相手のことをどれくらい知れば、安心できるのだろう

『結婚』を考えるとき、相手のことをよく知らないままでは、不安が残る。

結婚した後から、相手の生活力のなさとか、経済的に不安な面とか、あとは性格上許せないところとか、そういうものが発覚すると、面倒だからだ。

だけど、人を完全に理解することは、難しい。というか、私は「自分のことを他人が完全に理解できる」とは、思わない。

その人のことをわかったつもりでいても、必ず知らない面があるものだ。

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昨日の夜、『ゼロの焦点』という映画を観た。何か映画が観たくなって、ツタヤでおすすめされていたので、借りてきたのだ。

映画のヒロインは広末涼子。彼女は出張に行ったきり戻らなかった夫の行方を追いに、夫の出張先である金沢へ向かう。そこで夫のもうひとつの暮らしを、知ることになる。

私は、いったいどれくらい彼のことを、知っているのだろう。どれくらい、知っているべきなのだろう。

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