は肩肘を張って「コミュニケーションをしましょう!」と啓蒙するというよりは、「しゃべろうよ、おやつ食べたいし」みたいな温度感を大事にできたらなと感じました。

しかし目的のない行動と見えてしまえば、それはそれでみんなにこの施策の大事さを理解してもらいことは難しいとおもいます。

そこで、僕のおやつ会にかける思いを紹介しながらも思いっきりふざけられるこの「一問二答式FAQ」を作成したというわけです。

実際にやってみた

みんななかなかにふざけてくれました!(めっちゃいい意味)

中にはおやつ会の中で「ゲーム実況を始めたメンバー」が現れたり、おもいっきり僕のネタにノッてくれて、やっぱり悪ノリによる柔らかいコミュニケーションは大事だなと思いました。

僕たちの会社が提唱するバリューの一つに「Head for Ambition」というものがあります。夢を目指してみんなで頑張っていくこのコンセプトの前段議論で最も大事なのは「自己開示によって成り立つメンバー間の相互理解」だと感じます。

相互にいい気持ちの引き締め合いを行うことは非常にチームにとって効果的ですが、その手前にある相互理解を促すため、これからも「いい感じにふまじめ」をやれたらいいなと感じます!

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相互理解を大事にするチーム、Graffityについて

僕たちと「まじめもふまじめもやれる」いい仲間も募集中!


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