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アリストテレスから学んだ「幸せ」とは

僕は大学で経済学やマーケティング学んだのですが、その中で一番影響を受けたのはアリストテレスの幸福論です。(全く学部の勉強と関係ないですw)

アリストテレスの幸福論には「徳論的側面」と「生物学的側面」の2つの側面があります。

「徳論的側面」から見る幸福論

「徳」とは、そのものの持つ「善さ」です。

例えばレーシングカーの「徳」は、「速く走ること」だし、ナイフの「徳」は、「良く切れること」になります。

人間にとっては、知識・知性・思慮などを高める活動が最高の幸せなんだ、と考えられています。

「生物学的側面」から見る幸福論

植物にとって許されている活動は、光合成などの「栄養活動」
そこで、植物にとっての幸福な状態は「栄養活動」に専念している時と考えます。

動物にとって許されている活動は、「栄養活動」と「運動活動」です。

そこで、動物にとっての幸福な状態は「栄養活動」ではなく「運動活動」をしている時と考えます。

では人間は・・?

「栄養活動」? 食べてるときは幸せだけど・・

じゃあ「運動活動」?しんどい運動はしたくないなあ・・

人間にとって幸せな活動、それは「理性的活動」です。

つまり、「頭を使って、一生懸命考えている時」ということです。


この2点から人間だけに許された能力である「知性を深め、一生懸命考えること」を遂行することが幸せということです。

僕がアリストテレスから学んだ「幸福論」

この幸福論って、その存在が持つ固有の能力、得意なことを遂行するということが幸せという考え方になると思うんです。

人それぞれ得意なこととか能力って違いますよね。職業だって違います。

なので人それぞれの幸せの形が違うと思うのです。


例えば医者にとっては医術で人を救うこと。

営業マンにとってはお客さんに最適な提案をして喜んでもらい、売上をあげること。

バスケットボール選手にとっては試合に勝つことや良い成績を残すこと。


なので、僕にとっての幸せはこんな感じかなと。

美味しいお店をブログ記事にしてより多くの方に届けること。ブログを見た方や紹介したお店の方に喜んでもらうこと。燻製醤油をはじめとした事業により、障がいのある方の働き方を改善したり、障がい福祉サービスを利用するにあたっての満足度を向上させる。

他にも飲み会の幹事も得意だし、体力仕事も得意。

僕ができること、得意なことを、固有の能力を実施していくことが幸せ。

若干スピリチュアルな感じもしますが、本当に前向きだし、ハッピーだし、大好きな考え方だと思いませんか?

しんどい仕事でも「幸せだ」と思えれば世界が変わります。






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