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9/5始動。Catalystプロジェクト

こんにちはこんばんは、ごっちんこと後藤大地です。

今回は、最近の後藤の様子と、これからの展望をお伝えしたいと思います。

長くなりますが、どうぞ最後までお付き合いください~!


Catalystとは…!?

いきなりタイトルに掲げた『Catalyst』というプロジェクト名。

立ち上げから約半年がたち、その間に紆余曲折し、メンバーが入れ替わったりしながらも、何とかキックオフイベントにまでこぎつけた。
ありがたいことに、現在は同じ山梨大学の学生が7人も協力してくれている

このプロジェクトをひとことで表現するならば、

わくわくにみちた、“学び舎” づくり

となるだろう。


なぜつくる?

そもそも、なぜつくるのか。
これは過去のnoteでも軽く触れたので、ぜひそちらを見てもらいたい。

この記事を書いた5月末には『コミュニティづくり』を第一に考えていた。そこからさらにブラッシュアップし、今の『やりたい!』は

『やりたい!』を実現するために必要な “出逢い” や “環境” を提供する

その結果、『やりたい!』があふれた社会を実現し、若者を、山梨をアクティベートする

というやけに大層なものになった。

だが、実は根本の想いは非常にシンプル。だったりする。
コロナ禍になった昨年以降、何かしらのチャレンジをしている学生とつながる機会が増えた。

学習塾を興している学生や、週末限定でカフェを開いている学生、山梨にプロ野球チームを作ろうとしている学生など、みなそれぞれ、アツい想いをもってアクションしている。
そういった仲間との出会いは瞬く間に広がり、今では20人近くが集まったコミュニティができた

しかしそのコミュニティを一歩出ると、

・先生になるか悩んでいる
・自分が何をしたいのかわからない
・学生の間に何かしたいけど、何をしようか決まらない

そんな声を多く聞く。

コロナ禍になり、思うような学生生活が送れない中でも進路を決めていかなければならない現実や、『あたりまえ』が崩れ、あたりまえがあたりまえではなくなった社会に不安を覚えたからなのか、単純に将来を考える時期になったからなのか。

理由は明確には分からないが、しょっちゅう耳にする。

彼らに

・どんなふうに生きたいのか
・何をしたいのか
・なぜその世界(業界、職種など)に進みたいのか

などと聞くと、『なんとなく』とか、『先輩がや友人がそうだから』などの答えが返ってくることが多い。

個人的には、その『なんとなく』が違和感でしかたがない
だって卒業後の進路を決めるのは自分であり、生きていくのも自分

それなのに、それらに対する根拠や理由があいまいなまま人生を決めようとしている。

決して『なんとなく』が絶対悪ではない。さまざまなものに流されたからこそ得られるつながりや結果ももちろんあるだろう。
しかし、それは自分の『軸』や『核』を持っていて、はじめて得られるものだと思う。

でも今の(自分の周りの)多くの学生はそれらの『軸』や『核』を持たないまま、『なんとなく』を信じている。

それが違和感でたまらなかった。


結局は自分のため

『なぜやるのか』、それを長々語ったのはいいものの、大切な点を書き忘れた。

それは、このプロジェクトの最大のターゲットが『自分』であるということ。正確に言うと、このプロジェクトは、後藤の『欲しい!』という思いが大きすぎて、いっそのこと作ってしまえ!と思った結果として生まれたもの

後藤が自身の卒業後を考えたとき、自身の『やりたい!』の真ん中は教師ではない。これまた過去の投稿にも書いたが、自分がどう生きていきたいかを考えた結果は、

・自分が大切にしたい人や、大切にしてきた縁がある山梨で、
・その環境に感謝し、ときには甘えながら、怒られながら、
・自分の「やりたい!」をとことんやってみる

となった。

さんざん考えた挙句、残ったのは、自分の『やりたい!』をとことんやる、という決断だった(以下参考記事)。

ではその『やりたい!』は何なのか。

それは、

誰かの “想い” に寄り添い、その実現を支え成長し続ける

ことである。

社会科も教師という職業も嫌いではない、むしろめっちゃ好きだと思う。だがなぜ好きなのかを考えたとき、それは社会が好きだからでも、教えることが好きだからでもなかった

なぜ好きか、それは『誰かの成長のきっかけを作り、成長する様子を一番そばで見ることが好き』だからであった。

Catalystは、この『好き!』を実現するための最初のチャレンジであり、世間でいうファーストキャリアよりも早い、『マイナスキャリア』的なチャレンジの集合体だと思っている。


Catalystでやること

だからCatalystでは、

① 自分がわくわくするか
② 自分が学びたいと思えるか
③ 自分が幸せであると感じられるか

この3つの視点を大切にしていきたいと考えている。

Dialogと命名した企画では、同年代の学生たちとさまざまなテーマで対話を繰り返し、他者の価値観に触れ、さまざまな刺激を受ける。
そしてそれらをもとに自身の価値観を深堀りしたり、将来を考えるきっかけを提供したいと考えている。

またMeet UPと命名した企画では、山梨県内で活躍される人生の先輩をお呼びし、普段は聞くことができないであろうお話を聞いたり、自分の知らない分野、世界について知るきっかけを提供したい。

ゆくゆくは、さまざまな分野のプロフェッショナルとコラボしたクラスや、複数回にわたって行われる対話まみれ(?)のクラスもつくれたらいいなぁ と妄想したりもしている。

これらは結局、自分がわくわくして、学びたい、出逢いたいと思えて、幸せになるものだと思う。自分の人生を生きるのは結局『自分』なのだから、自分が楽しめなければ、意味がない


Catalystのその先に

Catalystでのチャレンジは、あくまでも今の『やりたい!』を実現するための手段に過ぎない

だから決して自分自身のゴールではない

Catalystとしてのゴールは、わくわくにみちた “学び舎” をつくること。
もっと言えば、Catalystという “第二の学校” として機能する場所をつくり、大学生、さらには高校生から山梨を盛り上げていきたい

それが、

・自分が大切にしたい人や、大切にしてきた縁がある山梨で、
・その環境に感謝し、ときには甘えながら、怒られながら、
・自分の「やりたい!」をとことんやってみる

という自身の想いをカタチにすることに必ずつながっていると思うから。

このチャレンジのスタートが、9/5のDialogのキックオフイベント。9/26には、県内で活躍されるデザイナーの方を招いた企画も実施予定で、メンバーたちが必死に準備してくれている。

どっちも、『やっと形にできた』と思うと同時に、『ほんとにこれでいいのかな?』と考えてばかり。でもそのたびに、自分の『軸』や『想い』から外れていないからOK!と思いながら、歩みを進めている

先日お話しさせていただいたある先輩の言葉を借りるならば、今選んだこの道を生きるのは自分。だからこそ、この道を自分が納得できるものにし、よりよい『納得解』を探し続けていきたいと思う。

この営みのスタートがCatalystだから、その後をどういていこうかは全く決まってない。

このままCatalystを続けていきたいとも思う。
その想いは強くある。
でも実習やら何やらで学校現場に飛び込めば、『先生』として働きたくてたまらなくもなる

これは答えがない問いだから、今、無理矢理決めるのはやめて、決めるべきそのときまで後回しにしておこうと思う。

納得できる解を見つけるためにもうちょっともがいてみよう

『納得解』を探す旅を楽しみながら、今を生きていく。







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長くなりましたが、今回はこのあたりで。

Catalystにまつわるお話しや、関連する過去の投稿を貼っておきます。
よければご覧ください。

ではまた。







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