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沖縄県座間味村を踏破 その11<日本全市町村踏破(制覇)>

2018年5月1日、ゴールデンウィーク沖縄未踏市町村集中踏破四日目、第四村、座間味村。

少ない時間ではあるが、原付をレンタルし、座間味島を周遊。島の西端、神の浜展望台を見学後、島の北側を通って東へ戻る。

島の北側は険しい。完全に山岳と密林である。外洋に面しているので、海岸も切り立った断崖だ。そして、時々垣間見える海は、やはり美しい。これは、島の北の林道の中程、阿真へ下って行く道が分かれる交差点の少し先から撮ったもの。

島の北側にも展望台はいくつかあるが、あまり時間がないので、ゆっくり景色を見てもいられないので、座間味集落へと戻って行く。

途中、ヘリポートにヘリコプターが止まっていた。ドクターヘリだから、島で急患が出た際に、沖縄本島へ搬送するのだろう。ローターが回転していたが、患者を搬送して来た車が見当たらず、あまり緊迫した様子でもなかったので、搬送して帰って来た後か、試験飛行だったのだろう。

ヘリポートを過ぎたあたりで、座間味の集落と港が見えた。

レンタル原付を返却し、港へ歩いて行く。座間味島には村営バスが走っている。それも、マイクロバスではない、大型車。この規模の離島としては、稀なことだと思う。

そして、フェリーターミナルへ。

ターミナル内にあった「世界でココだけ!」という全身撮影可能なプリクラのようなものは、故障中だった。

帰路は、高速船クイーンざまみに搭乗。

フェリーに比べて多少運賃は高いが、最終便は高速船なので、選択の余地はない。それに、沖縄離島を巡る今回の旅では、やたらと船に乗り、大半はフェリーなので、いかにフェリーの方が安くて旅情もあるとは言え、たまには高速船もいいだろう。

座間味港を出港。

再び日本丸の近くをかすめ……。

一旦阿嘉島に入港。

ここからは、那覇までノンストップだ。さらば座間味村!

慶良間諸島の内海を進んで行く。隠岐・島前の内海を思い起こす景観だ。

写真右に見えるのが、座間味島の南東端と、その先にボコッと突き出て頂上が平たくなっているのが、北平瀬という小島の模様。このあたりから外洋になる。

座間味島の東北端と、その先に浮かぶ男岩(うがん)。

渡嘉敷島の北に浮かぶ、なだらかなの三角形の儀志布島(ぎしぶじま)と、その北に浮かぶおにぎりにも似た岩が地自津留島(ちじつるじま)の模様。

ここからは、完全に外洋だ。

さらば慶良間諸島!

沖縄本島も見えて来たあたりで、左側に小島が見えて来る。これらはチービシとか、慶伊瀬島(けいせしま)とか呼ばれる無人島群だ。一応、渡嘉敷村の管轄で、慶良間諸島の一部ではあるが、渡嘉敷島より沖縄本島の方が近い。それにしても、さらばと言ったが、ここまでが慶良間諸島であった(苦笑)

空港に離発着する航空機も見えて来て、いよいよ那覇だ。

泊大橋をくぐり、泊港へ。

そして、下船!慶良間諸島の旅が終わった。たった二日ではあるのだが、幾度も船に乗り、レンタカーや原付に乗り、島々を巡るという複雑な行程と、何より不可思議な出来事が多発して濃密な時間を過ごした為、これを執筆している二年経った今でも、長い旅路だったように思える。

だが、沖縄未踏市町村集中踏破の旅は、まだ半ばだ。明日以降も島々を巡らねばならない。

この日は、泊港近くのホテルに宿を取った。

ホテルの部屋より運河を望む。18:45でまだこの明るさ。と、その時、1%しか充電出来なくなったものの、一応充電していたiPhoneを手に取ってみてみると、何と数%充電されている!!

この後も、順調に充電され、今に至っている。どれだけ充電しても1%しか充電されないという現象は、後に先にもこの時だけであった。慶良間諸島にいる間だけ発生した現象なのだ。取り戻す事が出来たとはいえ、通常ありえないようなわずかな隙間へのAndroidの落下もあり、筆者にとって、慶良間諸島はスマートフォンを巡る後にも先にも見た事のない現象が集中的に多発した、不可思議な島々である。

そして最後に、Androidを回収してくれた阿嘉島の人々と神々に、改めて感謝したい。

市町村踏破数は前回投稿から変わらず。
沖縄県全41市町村のうち、33市町村踏破、残り8市町村、達成率80.5%。
九州・沖縄全274市町村のうち、265市町村踏破、残り9市町村、達成率96.7%。
日本全国1741市町村のうち、1725市町村踏破、残り16市町村、達成率99.1%。
(2018年5月1日当時の状況)

#旅 #沖縄 #離島 #神秘体験 #フェリー

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