
北海道津別町を踏破<日本全市町村踏破>
先週月曜、北海道網走郡津別町を踏破した。
津別町では、阿寒湖方面と網走方面を繋ぐ国道240号沿いにある、道の駅あいおいに立ち寄り。
この道の駅では、「クマヤキ」というのが名物らしい。大判焼をクマ型にしたようなもの。
また、ここは旧国鉄相生線の終点、相生駅の跡であり、かつての駅舎や、幾らかの車両が保存されている。
相生線は、釧路と美幌を結ぶべく戦前に計画された路線で、まさに国道240号に沿うようなものであったようだ。北見相生までは戦前に開業したが、釧路〜網走に、先に釧網本線が開業してしまい、存在意義が薄れ、結局延伸されることがないまま、80年代に廃止となった。
しかし、こうして情緒ある駅舎が残り、そこに道の駅まで建っている様を見ると、住民の相生線に対する思いが強いことが分かる。最早神聖視されていると言っても良い。まるで神社のようだ。
駅舎はカフェになっていた。
キハ22やスハフ42など、マニア垂涎の車両が保存されている。
一番珍しいのは、除雪貨車キ703だろう。私も見るのは初めてかもしれない。
こうして眺めると、このまま待っていれば、そのうち列車がやって来るのではないかと、錯覚するような、ロマンティックな場所である。
北海道オホーツク総合振興局管内、残り2町。