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なぜ働く?

著者:中田敦彦さん

学んだこと

・資本主義国に生きる人々が追い立てられてきたこの「てっぺん主義」を、「洗脳」だと思っている。

・「人生は成功しなくてはいけない」なんて、単なる思い込み。

ほかの人よりいい学校、いい仕事、いい地位、いい経済状況を目指す必要はない。

「人よりも良い場所」ではなく、「自分自身のいるべき場所」に身を置こう、ということ。

・スポーツの世界なら、オリンピック選手もいればコーチもいるし、スポーツ用品店のスタッフもいる。

・そのすべての仕事に、存在意義がある。

人間がなぜ働くかというと、暇だから。

・もし一生生活するのに困らないだけのお金があったら、果たしてその人はただ遊んだり、ゴロゴロ寝たりするだけで過ごすだろうか?

・きっと退屈で死にそうになるに違いない。

人は「時間があれば何かしたい」と思う生き物。

・そしてできれば「周囲に役立つことをしたい」と思うもの。

仕事とは、「人に役立つ暇つぶし」。

・そして、暇をつぶすなら不満顔で働くより、リスクを恐れず楽しく働くほうがいいにきまっている。

・それには、人に使われる「やらされ仕事」でないほうがいい。

「お金とやりがい」は、両方選んでいい。

・「お金になるけど、つまらない仕事」「お金にならないけれど、やりがいのある仕事」というフレーズをよく耳にする。

・この二項対立、「性格の悪いイケメンVS性格の良いブサイク」という二項対立とよく似ている。

・これはおかしい。

・だって、「性格の良いイケメン」がいてもいいはずだから。

同じく「お金になる上にやりがいがある仕事」もきっとある。

一生一つの会社に忠誠を誓う必要などない。

「やりたいこと」を求めて今の場所に別れを告げ、新たな出会いを得ていけば、スキルが多様になり、その質もさらに磨かれる。

・楽しい上に、成長にもつながる理想の働き方ができる。

・「そんな風に割り切れるか!」という声も聞こえてくるかもしれない。

・そこにはたぶん、育ててくれた上司や先輩、苦楽を共にした仲間への思いがあることだろう。

・一見、自分のやり方はドライに見えるかもしれないが、実はそうではない。

良い人間関係という「財産」は、出会えたことですでに得られている。

・幸運にも良い出会いを得て、努力して良い関係が育て上げることができたのなら、それは素晴らしい実績。

・その実績があれば十分であり、別れることは決して「損失」にはならないと思う。


今後の行動、考え方の変化

今の自分がおもしろい、楽しいと感じることをする。

・継続することは大切だが、「飽き」がきてイヤだと思うことを無理やり続ける必要はない。

・でも「できないから」という理由ではやめない。そこでやめたらもったいない。

・人や世間の価値観ではなく、自分自身がどうしたいか、どうありたいかを大事にする。

自分の居場所、納得できる場所があればそれでいい。それが幸せ。

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