頑張りが報われる人と、報われない人の違い
最近読み始めた本です。
「フォロワーシップ」という言葉にタグを立てていたら、ヒットした本です。
とても読みやすくかつ、フォロワーシップ について学ぶことが出来ます。
今回のテーマは、
頑張りが報われる人と、報われない人の違い
についてです。
あなたの会社に、佐藤さんと鈴木さんという人がいたとします。
2人とも普段から自己研鑽に励むなどキャリアアップへアクションを起こしています。
勤務態度も真面目で、会社へのエンゲージメントも高いです。
私の存在する、リハビリテーション業界でいうと、週末は自己学習をしたり、有料の研修会やセミナーなどに参加し、知識や技術を持っている人ですね。
ただ、佐藤さんと鈴木さん、人事考査も同じようですが、佐藤さんの方が、昇進したり、大事な案件を任されているようです。
なぜか?
会社が求めているのは、
「頑張っているか」ではなく、「影響力を持っているか」
だからです。
実は、佐藤さんも、鈴木さんも頑張っているのは、一緒なのですが、
佐藤さんは、セミナーなどで得た知識をメンバーに教授したり、若手のサポートしてます。また、自己研鑽を積み、キャリアアップをすることの大事さを説いています。
また、上司に対しても臆せず提言したり、率先して動いています。
対して、鈴木さんは、自分の知識として持っているだけで、それを周りにシェアすることはありません。
鈴木さんは、人事評価ではマイナスはなく、申し分ないのですが、思ったより報われることはありません。
会社にとって大事になのは、頑張っているか?ではありません。
組織の成果を上げてくれるか?
そのためには、自分ひとりではなく、チームに影響を及ぼし、組織の成果を上げてくれる人が重宝されるでしょう。
病院勤務時代、セミナーに度々参加し、知識技術は申し分ないのですが、昇進することなく、同僚からも後輩からも、上司からも慕われていない人がいました。
もったいないですよね。
一人で会社をやっているのなら、それでもいいかもしれませんが、会社は、1人では出来ないことを成し遂げるために存在しています。
頑張っているのに報われない人の特徴は、
頑張っているけど、影響力を持たない人です。
逆に言えば、頑張るのは当たり前で、どうしたらチームに影響を与えられるか?
を考えながら働いている人が、評価されて行くのだと思います。
それには、部下としての視点だけでなく、上司から見た視点を意識できるとよいでしょう。
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