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こんな時代だからこそ「超」楽観的に生きる22のメソッド(888円)

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■■ コロナ禍に負けないマインドとは?

■ 楽観的に生きる大切さ

 楽観的に生きることは、とても大切だ。

 人生を深刻に、悲観的にとらえてはいけない。悲観的なエネルギーは重く、他のエネルギーの流れを止めてしまう。思考や行動が停止するのだ。

 楽観には以下のような意味があるが、この本ではいずれも対象としている。

- 物事の先行きを良いほうに考えて、心配しないこと。
- 心配するほどの事態でもないとして、気楽に考えること。
- すべての可能性を信じ、世の中や人生を良いものと考えること。

参考:楽観(らっかん)の意味 - goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%A5%BD%E8%A6%B3/#jn-229576

■ すべて良いほうに考える

 楽観とは、現在過去未来、世の中や人生などあらゆることを「良いほうに考える」ということだ。

 悪いことと良いことは、五分五分である。悪くなるかもしれないが、良くなるかもしれない。どちらに考えるのも自由だ。

 人生は、楽観的なほうがラクで楽しい。また、楽観的な人は健康だという研究結果もある。

参考:楽観的な人ほど健康? 研究結果が可能性を示唆 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
https://forbesjapan.com/articles/detail/20770/1/1/1

■ 楽観的なエネルギーには勢いがある

 楽観的なエネルギーは、軽くて勢いがある。

 そのため、不安や恐れなどの重いエネルギーを押し出して、流れを良くする。気持ちや思考は軽やかになり、心はオープンになる。これは、2020年末から始まった「風の時代」にもマッチしている。

参考:「風の時代」とは? 占星術師Keikoが解説するパラダイムシフト後のニューノーマル | mi-mollet NEWS FLASH Lifestyle | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!
https://mi-mollet.com/articles/-/27093

 楽観的な思考は、あなたのメンタルヘルスを守るのだ。しかし、楽観的に生きるのは時に難しく、学校ではそのやり方を教えてくれない。

■ 悲観的な思考は中毒性がある

 悲観的な思考から抜け出せない人がいる。

 悲観的な思考は、中毒性があるのだ。自ら悲観的になりたがっているとも言える。誰しも悲観的になりうるが、楽観的な人はどうしたら良いかを考えて行動に移す。

 悲観的な人は、悲観的なことを次々と思いつくが、どうしたら良いかを考えない。そのため、何の行動も起こさない。

 行動しなければ、体力を消耗しないのでラクだ。だから、悲観的な姿勢は中毒的なのである。

 その代わり、悲観的な思考は気力を大量に消耗する。何もしていないのに疲れた、というのは気力を消耗したからだ。

■ 思考も行動も止まってしまう

 例えば、部屋でスマホを見失った場合、部屋が暗ければ明かりをつけ、近眼ならば眼鏡をかけ、ゴミがあれば拾いながら探す。

 これが、楽観的な姿勢である。どうしたら良いかを考え、行動に移すのだ。

 しかし、悲観的な人は、部屋が暗い、近眼だ、ゴミがいっぱいだと現状を嘆き、行動もしない。明かりもつけず、眼鏡もかけず、ゴミも拾わずに頭の中を悲観論でループさせている。これでは、気力を消耗するばかりだ。

 悲観的な姿勢では、思考も行動も止まってしまう。

■ 楽観的で健康になる

 楽観的な姿勢は、行動力と関係している。

 行動するには、気力と体力が必要だ。気力と体力は、十分な栄養と睡眠で復活する。これらを使って存分に行動し、楽観的に生きるのだ。

 行動しないと、悲観論が脳内ループして、気力を大量に消費する。気力なしでは行動できないので、悲観的な姿勢は悪循環を起こす。楽観的に生きるとは、気力と体力を存分に使って行動し、自由快活に過ごすことだ。

 これが、生きるということである。

 気力と体力を存分に使えば疲れる。そのため、夜は自然と眠くなる。不眠は、気力と体力の消耗のアンバランスが原因だ。気力を消耗しても、体力が温存されていれば眠くはならない。

 昼間を楽観的に過ごせば、良い睡眠が得られる。楽観的な姿勢は、健康に良い循環をもたらす。

■ 楽観的とはノリの良さ

 楽観的とは、ノリが良いということだ。

 行動力があると、チャンスをものにしやすい。アドバイスを行動に移せば、素直な人だと好感され、さらなる応援が得られる。

 例えば、本を薦められたらすぐに読んでみる。Amazon Kindle アプリがあれば、その場で立ち読みができる。

 せっかくアドバイスされたのに、「また今度、時間のあるときに…」などと応えたら、アドバイスしがいのない人と思われるだろう。

 アドバイスする側は、素直に受け入れた人を応援したくなるものだ。

■ 直感は神様のアドバイス

 これは、直感も同じである。

 直感は、科学では解明されていない。しかし、第六感や夢枕、虫の知らせという名前で確実に存在する。

 もし、直感が神様のアドバイスならば、受け入れないと失礼だ。サッカーで言えば、絶妙なスルーパスを活かせないということだ。

 たとえ失敗しても、果敢にチャレンジする人は応援のしがいがある。しかし、せっかくのパスを無視されてばかりでは、張り合いがない。

 神様はケチではないだろうが、素直な人により多くの直感を与えるだろう。

■ 行動力は瞬発力である

 楽観的な姿勢とは、行動力によるものだ。そして、行動力は瞬発力に由来する。

 すっと立ち上がって行動するには、瞬発力が必要なのだ。そして、瞬発力にも気力と体力が要る。

 現代は、体力が枯渇するほどの重労働は少ない。そのため、重要なのは気力の温存だ。悲観的ループで気力を消耗してはならない。

 体力と気力を存分に使い、行動力を高めると楽観的に生きることができる。

■ たった今から楽観的に生きる

 本文では、たった今から楽観的に生きる22のメソッドを、具体的に紹介する。

 それぞれのメソッドは独立しているため、気になるものから読んでいただければ良い。全てのメソッドには、目次からジャンプできるようにした。

 お役に立てれば幸いです!

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■■ 第1章:自分の環境をよくする

■ 01. 深刻な情報から離れる

 楽観的とは、楽に観るということだ。物事を深刻に観てはいけない。

 深刻に観ると、物事は悲観的になる。思考はループし、その場から動けなくなる。悲観的エネルギーは重いため、思考や行動を止めてしまう。

 まずは、深刻な情報から離れるのが大切だ。

 昨今は、深刻な情報がすぐ目に入る。お手元のスマホでニュースアプリを開けば、深刻な情報がトレンドの上位を占めているだろう。

 しかし、これらはショッキングではあるが、深刻でも重要でもない。

 過去最多を更新する新型コロナウイルス感染者数は、国や自治体、医療機関には深刻な情報だ。

 しかし、個人レベルではひとつも深刻ではない。ただ、ショッキングなだけだ。個人がなすべきことは、今日も明日も感染しないよう気をつけるだけだ。感染者数の増減とは、何も関係ない。

 ショッキングな情報は、深刻でも重要でもない「ただの刺激物」である。コショウや七味唐辛子と同じで、入れ過ぎは体に毒なのだ。

 そのため、不要なニュースアプリやニュースサイトのブックマークは削除し、距離を置いたほうが良い。

 1日くらいニュースを見なくても、生活に支障はない。本当に深刻なニュースを見逃したとしても、親切な隣人が教えてくれるだろう。

■ 02. ネガティブメモを瞑想代わりに

 深刻な情報から距離を置いたら、次は悲観的ループを止める。

 悲観的ループとは、悲観的なことが次々と思いつき、脳内で繰り返される状態を指す。考えただけでは解決しないため、何度も脳内再生される。気力を大量に消費して疲れてしまうのだ。

 不安や心配ごとには、行動で対処するのが良い。しかし、気力が枯渇すると行動に移せない。思考も行動も止まってしまうのだ。

 心に思いつくことは、瞑想で受け流すのが良いとされる。しかし、瞑想は私たちにはハードルが高い。うまくできているか、やり方が合っているかを検証できないからだ。

 悲観的ループを止めるには、思いつくことを紙に書きつけると良い。これを、ネガティブメモと呼ぶ。

 スマホでもキーボードでも良いが、紙への手書きが効果的だ。ネガティブメモは、瞑想に代わるほどの効果があり、悲観的ループがピタリと止まる。

■ 03. どうしたらよいかだけを考える

 ネガティブメモを眺めていると、客観的になれる。どこかの誰かさんが悩んでいるな、と俯瞰で見ることができる。

 他人の悩みには、精度の高い回答ができるものだ。そこで、ネガティブメモについて、どうしたらいいかだけを考えてみる。

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