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記憶を辿る|宮城県気仙沼 日帰りドライブ

実に20年ぶりの訪問、宮城県気仙沼市。
前回の訪問から随分と時が経ってしまいましたが、美しい気仙沼の記憶を辿りに、晴れ空の下Go!with LEVORG の旅です✦

気仙沼市岩井崎|三陸復興国立公園

最初に訪れたのは、気仙沼の名所、岩井崎。

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当時と変わらない透き通る青い海。
岩にぶつかる波しぶき。
春の暖かさを乗せた潮風が、とても優しく、気仙沼が私たちを歓迎しているように感じました。

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龍の松

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岩井崎の先端を目指して歩く中、一番最初に私たちの目に飛び込んできたのが、この「龍の松」。

津波により被害を受けた松の一部が奇跡的に残り、まるで天へと昇っていく龍の姿に見えることから「龍の松」と名づけられ、復興のシンボルとなっているそうです。

潮吹き岩

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海蝕洞の岩孔に波が打ち寄せるたびに潮を吹き上げる「潮吹岩」。
ダイナミックな自然のパワーに魅せられた私たちは、
「潮で錆びるよー!」
と、地元の方に声をかけていただきながらも、濡れても懲りずに、ただひたすらシャッターを切り続けていました。
撮影が終わった頃には、カメラも私たちも潮まみれ....(°▽°)hahaha

夢中になりすぎたと反省しつつ、ゆっくりお散歩。

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潮吹き岩から少し歩くと、美しい海であることがより分かる場所を発見。
そこには、透き通った海水と、波で角が取れたキレイな貝殻や、石たちがいっぱい。

夏を待てずに海水ではしゃぐ子供たちの声に誘われ、
私たちも、思わず水遊び…!!!!

は、しませんでしたが、

以前、岩井崎で家族と過ごした楽しい時間を思い出し、
自然と笑みがこぼれました(*'▽'*)

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岩井崎アクセス

所在地 〒988-0241  宮城県気仙沼市波路上岩井崎 MAP
交通アクセス (1)気仙沼線陸前階上駅から車で5分  (2)東北自動車道一関ICから車で90分
駐車場 有り

海鮮を求めて|気仙沼お魚いちば

気仙沼といえば、そう。

新鮮な地元で取れる海鮮!!
平日にもかかわらず大盛況のお魚いちば。観光客だけではなく、地元の方にも愛されているお店のようです。

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そして、こちらが私たちの注文した「港町丼」。
これぞ、海の宝石箱やー♡と、窓の外の港を眺めながら、
いや、眺める余裕がないほど夢中で食しました。
ホタテの甘味や海老の甘味、臭みのない肉厚なマグロがなんとも美味でした。

気仙沼お魚いちばアクセス

所在地 宮城県気仙沼市港町2-13
営業時間 8:00~18:00
定休日 無休
駐車場 有り

気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)

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お腹もいっぱいになったところで、最終の目的地、気仙沼大島大橋へ。

本土と気仙沼大島を結ぶ橋として、2019年の春に完成した気仙沼大島大橋。
全国でも珍しい大型のアーチ橋で、橋の長さ(アーチ支間長)は297mと東日本では1番とのこと。

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全国でも、3番目の長さを誇るだけあり、その存在感は想像以上。
風光明媚なこの地に、堂々とかかる真っ白な橋は、観る者を皆虜にしてしまう美しさでした。

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本土側、大島側両方に駐車スペースがあり、片側には歩いて渡れる歩道も。
海と大橋を見渡せる小さな展望デッキは、私たちにゆっくりと絶景を堪能させてくれました。

気仙沼大島大橋アクセス

復興祈念公園|祈りの帆(セイル)

帰路に就こうと市街地へ戻る途中、山の上に白い船の帆のような建造物を発見。
私たちはその建造物に目を奪われ、すぐさま予定を変更。道に迷いながらも、見える方へと車を走らせました。

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たどり着くとそこは、震災から10年を迎えた日、2021年3月11日に開園したばかりの「復興祈念公園」。
私たちが見た美しい帆のような建造物は、復興のシンボルとなるモニュメント「祈りの帆(セイル)」でした。

The wind fills the sail with my all prayers.
祈りを込めて帆がいっぱいに風をはらむ

沢山の方々の祈りが込められた祈りの帆の中には、海の方角へいつでも祈りを捧げられるようにと、献花台が設けられていました。

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園内各所には、震災の記憶や教訓を、時代を超えて普遍的に語りついでいけるようにと、伝承のオブジェが複数設置されています。

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20年前と変わらない、美しい海。
綺麗な空気。
そしてあたたかな優しい潮風。

海に祈りを捧げるオブジェの側で、
私たちはそっと祈りを捧げ、気仙沼を後にしました。

復興祈念公園アクセス

所在地 気仙沼市陣山264
駐車場 50台

しばらくの間、胸がいっぱいだった私たち。
高い防波堤の向こうに時折のぞく美しい海に見送られながら、
下道をゆっくりと進み、三陸海岸で一呼吸。

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日が落ちると共に、ゆっくりと海の色が移ろう景色は、とても神秘的で、
静かな波音と潮の香りは、私たちの心を優しく解かしてくれました。

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美しき宮城県の名所。
今日という穏やかな一日に感謝し、私たちは帰路に就きました。

ドライブ後書き

当日は閉館日でしたが、こちらの気仙沼海の市も、お食事処やお土産などを扱っている人気スポットとのこと。

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建物にサメの顔が施された、なんともユニークな外観が気に入ってしまいました!次回はフカヒレを食べに!!

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