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#ファクトフルネス から学んだ物事の本質をみる姿勢

「賢い人ほど、世界についてとんでもない勘違いをしている」


どんなに賢い人であろうと、自身の思い込みで物事の本質をゆがめて捉えてしまっていることが往々にしてある。

データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣をつけることで、世界を正しく見るスキルを身につけることができる。世界を正しく捉えようと試みることで、これまで「あたり前」だと信じで疑わなかったことから、また違った事実が見えてくるかもしれない。


すでに話題になっている書籍なので読んだ方も多いのではないかと思いますが、『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を読みました。

本書の主旨は、「事実に基づいて世界を見ようね」というもの。

ファクトで物事を捉えようとするスキルはきっと職業関係なく役に立つし、より多くのひとが正しく世の中と向き合うようになっていけば、世の中もよりよい方向に進んでいくのではないか、そんな風に感じる一冊でした。


「事実に基づいて世の中を見ろって、そんなのあたり前じゃないか!」と思った方もいるかもしれません。そう思った方はまず、本書の冒頭で例として挙げられている質問の一部をぜひ見てみてみていただければと思います。

Q)世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
A 低所得国
B 中所得国
C 高所得国
Q)世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A 約2倍になった
B あまり変わっていない
C 半分になった


ひとつめのQの答えは「B 中所得国」

ふたつめのQの答えは「C 半分になった」


これらはまぎれもない"ファクト"です。
しかし実際、著者の行った調査によると、人々はより悲観的な答えを選んでしまう傾向にあるといいます。私も正直、直感的に選んでいたのは悲観的な回答でした。

つまり、人はついドラマチックに世界を見てしまう生き物だということみたいです。世界のことについて考えたり、推測したり、学んだりするときに、つい無意識的に自分の軸で世界を捉えようとしてしまう。

本書では、そんな人間の習性を「10の思い込み」とし、それぞれに対する具体的な事例とどう対応すべきかをまとめられています。


悲観的に物事を見てしまうのはもはや人の本能であり致し方ないこと。
なので、それを認識したうえで、「ファクトが何か?」きちんと自分で見つけにいくことが非常に大事だということ。


特に、現在はテレビやインターネットの恩恵もあり、なんでも「真実らしい」情報が手に入ってしまう時代。便利になった半面で、ノイズも溢れている。自分で判断する力がこれまでになく求められるように感じます。

また、本書ではっとしたのが、情報を批判的に見るだけでなく、「自分自身を批判的に見る」ということもまたとても重要だという事。


『ファクトフルネス』を通じて人々に伝えたいのは、情報を批判的に見ることも大事だけれど、自分自身を批判的に見ることも大事だということ」。
ネットが普及したことで、情報を疑うことが容易になりました。「マスコミや、大企業や、政治家が言うことは信用ならない」と思ったら、ネットで検索すれば、すぐにもっともらしい「真実」が見つかります。たとえ見つからなくても、自分の頭で考えた「真実」をネットで発信すればいい。ただ、それらの「真実」が事実に基づいているとは限りません。玉石混淆の情報であふれている社会を生き抜くには、情報を疑う力や、自分の頭で考える力は必要です。
「この情報源を信頼していいのか?」と問う前に、「自分は自分を信頼していいのか?」と問うべきなのです。そのセルフチェックに役立つのが、本書で紹介されていた 10 の本能です。もしどれかの本能が刺激されていたら、「この情報は真実ではない」と決めつける前に、「自分は事実を見る準備ができていない」と考えたいものです。


間違った情報を鵜呑みにすることはできる限り避けるべきだし警戒すべき。だけど、警戒しすぎるあまりに、事実に基づいた正しい情報も否定し、事実に基づかない「真実」らしいものを鵜呑みにしてしまってはいけない。そのために自分自身にこそ何より注意を向けるべきなのかもしれない。

また、「自分自身を批判的に見る」ことに加えて、「自分は本能に支配されていたと過ちを認められる空気をつくることが必要だ」と著者はいいます。

人間は賢いようで意外と先入観だったり感情に流される動物。本書であげられている10の思い込みのようなものが多いにあることを人間の習性として認識し、客観的に振り返ろうねというのをみんなが認識することで、振り返りがしやすくなる。

これは何にでも共通する話ですが、過ちを認められる"空気"って大事。この空気がないと過ちが訂正されず、間違ったベクトルのまま物事がどんどん進んでしまう。最近よく耳にする"心理的安全"とかに通ずるなぁと思います。


以上、超簡潔にまとめると

☑人間は思いこむ生き物だという自覚をし
☑ファクトをもとに本質的な判断をしよう
☑そうすれば世の中はきっともっとよくなるよ


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好奇心で生きている。知らないことを知ること、やったことないことやるのが割と生きがい。
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