この7年で大きく変容した海外旅行体験
2024年9月21日から29日までの8泊9日(内機中1泊)でニュージーランドに一人旅してきました。今回の海外への旅は7年ぶりでコロナ禍を経たこともあり、様々な学びがありましたのでそれらを綴りたいと思います。
6月末に構想を始めたのですが、主に3つの要件を思い巡らせた結果、ニュージランドに決めました。
これまで訪問したことのない国(これまで29の国と地域に訪問しています)
言葉通じる国(英語一択ですが)
今後の人生に影響を与えそうな国(僕にとってラグビーとワインです)
旅程はニュージーランド直行便でオークランドに3泊、その後国内線でクライストチャーチに2泊、首都でもあるウェリントンに2泊のニュージーランドでも3都市を巡るプランをたてました。
びっくり顔パステクノロジー
成田出国のパスポートコントロールが顔パスになっていました。(10年前は成田出国の無人ゲートはたしか生体認証だった。)さらに驚いたのはニュージーランド入国時のイミグレーションも顔パス。(さすがにカスタムは人と会話)
iPhoneで利用されている顔認証技術ですがパスポートコントロールで採用する技術レベルは数段上なんだろう。入国カードと入国費用も事前にWeb申し込み。今後は出国、入国時のパスポートへのはんこがいらなくなりそうです。
命の次に大事なネット環境とスマホは
海外旅行、インターネット接続はめちゃ重要ですね。今回は初めてeSIM利用しました。Amazonでポチった10日間ギガ使い放題のeSIM最高です。日本でセットしておけば、SIM差し替えの必要なく現地で自動でActivationしてくれます。なんと10年前の1/10の価格でLTE使い放題。(イモトのWiFiも今後はいらなくなると思われ)ニュージーランドでは5Gはまだのようですが、LTEで十分でした。
スマホ端末を見にスマホの販売店何店かぶらつきました。iPhoneは当然販売されていますが、Android端末は韓国サムスンとシャオミなどの中国系の端末が主流です。グローバルで頑張っているソニーすら見当たりません。(10年前のインドやインドネシアではソニー端末ありました)日本はこの市場で完全に負けましたね。日本がこの分野で強いのはコアテクノロジーのFeliCaだけですね。
オークランドから各都市へはニュージーランド航空の国内線を利用したのですが、こちらは日本と同じようにオンラインチェックインで発行されたスマホアプリのQRでゲート通過できるので空港で並ぶ必要なしでした。
タッチ決済は最高に楽でした
当然ながらPayPayのようなQRコード決済はありませんが、カード決済はタッチ決済が主流。キャッシュでのやり取りは基本ない。タッチ決済対応端末はほぼすべてのお店で利用可能です。私はタッチ決済対応のPrestia(旧シティバンク)の海外通貨建てデビットVisaを利用。
現金は日本で120NZD(93円/NZD)両替したものの、空港バスがキャッシュオンリーだったのでその時だけキャッシュ使いました。したがって現地での両替やATM利用せずでした。
ニュージーランドの物価事情
食事の物価は日本の150%~200%。お酒は150%程度とビックリしました。。僕ら昭和のオヤジは100円マックや280円吉野家時代を経験しデフレに慣れてしまった。これは日本が安すぎるだけで、グローバル経済に目を向け今後の考えを改めるべきです。(ただしラーメンに1000円以上は出せないけど。)
ちょっと調べたらなんと一人あたりの名目GDPは日本よりニュージーランドが上なんです。物価と連動性はわかりませんが重要なのは一人あたりの名目GDPですね。
ニュージランドの印象あれこれ
その他に感じたことを羅列していきます。
日常会話は英語だが歴史的背景からマオリ語をリスペクトしており、様々な表示や説明の最初はマオリ語で英語はその後です。
命の次に大切なスマホですが、日本で女性が多く利用している肩掛け型のスマホストラップは大活躍。盗まれない。忘れない。(治安はそれほど悪くないと思いますが)
ホテルは総じて清潔。(勿論ウォシュレットはない。あればパーフェクト)
英語は米国より聞き取りやすい。(個人的な印象)
ホテルや主要な建物にはWifiは普通にある。
ニュージーランド航空のホスピタリティはJAL並み。SQ(シンガポール航空)も良かったがSQよりよい印象。(個人的な印象)
バスや航空機はオンタイム。時間を守る国民性。日本に似ている。
サマータイムはやばいよ
最後に、今回の旅のハイライトでもあるオールブラックス戦をエンジョイしたした夜の9月最終週末はサマータイムに切り替わり日(南半球なのでこれから夏)です。この経験は日本では味合うことができません。(この時期の海外渡航多く、タブン人生3度目)
日曜日の1:00amの次は3:00amになりその日はなんと23時間なのです。したがって翌朝のフライト時間は1時間早くなるので寝坊注意でしたが無事帰国できました。(当たり前ですがスマホの時間はちゃんと変わりました。)