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ARI Week4 ARI@LAR戦 感想

 こんにちは、gotuです。試合の感想まとめていきます。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。




McVayに初勝利!!

 今シーズン初の同地区戦はLAR、このLARですが2017年にSean McVayがHCに就任して以来、昨シーズンまでの4年間8試合一度も勝てずにいました。そんな今年フランチャイズQB Staffordが加入し盤石な雰囲気も漂うMcVay HCが率いるLARに37-20で勝てました。アメフトってこういう展開に出来たら勝てるよねっていう展開で進めることが出来ました。勝てたこと自体、その内容ともに満足できる内容でした。
 これでまだまだ気が早いですが、取り敢えず地区内単独1位かつMNFでLVも負けたことで唯一の負けなしチームです。

 ではざっくりトピック上げていきます。

勝負強かった3rd down

 今回のARIの3rd down Efficiencyは8/13の61.5%と、割合はいい方ではあるが特別すごいイメージはないかなと思います。ただ私としては3&ロングシチュエーションで何度か更新できた点がとても印象に残りました。
1つが2Q1:10 3 & 14のシチュエーション。

 今年のMurrayはこの選択が出来るのが本当に強い。Ramesyを手玉にとれちゃう新人Mooreもいい選手。

もう一つ、2Q9:40 3&16のこのプレー。

 今年もMurrayの足は健在です。この両方の選択ができ、それを効果的に使えてるのが素晴らしい。
 他にも3rd downでロングパスTDを決めたり、ロングランを決めたりと場面場面で相手を挫くO#が出来ていました。

ターンオーバーが奪えてる今年のD#

 ここ数年TOがなかなか奪えていなかったARIですが、今年は割と奪えてます。今日の試合も前半戦でTOを効果的に使えて有利に進めることが出来ました。
 Murphyが先週に続き今週もINTを奪い、相手にロングパスにちょっと嫌なイメージをつけました。

 もう一つ、MichelにFF&FRで敵陣深くでTO、こちらをTDに繋げて前半でいい流れを作れました。本当に流れがいい方向いい方向に行くようなプレーが出来ていました。3Q途中で3ポゼッション差をつけた後、一発だけはないように深めに守りだしました。Staffordのハッスルスクランブル連発でゴール前1yd未満まで進まれましたが、スニークを止め、4th downギャンブルも止めた点も素晴らしかった。ぬるっとスニークやランで取られちゃうチームだったのが粘れるようになったなと。まぁ最初の方では割とラン出されてましたし、流石のMcVayO#でロングパスもいくつか通されています。それでもエースWRだったKuppを13ターゲット5キャッチで抑えたのは相手のリズムを崩すうえで効果的だったんだろうなと思います。

やっぱり堅かったRams OLとプレッシャー

 DonaldやRamseyは相変わらずのインパクト、Staffordは以前からの傾向として球が浮き気味なのはなんでかなーとか個人選手へ思うことはちょこちょこありはしたのですが、個人的に気にしてたのがOLユニット。TBDLにもプレッシャーをかけさせなかった羊チームOL、やっぱり堅かった。結局サックは奪えませんでした。まぁ毎度のことなのですが…しかし、以前よりはコンスタントにプレッシャーをかけられていたように思います。Week3のTBとの試合を見た際の私の反応を下記に残します。↓

 これですね、GoffがQBだった時、彼がプレッシャーに対してかなり弱かったので対処法としてランパス散らし、スクリーンを組み合わせる。それに加えてQB位置をちょくちょく動かすプレーを入れてる印象がありました。このラッシュ先を絞らせない処置がじんわり効いている印象があり、いやらしく感じていました。(DLにインパクトがないってのもあるのですがJones含めてラッシャー陣が若干やりづらそうって印象がありました。) 
 それがプレッシャーに強く、対処もしっかりできるStaffordになってその配慮が必須ではなくなった結果、コールの傾向が若干変わったなといった印象でした。その傾向に抱いた印象として、以前よりARID#と相性がよさそうだと淡い期待がありました。(TBほどDLにインパクトがあるかとそうではないと思っていたので、IND戦のようなコールがメインになるんじゃないかなと思ってました。試合展開的にパス主体にさせることが出来た点もいい方向に行ったように思います。) 
 特にデータがあるわけでもない感覚的な印象です。後出しで、適当な自分が持ってだ印象の補強材料にしてますが、なんとなく今回うまくいった要因の一因じゃないかと思ってます。

続いてちょっとした印象に残った部分、

AJ Greenが最近TEに見えてきてる
 
今年移籍してきたAJ Greenさん徐々に活躍機会を増やしてきていてありがたい限りです。なのですが、活躍してるプレーで悉くセパレートは出来てなくフィジカルで奪い取ってる感じでして、もともと体が大きい選手なこともありTEに見えてきてます。キャッチしてくれればなんでもいいんですけども

信頼できるTEがいる喜び
 
理由はよくわかりませんが、今年TEのMaxx Williamsが覚醒しています。今シーズン入ってからいいプレーを連発しています。Murrayのピンポイントなパスに応えてTDを決めたり、珍しく下記のような素晴らしいスクリーンを決めたりといい活躍が続いています。このプレー記憶違いでなければRamsがやってた気がするのですが、ある種意趣返し?

厳しかった審判 
 今回審判したのは日本のNFLファンに人気なマッチョ審判Ed Hochuli、の息子のShawn Hochuliが主審でした。単なる恨み節なのですが、なんかこの親子が主審を務める試合は厳しすぎん?って思う反則が多いです…今回も下記のようなタイミングでSimmonsの手が相手のヘルメットに当たってたからとRoughing the passer…Marcoの初INTが無効に…

 Jalen Thompsonが特に厳しめ判断で反則をくらって良プレーが流れちゃったりととなんとももどかしかったです。
 上記のRoughingで相手に進まれたのちFGが失敗で得点は免れたのですが、それに対するARIの番記者さんの反応が下記、

ARIファン的にはストレスを感じる判定が多かったです。

最後に
 
シーズン開幕前、4週時点で2勝2敗出来ればかなりいい方といった気持でいたのですが、蓋を開けるとMurrayの劇的な成長も相まってまさかの4連勝で唯一の負けなしチームとなりました。去年のようにHopkins頼りで進むような感じではなく、しっかり投げ分けて毎週活躍する選手が変わる形になってきてます。これならMurrayが怪我しなければ勢いは続くんじゃないかと思ってます。
 来週は同地区であるSF戦です。Lanceが出るのかJimmy Gどちらが先発するのか不透明ですがこの勢いをキープしたいところです。(それよりもランが止められるかがキーな気がしてます…)

最後にもう一度、ARIが4連勝で単独首位ですって!!

以上。


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