空手チョップに通じる切掌の打ち方 相手に深くねじ込む手刀打ちの威力

今まで、この護身術で、あえて手刀打ちを紹介しなかったのは利用範囲が限定されるためです。

それに、初心者や素人がやるのは、張り手か正拳で十分な効果を発揮できます。

そのため、あえて難しい切掌を使う必要はありません。

ただ、威力はほかの腕技と変わりません。

空手チョップでは、相手の首の後ろを叩くことで気絶させたりもします。

あえて、打ち方を学ぶうえで、切掌のメリットは、小さい急所を細かく狙える点です。

特に喉の部分など狙うには効果的でしょう。

良くアニメや格闘技観戦では、首の後ろを狙ったりします。

手刀打ちは縦より横にふる方が使いやすいです。

相手の肉体に手刀打ちが深くねじ込むことで、悶絶してしまうでしょう。

ここから、切掌の打ち方を解説していきます。

最初に、地面への足の蹴りで勢いをつけて、腰を回すほかの打撃技とやり方は変わりません。

違うのは手の形です。

手刀打ちは、基本的に指を伸ばして、となりの指と密着させます。

その手をつくるタイミングは、打つ寸前がベストです。

そうでなければ、相手に技を読まれてしまいます。

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そして図の矢印の方向へ手を曲げて前進させ、小指の下から手のつけねまでの部位を深く相手の体にねじ込ませるのです。

ねじ込ませる瞬間、指の先まで手に力を入れて、手の全体を強く硬直させてください。

それだけで、威力は大きく変わってきます。

なかなか小さな急所に命中させるのが難しいですし、中級者以上の方向けの技です。

反射神経を磨き、当てるタイミングに注意してください。

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