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コップで生け花004(一輪いけ)投げ銭

前回も投げ銭ありがとうございました。
さっそくnanacoさんから
「前に一輪だけお花を貰ったときに、一輪挿しなんておしゃれな物はなく、あるのはマグカップやコーラグラスばかりで活けるのに悩みました。仕方ないので、ペットボトル使ったんですが(笑)こういう時の活け方、ぜひ教えてください!」という質問をいただきました。
というわけで今回は一輪いけの色々なアレンジをガーベラ一本でやります。
全部で4パターン。一輪挿しがなくとも身の回りにあるものを使えば生け花は十分楽しめます!

<材料>ガーベラ、口が細い瓶や器、ハサミ、ボウル

花材はなんでもよいのですが、花の大きいガーベラにしました(¥75)。
バラ、ダリア、ヒマワリなどなんでも応用可能です。
一番大切なのは花器選び。一輪しかいれない場合

ペットボトルやワインボトルのような、口径が小さいものを選びます。

口径が大きいと花が動いてしまい、よい位置で固定することが難しいのです。口径の大きな器しか無い場合、庭の木の枝など隙間を埋めてくれそうな花材を追加しましょう。

まずはサッポロソフトの瓶。長さをこれくらいにして

水をはったボウルの中で水切り(水揚げをよくするため水の中で茎の先端を2cmほど切る)。

できました。茎は長すぎるとコントロールが難しいので、このくらいの長さ(もしくは瓶の口すれすれの長さ)がよいです。

次はペットボトル。

リング状のフタ下部分をはずすと、よりすっきりみえます。

ペットボトルの長さに合わせて、水切り。できました。
さて、あと家にある口径の小さい器といえば……

ヤカン! キャンプ用のを引っ張りだしてきました。存在感抜群ですね。急須で応用も可能です。

最後は今までと違う生け方をします。茎をとても短くして

水に浮かべます。完成! 水に浮かべる時は水面をみせると大変涼やかなので口径の大きいボウルなどを使います。ただし花びらが水にふれるので痛みがはやい。余生短い開ききった花でやるとよいです。水面にうつる影の動きを眺めるのもよいですなあ。

ガーベラ一本勝負いかがでしたでしょうか。キッチンをうろうろしながら「口径の小さなもの……」とアイデア探しするのがとても楽しかったです。個人的にヤカンが一番お気に入り。水がたまればなんでも花器になるので、これからも試行錯誤を続けていきたいです。

※本文はここまで。よろしければ投げ銭をお願いします。みなさまのお金で次の花を購入します(たくさん集まれば豪華に!)。引き続き「この花を生けてほしい」「こんな容器をつかって欲しい」「こういうシチュエーションの生け花をみたい」などの要望受け付けます。よろしければコメント欄まで。

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