両手に刃物や拳銃ピストルを持った人に襲われたら!本当に勝てないか

今回は、最近になって、両手で刃物を持った犯人が無差別殺傷をしていたことが相次ぎ、危機感をもったため、その対処法について考察していきたいと思います。

なぜなら、今まで、紹介した護身術は、全て、片手で刃物やピストルを持った相手を想定したものだったからです。

近年の通り魔による凶悪犯罪では、両手に刃物をもって、無差別に他人を殺傷するケースがとても増えております。

実は、このケースだと、片手で、サイドに回り込んで、片腕に関節技をかけたとしても、もう片方の腕で首やわき腹を刺されてしまうのです。

拳銃が両手にあった場合はもっと危険で、引き金を引くだけで、暴行者の片手の動きを無力化した護身者は、横の空いた隙間から、自由になっている片手の拳銃でうたれるでしょう。

では、両手に刃物や拳銃ピストルを持った人に襲われたら、本当に勝てないのでしょうか?

確かに、両手に武器を持った相手に素手で対抗することは難しいです。

考えられる対抗策として、隙のない打撃技を素早く打って、ヒットアンドアウェイで、すぐ逃げる戦法が有効だと感じます。

しかし、それは、あくまで、上級者向けのテクニックです。

さらに、相手の急所を集中的に狙って、武器をにぎる手の圧力をマヒさせる手段もあります。

これも、もしも、小さな急所をはずしたら、武器に全身をさらすリスクがあります。

それでは、確実に、両手の武器の脅威から回避する一番良い手は逃げることです。

ところが、そうすることもできない場面も当然あります。

そこで、その対処法を紹介しますが、今回の護身術は賛否両論があると思います。

なぜなら、過剰防衛のリスクがかなりあるからです。

しかし、批判をされる覚悟で、両手に武器を持った相手に対処するすべを公開します。


図1

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まず、図1で、青矢印方向に相手の側面に回り込み、片方の腕を両手で拘束します。

こうすることで、もう片方の武器による攻撃をやりにくくします。

このとき、もう片方の腕で、攻撃してきたら、ロックを解除して逃げましょう。

相手に、一瞬の隙ができたときにはチャンスです。


図2

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次に、その状態で、青矢印にあるように、拘束した腕を相手の体方向に向けて、オレンジ矢印方向に、両手の力で曲げて刺します。

拳銃ピストルの場合は、相手のほうに引き金をひきます。

正直、相手に武器を持って、狙われている状況は、生きるか死ぬかの極限な状況です。

まさに、やるかやられるかの状態です。

今回の護身術で、相手を殺傷してしまうリスクはものすごく高いです。

当然、過剰防衛だと言われる可能性も懲役になるリスクも高いです。

ですが、死んでしまっては元もこうもありません。

簡単にできそうな対処法ですが、私自身は、限界までおいつめられた、本当の最後の手段としており、この対処法は絶対におすすめしていません。

ご期待にそえなければ、心からおわびします。

ほかの対処法があるなら、批判は、いくらでも受けつけます。

では、失礼いたします。

護身術の記事は、思いつきしだい、できる限りアップしていきます!