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スポーツ嫌いだった私が、スポーツの会社を作りました。

はじめまして。
GoSportsの代表理事をしております、金子と申します。
まず初めに、今回の新型コロナウイルス関連で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げると共に、影響を受けた方々の一日も早い回復と、感染の早期終息を心よりお祈りいたします。


私たちGoSportsは、2017年にNPOとして設立後
しばしの準備期間をもって、横浜市から東京の渋谷区千駄ヶ谷に移転し
2020年1月より本格的な始動を致しました。
まずは、私たちGoSportsについて知っていただこうと思い、こちらのnoteさんの胸を借りさせていただきました次第です。

今回のプロジェクト始動にあたり色々な方のご協力を賜りました。
お力添えを頂くにあたり、必ず、何故この団体を設立したのか?というご質問を頂きました。(当然と思います)

「スポーツが好きだったの?」
「スポーツで何か賞を取ったの?」
「スポーツの先生なの?」
いいえ、まったく!
むしろ私は小さいころから、運動がとにかく苦手で、体育の授業が嫌で嫌でたまらない子どもでした。
小学校の運動会のかけっこではいつも後ろから数えた方が早く、
逆上がりの居残り練習をしても出来ず、
辛うじてスイミングクラブに通った水泳は平泳ぎもバタフライも出来ず、
中学生の時はバスケで顔面にボールを受け、
高校生の運動会は応援団に入ることで競技参加を免れ、
大学の水泳授業は見学だけ。
そんな、根っからの運動嫌いです。
体育の授業で同級生の好奇の目に晒されて、マットからはみ出した後転を思い出すと、今も暗い気持ちになります。

「体育なんかできなくても、困らない」
それが私の常套文句でした。


そんな私ですが子どもが生まれて、保育園の運動会に参加した時のこと。
まだヨチヨチ歩きの赤ちゃんが、お母さんやお父さんにだっこされてゴールテープを切ったり、オムツをつけた子が一生懸命足でボートを漕いでゴールに向かう姿など。転んだり、泣いたり大騒ぎの運動会。

でも、そこでは「できないこと」に指を指して笑ったり、不格好なことを正そうとする人はいませんでした。
人が人と楽しく体を動かし、楽しい時間をすごし、
汗をかいて、達成感を得る。
これが「スポーツの本質なんだ」と、突然腑に落ちたのです。
本当は体を動かすことってこんなに楽しかったはずなのに、
何でこんな根源的な事を、私は大嫌いだと思ったのだろう?と。


昨今、今まで何等かの力で沈殿していて見えなかったさまざまな問題が
ようやく浮きあがってきています。
それは国であったり、肌の色であったり、性差であったり、貧富であったりと。分断されていた事が、水面に沸き立つさざ波のように。
私は、分断することは問題の根本的な解決にはならないと考えています。
そうした時「出来ないこと」と「出来ること」とを明らかに分断していた、私の心の片隅の小さな傷跡に気付きました。

スポーツも同じなのではないか?
いつまでも、ささくれ立っているこの「出来なかった自分」という
暗い感情は、あの時、本当に生まれる必要があったのだろうか?
これは、出来る子と出来ない子と、分断してしまう要因になるのではないか?
そう、小学生の時のスポーツができる子の優位性は、いつの世も盤石です。
そんな中私は、出来ないことは「出来なくてもいい」と、自分の中でケリをつけてしまったのです。

本当は「出来たかった」のに。

今を生きる子どもたちには、人と人とが分断せず、助け合い、認め合う社会を作ってほしいと心から願っています。
できない自分でも愛し、信じ、育む心を持ってほしい。
夕日の中、逆上がりができない私に「出来るようになる」と信じて、
待っててくれる先生がいたら。
もしかしたら私は「出来なくても困らない」なんて言い訳を、
しなくて済んだかもしれない。

「あともう一回頑張ってみよう。
次はきっと回れるはず」と信じる力を育てたい。

高齢者の方も、障碍者の方も、子どもも誰もが分け隔てなく
人が人と楽しく体を動かし、楽しい時間をすごし、汗をかいて、
達成感を得る場所を作りたい、
そんな想いから、このGoSportsを設立しました。

スポーツの語源は「遊ぶ」「楽しむ」
私たちは、スポーツで未来をつくります。


あなたに見せたい景色が、そこにあるから。
Go Sports

2020/6/10 Kaneko Emiko


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