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誰もがクリエイターになれる大衆化の時代へ

週末は雨でしたが、日曜日の午後からは雨も上がり急遽、8月31日で閉園してしまう「としまえん」まで足を伸ばしてきました。じめじめする梅雨の季節の雨上がりに咲く紫陽花が一面美しく、心が豊かになったと実感できました。写真を撮る人たちが多く駆けつけていました。写真を撮ることも大衆化してきたわけでクリエイターの大衆化が年々進化してきたと感じられます。

若い世代が輝ける時代へ

10年前はまさか携帯電話でこんなにも美しい写真や動画がとれるなんて思いもしませんでした。もちろん一眼レフではクオリティはかないません。しかしながらウェブやSNSが主のコミュニケーションとなった今、撮影した素材はスマホ程度のクオリティが解像度的に丁度よく昔ほどのクオリティは不要になったのです。また全てをプロに委託するとコスト高になってしまいます。いまや写真や動画撮影が日常的であり、動画編集もプロの仕事でしたが、誰もが簡単にできる時代へと一気に移り変わってきたことで、若い世代の方々はこういったスキルを既に身につけているのです。彼ら彼女たちからするとスキルというよりも単なる日常でしかないのです。

動画がコミュニケーションの主役へ

動画のストロングポイントは受け手へコミュニケーションを理解させやすいことです。活字の場合はどうしても理解力に差ができますが、動画の場合伝える順番などを整理することができれば、比較的誰にでも理解させやすくなります。説明書を読まずに動画を検索する生活者が増えているのはわかりやすさという点です。ハウツーや自己啓発などは動画、物語は受け取り手が千差万別であるため想像を掻き立てることのできる書籍などの活字が理想です。

YouTube vs ライブ配信

YouTubeという超優秀なプラットフォームが動画の価値を引き上げました。本来動画制作は分業スタイルでプロデューサー、ディレクター、カメラマン、編集、MA・・・と、それがYouTubeのプラットフォームを活用したYouTuberという存在が台頭したことで、1人が複数のポジションを行うチームのパターンや1人で全て行うパターンまで簡易的に動画を制作する慣習を創出しました。しかし編集が身近になったとはいえやはり煩雑であるため、より生活者が簡単に1人でライブ配信ができるインスタ(Instagram)ライブやイチナナ(17)ライブ、ポコチャ(POCOCHA)などライバーによる配信と投げ銭の仕組みですぐにお金にかえることのできる動画配信プラットフォームも誕生しました。YouTubeはアーカイブで残る点や法人の動画サーバーとして無料で使える点は間違いなくオンリーワンのプラットフォームです。ただYouTubeに依存するユーザーが増えてしまうとマネタイズの仕組みを変えられる可能性もあるためそこは危険であるといえます。

自由にクリエイターとして表現できる場所があること

過去を見ると誰もがテレビに出たいとアーティストに夢見るケースが多かったのですが、誰もがクリエイターのスキルを身につけ表現しやすい時代になったといえます。プロフェッショナルとセミプロの垣根がなくなり、配信プラットフォームの台頭は表現できる場になったことで、大衆化したといえます。

様々なスキルが求められる時代に

残念ながらわたしたちはクリエイタースキルを磨いてきた世代ではありません。今の世代はクリエイタースキルが高く、コミュニケーション力を問われる一方で表現する力は高いと感じます。様々なスキルをもつクリエイターとしての力を持つことが今後社会に重宝されることは間違いないと感じます。学生時代からこういったスキルを持ち合わせておくと、ビジネスの幅が広がると思います。これからは若い世代が新しい時代を創っていく。わたしたちのような目に見えたスキルのない上司はスキルのある若い世代をうまく使いこなせるかが企業の成長にも関わってくると確信します。


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