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#ホントにスゴい仕事術 …元システムエンジニアが作った『超』効率仕事術(380円)

え?こんなに仕事がラクになるんですか!(49歳 神奈川県 デザイナー)

■■ はじめに

■ 毎日をオンラインとバッチで考える?

 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 この本は、徹底的に仕事の効率化を図りたい人に向けて書きました。元システムエンジニアが作った『超』効率仕事術です。

 コンピュータには、オンラインとバッチという二つの処理方法があります。

 データを即時処理するのがオンラインです。銀行のATMや、カード決済処理のことです。一方、データをまとめて一括処理するのがバッチです。給与振込や、各種の集計処理のことです。

 メンテナンス中のWeb ページは、その裏でバッチ処理が動いていることが多いです。一括処理をしているため、途中でデータが変わると困るのです。

■「ごはんを炊く」ってどういうことなの?

 この本では、オンラインとバッチという概念を、仕事のあらゆる側面に当てはめます。コンピュータでうまく行くなら、人間に当てはめてもうまく行くのです。

 オンラインとバッチの理解は、ご飯を炊く動作に当てはめるとわかりやすいです。

 お米を研ぐのはオンラインですが、炊飯器で炊くのはバッチです。これは、手が離せるかどうかということです。オンライン処理は手が離せませんが、バッチ処理は手が離せます。

 お米を研ぐ間は、手が離せません。しかし、炊飯器のスイッチを入れたら手が離せます。同時にほかのことができるのです。

■ オンラインをバッチにどんどん置き換える

 『超』効率仕事術の基本概念は、オンライン処理をバッチ処理に置き換えることです。

 洗濯物は、一つづつ手で干すのが普通でした。手が離せないオンライン処理だったのです。しかし、洗濯乾燥機が普及してバッチ化しました。

 洗濯物を乾燥させる作業が人の手を離れ、ほかのことができるようになったのです。

■ いくつものことを正確に同時進行できる!

 また、バッチ化するといくつもの作業を同時進行できます。これは、コンピュータ用語でパイプライン処理と呼ばれます。

 具体的には、ご飯を炊きながら、洗濯ができるということです。現在では当たり前ですが、かつてはご飯を炊き終わらないと、洗濯ができませんでした。それぞれ手が離せないからです。

 オンライン処理は、一つの作業が終わらないと、次に進めません。バッチ化の真の威力は、作業が同時進行出来ることなのです。

■『超』効率仕事術の真髄は本文で!

 本文では、『超』効率仕事術の真髄を説明します。

 オンラインとバッチの見分け方や、オンラインのバッチ化について説明します。あらゆる仕事に、オンラインとバッチの考え方を当てはめると、世界はガラリと変わります。

 システムエンジニアの視点で、『超』効率仕事術を展開していきます。

 お役に立てれば幸いです!

© 2019 GOROLIB DESIGN

■ アクションを減らしていく

 オンラインとは、手が離せない処理のことです。

 ご飯を炊く作業は、かつてはオンライン処理でした。しかし、炊飯器の開発によって、火起こしや薪くべ、火の調整が不要になりました。バッチ処理になったのです。

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