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30歳までに死ぬと決めていた

ぜんぶこわれちゃえ
自分も恋人もとずっと想ってきてつくって完成する前にぶっ壊すことに快感を得ていた
どうせすぐ死ぬんだから余生を紡ぐことは罪だ
犯罪だ

そんな私は今

29から30歳の狭間で生きている
自分に課した制約があと数ヶ月数日数時間数分数秒で終わってしまうかと想う度何故か多幸感に満たされると同時に
何かの喪失感と希望に満ち溢れてくる
出逢わなければ良かったなんてもう今は言いたくない

30歳で死ぬと決めた時、
私は中学生だった

『あんたの言ってる事意味わかんない。』
『日本語じゃなくね?』
『宇宙人。』

通称成人した

『病気じゃない?』
『精神科行ったら?』

『あなたの為をおもってゆってるんだよ?』

とか言われながら
休み時間になれば何故か追い掛けられて
授業中が最早安息地だったのかもしれない
ある日授業中に嘘を吐いて逃げた
自分から逃げたあの時あの日あの場所で
誰もいないあの場所で
自分に呪いをかけた
若しくは約束をした
や、契約をしたんだ
天使との契約を
そうすればある程度安楽死出来るだろうと
成人して家を出て親に知れない間に
猫みたいに死に際消えようと
でも私はナンバリングされている訳で
時と時の間で気づかれてしまう
そんな惰性で今まで生きてきたし
逆説的に言えば30歳までにガツガツ夢叶えよう
生まれたからにはと恨み辛みで切迫感に対して真摯に嘘を吐いてきた
日本の
いや、業界の社会ヒエラルキーとは残酷なもので
ある種今の社会情勢を投影している
今この瞬間戦争が起こり袋叩きに成り得る世の中だ
人は嘘を吐きながら生きている
だけど
それは誰かにとっては美しく
誰かにとっては醜いものだよ
だから真実とゆう言葉こそ嘘だ
真実とゆう言葉は希望なんだ
嘘こそ希望なんだよ

自分に言い聞かせて
一度全部無くそうと行為をしたら
いなくならない、いてくれなきゃ
みたいな感情が放出してきて

ただただ目覚めた事
風が太陽が布団が気持ちいとか
あの時の記憶が愛おしいとか

以前は毎日毎日が怖くて
対、人にいつもごめんなさいって想いながら人間関係紡いでいたし
だから自分がぶっ壊れたと認識出来る今
もう少し生きたくて
もう少し大切な誰かと一緒にいたいし
欲を言えば
大切な誰かと自分の夢とかかけがえのない何かを探求したい

だから自分にかけた呪縛を本日より撤回する

30歳では死なない
死ねない

私の一人、バイバイ

拝啓
ビリー

貴方は病気なんかじゃない
人は誰しも誰かの為の誰かになりたくなる
だから貴方はそのままでいい
だけれど
流すのは

『』

にしないか?
私は様々な自傷をしてきたけれど
結局『』に不終息させたい

叶わない夢はない
すって
はく
それが夢ならば

私だけの夢のバーストを現実へ

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