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EURO 2020 Special note by goro

さぁさぁさぁ

さぁさぁさぁ

さぁさぁさぁ・・・・


やってまいりましたユーロ2020!!!!!!

コロナで1年延期となりましたが、海外サッカーファンには4年に一度、
"ワールドカップよりも楽しみな大会"と言えるユーロが始まります!

今回は嬉しさのあまりnoteで試合予想などやっていきたいと思います。

なお、試合ごとにnoteを新しく作成するのはしんどいので、このnoteを随時更新して、下に長くなっていく(追記していく)感じでやっていきたいと思います!


そもそもユーロって?

サッカーファン以外の方向けに簡単に説明しますと、「4年に一度ヨーロッパNo.1のナショナルチームを決める大会」となります。

前回は2016年にフランスで開催され、ポルトガルが優勝をかざりました。

今大会は第16回大会となりますが、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)60周年記念大会としてこれまでとは異なる点が2つあります。

1.開催都市の分散
前回大会がフランスでおこなわれたように、本来ユーロは1か国もしくは2か国の開催国にて集中開催がおこなわれてきました。
しかし、今大会は記念大会として複数国(都市)にまたがりラウンドを戦い、ヨーロッパ全体で試合が行われるようなレギュレーションになっています。
グループステージでは試合会場となる都市のある国が優先的にその都市で試合をする(要するにホームで戦える)ようになっていますので、各グループ必ずと言っていいほどホームアドバンテージのある国が生まれています。

ただ、デメリットとして移動なども多くなる可能性がありますので、過密日程の中ではややつらいかもしれません。

※このレギュレーションは記念大会と銘打って発案されましたが、様々な国でおこなうことでUEFAが弱小国にやや配慮した経緯があります。

2.出場国の増加(16→24か国へ)
これまでユーロは16か国しか出場できず、非常に狭き門の大会でした。ただ、その分レベルが高く、冒頭で私が「ワールドカップより楽しみ」と述べたのはそのためです。強豪国同士が対戦する可能性が非常に高く、弱小国も多くない大会で、魅力的な試合がとても多いのです。

ただ、今大会は前述した記念大会ということもあり、出場国数が増加となりました。8チーム増え24か国となり、グループリーグが2つ増え、前回まではグループリーグ突破=ベスト8だったのが、ベスト16のラウンドが作られたのです。
また、4チームx6グループでベスト16を争うため、グループリーグ3位の中から成績上位チームにもベスト16進出のチャンスがあります。

もう少しいうと、グループリーグで1勝1分1敗でもベスト16のチャンスがありますし、もしかすると1勝2敗でもベスト16のチャンスがあるかもしれません。

これによりグループリーグ最終戦まで消化試合が生まれにくい状況が作られています。

※この出場国増加も、UEFAが弱小国に配慮した形となります。識者の間では出場国増加によりレベルの低下を懸念する声もありますが、サッカーのビジネス化は止められず、出場国数増→試合数増→放映権増…etcとなっているわけです。


グループリーグ組み分け

組み分けについては私から説明するよりも上記のようなサイトを見ていただくほうが良いと思います。

ちなみにグループリーグの順位の決め方はチェックしておいたほうが良いです。基本はもちろん勝ち点で順位が決まりますが、もし勝ち点が並んだ場合は以下の基準となります。

1.当該チーム同士の対戦における、獲得勝ち点の多少
2.当該チーム同士の対戦における、得失点差
3.当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少

4.当該チームの全試合における、得失点差
5.当該チームの全試合における、ゴール数の多少
※2と3は1とほぼ同じことを意味していますので、とにかく1が優先されることを覚えておいてください

非常に重要な点としては「直接対決の結果が優先される」ことです。
つまり、力の拮抗した相手との試合では絶対に負けられません。
細かな部分ですが、勝ち点や対戦順によっては戦い方に微妙な変化が出ることが考えられます。


コロナによる影響

コロナにより今大会のルールも従来と一部変更されています。

交代枠5人
各国リーグ戦でも見られましたが、過密日程や選手のコンディション配慮で交代枠は5人まで可能となっています。選手層に厚みのある強豪国が優位になりやすいですが、走って守り固めるような弱小国には多少プラスになるかもしれません。ただ、基本的には強豪国優位のルールになると思います。
ちなみに、交代枠は5人ですが、交代回数は3回までとなります。つまり、1人ずつの交代を5回に分けることはできません。どこかのタイミングで2人まとめての交代や、3人まとめての交代などが起きるということです。

選手登録26名
通常であればメジャー大会は選手が23名までとなっています。ただ、これもコロナという特殊な環境下で選手の入れ替えがしやすいよう登録枠が増員されています。これについても強豪国がやや優位になると思います。
従来より+3名となりますが、多数のポジションができるポリバレントタイプを入れるor一芸タイプ(圧倒的なスピードがある、ヘディングがめちゃ強いなど)を入れるといった選択肢が出てくるでしょう。


各国登録選手

各国がどのようなメンバー編成になっているかは上記のサイトなどでご確認ください。


メジャー大会でのポイント(6/10追記)

私の考えるメジャー大会でのポイントをいくつかご紹介したいと思います。


・コンディション
サッカーのメジャー大会の多くは欧州のシーズン終了後6~7月に実施されます。
選手たちは年間60試合以上といわれる試合をこなした上での代表戦となりますので、基本的にコンディションは良くないです。
それを大会前2週間程度の準備期間の中で各チームのコーチやスタッフが全力で回復・向上に努めます。

2006年のドイツワールドカップではドイツ代表監督のクリンスマンがアメリカで学んだフィジカルトレーニングを事前キャンプで導入し、選手のコンディション回復に成功しています(負荷がきつく、選手からは不評だったようですが…)

同じく2006年のフランス代表や2010年の日本代表は事前キャンプで高地トレーニングを導入し、コンディションの改善に成功しました。高地トレーニングをおこなうことで、肺の機能が向上し、回復力のアップが期待できるそうです。

さて、今大会に話を戻しますが、バブル方式による行動制限などがきつく、おそらく各チームそこまでコンディション改善の良質なトレーニングは実施できていないと予測しています。そうなりますと、リーグの終了時期が早かった国(ドイツやマイナー国)はコンディション面でチャンスがあるかもしれません。

正直なところ実際は初戦の出来を見て判断するのが一番ですが、強豪国がグループリーグを勝ち進んだとしても、コンディションが悪ければ決勝トーナメントでは間違いなく敗れるでしょう。
各チーム走れているか、球際で押されていないかなどチェックしておくと先の展開が分かってくると思います。

・選手層
コンディションと関連しますが、選手層の厚いチームは当然優位です。スタメンとサブに差がないチームは交代枠5を有効活用できる可能性が高く、過密日程の中でもローテーションが可能になります。

逆に選手層が薄いチームは個人への依存度が高くなりますので、グループリーグ最終戦やトーナメントでの試合がきつくなってくるでしょう。
どこかでローテーションは必要になりますので、各ポジションに2人以上の良質な選手を抱えているか、メンバーを見定めておくと良いでしょう。

・日替わりヒーローの存在
これはどんな大会でも言われることですが、優勝するようなチームは必ず日替わりヒーローが生まれます。特に攻撃の選手で生まれる可能性が高いです。
選手層とも関連しますが、攻撃の選手でタイプの異なる選手を多く抱えているチームは戦術やオプションの幅が広く、日替わりヒーローが生まれやすいと言えるでしょう。


・GKの存在
これは私が個人的に押している内容です。
短期決戦になりますとGKの出来はとても重要になります。メジャー大会の途中でローテーションを除いて正GKを変えることはまずありえません(チームに精神的ショックを与える影響が大きすぎるため)。
したがって、監督は最初から最後まで安定してパフォーマンスを発揮できる選手を守護神として起用します。万が一そのGKが調子を崩せば当然勝ち点に直結します。
逆を言えば、ミスが無く安定して戦えるGKのいるチームは上位に来る可能性は高いです。弱小国は引き分けやPK戦での勝ち上がりも重要になりますので、特に中堅国以下で有能なGKを抱えている国は期待したくなります。

ちなみに今回で言えばハンガリー(GKグラーチ:ライプツィヒ所属)とポーランド(GKシュチェスニー:ユヴェントス所属)でしょう。
ハンガリーは組み分けがかなり厳しいですが、サプライズを期待したいです。
ポーランドはシュチェスニーを中心とした守備と、大エースのレヴァンドフスキが攻撃を締めますので躍進があるかもしれません。


・監督の決断力・経験
短期決戦で交代枠5という条件ですと1試合1試合で監督がどう振る舞うか差が出やすくなるでしょう。短期決戦の中で戦術を大きく変えるのは現実的では無いため、特に試合中の交代枠の使い方が結果につながるはずです。
経験があり優秀な監督は拮抗した試合で早めに迷いなく交代カードを切ります。
上述したように戦術を急に大きく変えるのは難しいため、選手を変えることで戦況を変えようとします。
とにかく交代カードを使えばいいというわけではありませんが、メジャー大会ですと大胆な交代が日替わりヒーローを生むことが多く、チームの勢いにもつながります。
この監督はメジャー大会の経験があるか(選手として、監督として)、交代枠を有効に使用できているかなどは着目しておくと良いと思います。


●●●大会予想●●●

【注意書き】
・日本時間夜~翌早朝の試合を"1日"と数えていきます。
・ユニットは1u~3uでやっていきたいと思います。
・使用するブックメーカーはbet365、Pinnacle、marathonあたりでやっていきます。(marathonのDC&Over●.●みたいなのは365のbet builderでもできますので参考になればと思います)
・スタメン予想などもしますが、正直コロナ渦でのメンバー予想は最終的に意味をなさない可能性もあります。スタメン予想がはずれてもどうかご容赦ください。
・メジャー大会だとデータはそこまで役に立たない可能性もありますので、その時々でデータを重視するか印象を重視するか変わります。
・すべての予想理由を全部書くことはないですし、時間を考えて予想内容だけ優先的に書く可能性があります。
・皆様ご理解いただけると思いますが、ベットにのるかのらないかは自己責任です。勝っても負けても楽しみましょう!


【1日目】6/10追記-3u

6/12(土)4:00 トルコ vs イタリア

開幕戦でオリンピコ@ローマ開催なのでイタリアがホームアドバンテージを持っています。

ハッキリ言うと私はイタリアの指揮官マンチーニを評価していません。マンチーニは純粋な指導者としての講習や経験無しに監督を始めた経緯があり、イングランドやイタリアの一部ジャーナリストから批判されることがあります。私もそういったタイプなのですが、タレントありきのサッカーでインテル、シティを率いてきたため、戦術的柔軟性は高くないと考えています。

対するトルコのギュネスは勝負師に近く、日韓ワールドカップで3位に導いたように指導力は折り紙つきです。
現在のトルコは、CBにソユンチュとデミラル、アイハンがおり、中盤はチャルハノール、ユスフ、CFにブラクとセンターラインにタレントが揃っています。攻撃的なメンタリティーの強いチームですので、イタリアに押されるとは思いますが、守って守って…というサッカーはしないでしょう。
大黒柱のブラクが非常に好調で、ボールを引き出す動きや、狡猾な駆け引き、抜群のシュートテクニックを披露しています。チャルハノールやユスフもキックにパンチがあり機動力も高いため、カウンターの機会にイタリアの2CBを引きずり出すようなシーンは作れると予想します。もしくはブラクに引きずられ、イタリアの2ライン間にスペースができるようなことも考えられるでしょう。

したがって、ある程度トルコに期待しつつ、イタリアのポゼッションやトルコの気合いを考慮して以下の内容でベットします。

×トルコ Total Goal Over0.5@2.1 ピナクル 2u (ザブック案件)
×トルコ Total Corner Over3.0@1.76 marathon 1u
△トルコ Total Yellow Cards Over2.0@2.0 marathon 2u

以上3点。

ユーロはWOWOWしか見れないのでみなさんご契約忘れずに!

【結果】-3u
カードのみ返金であとはLoseでした。
想像以上にイタリアが強くてノーチャンスでした・・・イタリアが3センター+サイドバック片方含めかなり押し込んで、トルコのラインが低くなりすぎました。結果的にブラクにボールが入ってもフォローが全くなかったですし、単発的な攻撃に終始しました。また、ボヌッチ・キエッリーニの衰えを懸念しましたが、ブラクにべったりつくと強い!・・・フィジカル的にはまだまだ現役ですね。。お二方、甘く見てすみませんでした。
イタリアはすごくテクニカルというわけではないですが、非常に手堅く隙が無かった。マンチーニの評価を低くしすぎたのも反省です。
優勝はわかりませんが、イタリアはグループリーグ首位は間違いなさそうです。


【2日目】6/12追記 -0.576u

6/12(土)22:00 ウェールズ vs スイス

アゼルバイジャンのバクーで開催され、観客は3万5千近くOKのようです。
地理的にスイスからもウェールズからもアクセスはきつそうなので、どちらかがホームアドバンテージを得るようには思えません。

ウェールズですが本来監督を務めるギグスが暴行容疑をかけられておりベンチ入り出来ず、チーム内には混乱が続いています。
フランスとの親善試合のメンバーが中心になると思われます。その試合ではウィリアムズが前半で退場となったため、フランスに押されっぱなしとなりましたが、それを差し引いても何もできなかった印象です。
ユーロの予選でもシード国はクロアチアでその他も強国はいないグループでしたので、前回大会のようなサプライズは起こせないのではないかと思っています。ただ、代表だと頑張っちゃうベイルが一人でなんとかしちゃうのがウェールズでもあります。スパーズへの移籍後、そこそこ活躍で来ていたので、一撃食らわせるようなことは起こりうるでしょう。
ベイルのカウンターとラムジーのダイナミズムがキーになるウェールズですが、ポゼッションを重視するスイスとの相性は悪くないと思います。あとはベイル様の気分次第・・・

スイスは継続路線が続いており、安定した守備とポゼッションで強国に立ち向かってきました。ドイツやスペインと対戦したネーションズリーグが1つの指標になると思いますが、ポゼッションを重視するスペインには相性がよく、ダイナミズムのあるドイツには苦戦していた印象です。スペインのような遅攻タイプではブロックを作り、ギャップを作らず対応でき、チームスタイル的に与しやすかったのではないかと思います。
ウェールズについては前述の通り、カウンターが肝になりますので、ペトコビッチ(スイス代表監督)が信念であるポゼッションにこだわっているとカウンターで失点の機会は考えられるでしょう。
ただ、一方でスイスの攻撃陣はシャキリ、エムボロ、セフェロビッチを抱えています。シャキリはコンディションさえ良ければワールドクラスの力があり、セフェロビッチとエムボロもボールを収めれば1人でゴールに持っていけます。シャキリがサイドに流れて起点を作り、中でセフェロビッチ&エムボロが合わせる形を作ればゴールはさほど遠くないと思います。

オッズほどアンダーの試合にはならないと考えられますので、2点は期待して、Goal Overでいきます。

Total Goal Over 1.75@1.769 ピナクル 1u


6/13(日)1:00 デンマーク vs フィンランド

デンマークのホームであるコペンハーゲンでおこなわれる試合です。観客は2万5千人ですが、大半はデンマークサポーターになるでしょう。

強国に見劣りしないデンマークが圧倒的優位で、早めに仕込んであった試合です。
前線はドルベア、ポウルセン、ブライトワイト、エリクセンと実力がおり、中盤はスパーズで充実したシーズンを過ごしたホイェビア、守備陣はミランで健闘したケアー、チェルシーでトゥヘルに重宝されたクリステンセン、レスターで大活躍したシュマイケルとセンターラインは盤石な布陣です。

プッキ以外に目立ったタレントがおらず、直近のW杯予選・親善試合でも散々な出来であったフィンランドに勝ち目はないと思います。

デンマークのサポーターはかなり熱く、押せ押せの雰囲気になると思いますので、デンマークのOver1.5にいきます。

デンマーク Total Over 1.5 @ 1.796 ピナクル 3u (ザブック案件)


6/13(日)4:00 ベルギー vs ロシア

ロシアのサンクトペテルブルクでおこなわれますので、ロシアのホームとなります。

FIFAランキング1位でタレントの充実度は世界最高レベルのベルギーが優位とみて間違いありませんが、エースのアザールと世界最高のMFと言われるデブルイネが欠場見込みです。カバーするタレントはいますが、崩しの質は下がるでしょう。ただ、ロシアは守備陣にタレントがいないため、ルカクへの大雑把なボールでも起点を作れてしまう可能性が高く、二人の不在を差し引いてもベルギーが複数得点するのではないかと思います。

ロシアは前回のワールドカップで躍進し、力をつけていますがその後は伸び悩んでいます。攻撃をジューバに頼らざるをえず、そこにゴロビンがいかに絡むかがキーになりますが、ベルギーDFのアルデルワイレルドやデナイエルはフィジカル的にかなり強力でジューバとも言えど起点を作れる回数は限られるでしょう。ゴロビンもサポートを得る必要がありますが、ティーレマンスの攻め上がりへの対応なども出てくると思いますので、思うようにはいかないはずです。

この試合もベルギーのOverを狙います。

ベルギー Total Over 1.5 @2.02 ピナクル 2u


6/13追記
ウェールズvsスイスは互いの良さが出て大変面白い試合になりましたね。スイスのエムボロが規格外のフィジカルを発揮し、ウェールズはかなり手を焼きました。ウェールズもCFのムーアを起点とする攻撃がじわりじわりを効果を発揮し、スイスを押し込めるようになっていました。1-1というのはほぼ妥当な結果のように思います。
ウェールズはベイルがスペースを謳歌できず、窮屈そうな思いをしているように見えました。走りのフィジカルももしかすると十分ではないのかもしれません。
デンマークvsフィジカルについてはエリクセンの件もあり、正常な試合とは言えません。ベットが外れたのは残念ではありますが、後悔もなく、むしろ試合を終えてくれた選手たちに感謝です。エリクセンも意識はあるようでスタッフの方たちにも感謝ですね!
ベルギーvsロシアはまだ映像が見れてないですが、結果からすれば順当な試合だったと考えられます。


【3日目】6/12イングランド追記→6/13追記-1.84u

6/13(日)22:00 イングランド vs クロアチア

ウェンブリーでおこなわれるイングランドホームの試合です。
イングランドはタレントの充実度が歴代屈指で、今大会の多くをホームで試合ができる可能性が高く、優勝候補の一角と呼ばれています。

対するクロアチアはラキティッチが代表引退し、その穴を埋めきれず世代交代にも失敗気味です。いまだにモドリッチに頼らざるを得ず、CBもヴィダ&ロヴレンというベテランがファーストチョイスです。
強豪同士の対戦ということでクロアチアのネーションズリーグは1つの参考になると思いますが、強豪相手に守備がまったく機能していませんでした。ヴィダとロヴレンはフィジカル任せなデュエルが多く、戦術的に相手を抑え込むような動きを得意としておりませんので、コンビネーションの上手いチームが相手であれば失点は免れないでしょう。

イングランドがそのような力があるかと言えば、Yesとなります。エースのケインを含め、周りを囲むスターリングやフォデン、ラッシュフォードなど自分自身での攻撃能力がありながらも利他的なメンタリティーを備えています。特にケインはストライカーとして欠かせない存在ですが、最前線で起点となり、スピードのある周囲のアタッカーを生かす能力もピカイチです。

クロアチアがロシアワールドカップのときのようなサプライズを起こす可能性は低いと思いますので、イングランド寄りのベットでいきたいと思います。

イングランド Total Over 1.5@1.952 ピナクル 2u

あと、担当主審がカード供給人のオルサートですので、カードコレクターの多いクロアチアにも期待します。

クロアチア Total Yello Cards Over2.0 @2.08 marathonber 2u


6/14(月)1:00 オーストリア vs 北マケドニア

すみません、この試合は全然イメージ湧かないです。オーストリアはネーションズリーグ等でふわっとしたイメージはあるのですが、北マケドニアはドイツとの大金星の試合くらいしか分からないです。。。パンデフがんばれ。

主審がカードの少ない方なので、bet365でUnder3.5を賭けようか迷っていますが、どの程度のインテンシティの試合になるか想像できないです。


6/14(月)4:00 オランダ vs ウクライナ

アムステルダムのクライフアレナでおこなわれますので、オランダホームの試合です。

個人的に番狂わせが起こるならここだと思っています。
オランダはファンダイクの欠場影響が大きく、昨年の11月以降、中堅国以上との対戦は失点が絶えません。守備ラインの統率が出来ておらず、相手に不用意にスペースを与えているシーンが気になります。
上記はクーマンがバルサに引き抜かれた影響もあると思います。大会が延期になり、代表指揮官が引き抜かれるというのはポジティブな印象は抱きません。若返りは進めましたが、戦術の熟成は不十分でしょう。
スコットランドとの強化試合のメンバーが中心となりますが、バックラインでの組み立てミスや、緩慢なカウンター対応が気になりました。
正GKのシレッセンもコロナで離脱していますので、そういった点もマイナスに働くはずです。

ウクライナですが、英雄シェフチェンコの就任以降はモダンなポゼッションサッカーを導入し、強豪相手にはカウンターも併用します。シドルチュク、マリノフスキー、ジンチェンコの中盤3人の実力は中堅国以上で、オランダ相手でも通用するでしょう。オランダはフレンキーが心臓になるわけですが、ウクライナからするとマリノフスキーが両脇でボールを引き出し、フレンキーのポジションを動かすことがキーになると思います。アタランタで充実したシーズンを過ごしたマリノフスキーが何も出来ないとは考えづらいので、期待したいと思います。そこでボールを受ける機会ができれば、2列目の選手が絡んだり、CBに対して数的同数以上のシチュエーションが出来ますのでウクライナの得点も近いと予想します。
ただ、ウクライナも守備のタレントは不十分ですので、両チーム得点をベースにベットすれば十分かなと思っています。

両チーム得点&Total Under 4.5 @2.68  marathonbet 2u


【4日目】さぼりました。ごめんなさい。

6/14(月)22:00 スコットランド vs チェコ
6/15(火)1:00 ポーランド vs スロバキア
6/15(火)4:00 スペイン vs スウェーデン

ツイートで予想はしましたが、noteできなかったので収支には含めません。
幸い予想は2個とも的中でした。


【5日目】6/15追記+0.38u

6/16(水)1:00 ハンガリー vs ポルトガル

前回優勝のポルトガルと躍進を遂げたハンガリーの対戦です。会場はハンガリーで、観客も多く入る見込みですのでハンガリーが完全にホームアドバンテージを得ます。
ハンガリーの最大のタレントは守護神グラーチです。ライプツィヒ所属で、地味ながら評価の高いGKです。あとは前線のアダムサライはブンデスで活躍していましたので名前は割と知られていると思います。
ハンガリーは同等レベルの相手であれば、全員でしっかり守って、丁寧に押し上げて、両サイドから崩す展開を見せますが、さすがに強国相手では弱者の戦いに徹するでしょう。セットプレーが最大の得点源になると思います。

ポルトガルはエースのロナウドを中心に、ジョタ、ベルナウドシルバ、モウチーニョ、ブルーノフェルナンデスという攻撃陣で、これは他の強国にも負けないスカッドです。ただ、守備のバランスなどもあり、中盤に入るフェルナンデスがマンUとは別人のように活躍が出来ていません。
ハンガリーの引いた守備陣をなかなか崩せず、ロナウドが「俺だ俺だ!」とボールを欲しがるようになると悪循環になるでしょう。

正直ポルトガルは前回大会もスロースタートで入りグループリーグは3分けでの突破で、ロシアワールドカップも1勝2分という結果でした。
苦しいながらもしぶとく戦うタイプのチームですのでいきなりエンジン全開では臨めないと考えています。タレントは強力ですが、ロナウド依存が目立ち、アルゼンチンにとってのメッシと同じように、まずはロナウドを探すような攻撃を展開します。さすがに引いた相手にいきなり得点ということは考えづらいと思いますので、最初のゴールの時間でベットしたいと思います。

〇1st Goal min 30-90 @2.19 2u marathonbet
※365にもほぼ同じ項目があります。


6/16(水)4:00 フランス vs ドイツ

グループリーグ第一節最終戦がまさかの2018ワールドカップ王者vs2014ワールドカップ王者という屈指の好カードとなりました。

会場はミュンヘンのアリアンツアレーナということで、多少ドイツにアドバンテージがあるかもしれませんが、フランスは今大会優勝候補筆頭です。そういった面でそこまで差が出るようには思えません。

オッズ的にはフランスがフェイバリットですが、私の考えはドイツ寄りです。ドイツの中盤はギュンドアン、クロース、ミュラー、ハヴァーツ+(キミッヒ:右SB)というハイレベルなボールプレーヤーの集まりで、さすがのフランスと言えどポゼッションでは不利に立たされると考えています。
ネーションズリーグでは気の抜けたプレーや、SBの背後を突かれるシーンのあったフランスですので、ニャブリがワイドに動いて、ミュラーやハヴァーツが入ってくるとCBが外のスペースに釣りだされて危険なシーンを作られるのかなと思います。
カンテがシーズンを通して出色の出来を披露していますが、ポグバなど攻撃好きのプレーヤーの多い代表ですと守備の負担も大きく、チェルシー同様の活躍は出来ないのではないかとみています。


今回のフランスはムバッペ、グリーズマン、ベンゼマの夢の3トップが出来上がりましたが、ムバッペがジルーと衝突し、チーム内の不和が報道されました。私はどうしてもナイスナの悲劇を思い出してしまうため、フランスにポジティブな感情が湧いてきません。
どちらかというとレーブ勇退のドイツが意地を見せてくれるのかなと思います。
ちなみに、ドイツの呪いというものがありまして、ドイツと同じグループから優勝国は生まれないというジンクスがあります。今回でいえばフランス、ポルトガルは優勝候補となりますが、このジンクスに苛まれることはあるのか、見ものです。

ドイツが1ゴールは奪ってくれると思いますので、

×ドイツ Total Goal Over1.0 @1.76 2u marathonbet


【グループステージ第一節総評】


収支-5.036u

第一節は材料が多くなかったのものありましたが、それでもかなり難しかったなぁーという印象ですし、不甲斐ないですね。。。すみません!
ライブではギリギリプラスですが、それでも-4u程度の収支であることに変わりありません。

・コンディション/戦い方
見ていた印象ではポット1の強豪国は軒並みしっかり準備をしており、コンディションの差が大きかったという印象は無いです。第二集団であるウェールズやトルコ、ロシアが思ったほど動けていないなぁというところはありました。

個性を出しつつ割とオープンな展開が多くなるのが楽しみだったのですが、想定以上にじりじりとした戦いが多かったですね。統計など調べてないですが、ゴールは多くなかったように思います。強豪国の試合では軒並み前半がUnder1.5となる試合が多く、前半は慎重に様子を見ていた入りだったと考えられます。3位抜けまであるので、引き分けも考慮して失点しないことに注力していたのかな??・・・そのあたりは不明ですが、エンターテイメント性の高い試合がそこまで多くなかったのは残念なところです(でも楽しいに変わりはありません!!!)。緊迫感のある試合が多かったと言えますね!

・レフェリング
これは他のサッカーベッターの方とも話したのですが、レフェリングがかなり慎重になったように思います。通常こうした国際大会はカードなどもそこそこ出るのですが、今回は多くありません。ファウル数を見ても思ったよりは伸びていない試合が多いです。
明らかにどちらかの責任とは言えない接触は流すことが多く、カードについては激しい接触だけでは出ません。悪質性や決定機に与えた影響などを加味したうえでの判定となっているように思います。
また、ハンドのルールが新細則になっていますので、不可抗力程度で体から離れた手にボールが当たってもハンドにはなりません。選手自身が手を後ろに組むなど、VAR対策も含め対応していることもありますが、ハンドの判定の裁量がレフリーに委ねられている度合いが高まり、ハンドの判定が少なくなっていると考えられます。

・今後の展開
第一節で明暗が分かれたグループがあります。チェコのように初戦でアンダードッグながら良い結果を納めたチームは2位も目指せますし、3位での突破も考えやすくなったと思います。個人的には初戦で上手くいかなかったチームが第二節で挽回する試合に注目したいと思います。(挽回できるとは限らないですが、戦い方はオープンにならざる得ないでしょう)
ここから勝ち点の計算も必要になってきます。3位抜けのチームを含めると、何位で突破するのがベストか駆け引きもあるでしょうから、そのあたりは注目です。
前述したように基本的に強豪国のコンディションが悪くないように思いましたので、そのあたりはオッズとにらめっこしながら押さえておきたいと思います。
そして最後に、デンマークは2位でも3位でもなんとか挽回してほしいです。メンタル的にとても困難に直面していますが、エリクセンのためにも執念を見せた戦いに期待したいと思います!


【6日目】6/16追記+2.669u

6/16(水)22:00 フィンランド vs ロシア

フィンランドは1勝をあげましたので、この試合は引き分けでも決勝トーナメント進出の可能性は十分残ります。ロシアが必死に攻めてくることは分かりきっているため、デンマーク戦以上にわかりやすい構図になるでしょう。
ロシアはジューバの出来に左右されますが、フィンランドは5バック気味にどっしり守りますので、簡単にこじ開けることはできないと思います。ロシアが得点するにも時間がかかると思いますし、複数得点はそこまで考えられないので、ロシアのアンダーにいきます。

〇ロシア Total Goal Under1.5 @1.869 1u ピナクル


6/17(木)1:00 トルコ vs ウェールズ

会場はアゼルバイジャンのバクーですが、アゼルバイジャンは地理的にトルコに近く、文化的にも交友があります。トルコサポーターの来場も見込めますし、地元民もトルコ寄りに応援することは間違いありません。
追い込まれているのは初戦で惨敗したトルコです。ここで負ければ敗退がほぼ確実でしょう。もともとファイティングスピリットが旺盛なトルコ人がホームの雰囲気で必死に戦えばカードが多くなっても不思議ではありません。ウェールズは前線のムーアとベイルが攻撃の肝ですが、それぞれフィジカル面で圧倒的な部分があり、多少ファウルをしないと止められないと思います。
主審はポルトガルのソアレス・ディアスです。カードの多いレフリーですので、カードは期待できるでしょう。
トルコはリードしても守り切る必要があり、当然引き分け以下の状態でも相当必死に戦うと思います(最終戦で戦力的に上のスイスですので、その前に勝ち点3を拾っておきたい)。
bet365ではレッドも含めカードの枚数を数えますので、365でベットしたいと思います。

〇トルコ Total Yello Card Over1.5 @1.9 2u bet365


6/17(木)1:00 イタリア vs スイス

初戦の前半こそ攻めあぐねたイタリアですが、試合を支配する力は今大会でも屈指の出来でした(私も甘く見てました・・・)。この試合でも同様に戦えば2勝目が見えてくるでしょう。
一方でペトコビッチ率いるスイスもポゼッションサッカーを展開します。イタリアに比べると小粒にはなりますが、トルコほど守り一辺倒にはならないでしょう。ウェールズ戦ではエムボロがフィジカルを生かし圧倒していました。ただ、さすがに相手がイタリアとなると簡単に突破は出来ません。
スイスは攻撃志向の強いチームですが、ネーションズリーグでスペインに善戦したように、守備にも力はあります。ある程度守備を割り切って試合に入り、勝ち点1をもぎ取っていくゲームプランである可能性が高いと見ます。
イタリアも勢いよく攻めるという形ではないため、前半の複数得点は考えにくいです。セットプレーで早々に点が入ると苦しいですが、基本的にはアンダーで攻めたいと思います。

△1st Half Total Goal Under 1.0 @1.73 2u marathonbet


【7日目】6/17追記-0.5u

6/17(木)22:00 ウクライナ vs 北マケドニア

オランダに善戦したウクライナは序盤こそ押し込まれましたが終盤に好機を作り出し、2-2の同点としました。最後はオランダの執念に負けましたが、ネガティブな印象はありません。
基本的にオーストリアよりもウクライナのほうがよく整備されており、戦力的には上だと思っていますので、まずはウクライナの勝利(ハンデ)を押さえておきます。
また、ここで絶対勝利が必要なウクライナ(もちろん北マケドニアも勝利必須ですが…)はかなり攻め込むはずです。北マケドニアはボールを奪うとまずは前線の選手に急いで当てるような形でしたので、コーナーは増えないと思います。必死に守る北マケドニアにウクライナがかなりシュートやクロスを浴びせると思いますので、コーナーハンデも押さえておきたいと思います。

△ウクライナAH-1.0 @2.42 1u ピナクル
×ウクライナ コーナーハンデ-2.0 @1.862 1uピナクル


6/18(金)1:00 デンマーク vs ベルギー

ベルギーは勝てば突破、デンマークは負ければ敗退(濃厚)となります。エリクセンの件もありデンマークがかなり追い込まれている状態です。
FOXYさんの投稿にもありましたが、デンマークはとにかくルカクを抑えなければならず、さらにはアザールも出場できる状態になっています。そうなるとケアーなどのDF陣はカード覚悟でプレーせざるを得ないでしょう。
主審はオランダ人のカイパースですので、カードが期待しやすいタイプではありませんが、デンマークのカードのオッズがかなり高いので、狙いたいと思います。

〇デンマーク Total Cards Over1.5 @2.25 2u bet365

※365はレッドは2枚換算ですのでwinになる可能性もやや広がります。


6/18(金)4:00 オランダ vs オーストリア

デリフトをケガで欠いたウクライナ戦は案の定心配された守備が終盤に緩さを見せ2失点しました。ヤルモレンコのパフォーマンスを褒めるべき部分もありますが、オランダが組織立ってカバーできていなかったのもあると思います。
対するオーストリアはミスから北マケドニアに失点しましたが、パスワークは好印象です。よく走り、シンプルに展開しますので、オランダが攻め込んだ後ろのスペースをカウンターで狙うのが目標となるでしょう。オーストリアの守備についてはそこまでポジティブな印象はないですが、アラバ、ドラゴビッチというタレントのいる部分ですので、オランダ相手に為す術無いとはならないはずです。

個人的に北マケドニア戦の先制点であるザビッツァー→ライナーのゴールが今大会でも非常に見ごたえのあるゴールでしたのでオーストリアのゴールに期待をしたいと思います。オランダの守備陣はそこまでスピードのある選手がいませんので、ああいったパスで積極的にウラを狙ってもらいたいですね。
オランダはPSGへの移籍が決まったワイナルドゥムが躍動していましたが、あのフィジカルが2列目から入ってくるとなかなか抑えられないでしょう。デパイもバルサ移籍がほぼ決まり、メンタル的にも上向きだと思いますので、オランダのゴールも期待したいと思います。
他グループに比べ、オープンな展開になりそうなグループですので、両チーム得点が多くなりそうな気がしています。

×両チーム得点&Total Over2.5 @2.24 2u ピナクル


【8日目】6/18追記-3.515u


6/18(金)22:00 スウェーデン vs スロバキア

スロバキアは貴重な勝ち点3を手に入れ、目標としては残りを2分け以上で終えることです。特にスウェーデンは突破を争うライバルになりますので、負けることだけは避けたく、引き分けで勝ち点1を積み上げるのと同時に、スウェーデンに勝ち点3を取らせないという意味合いが強くなってきます。したがって、スロバキアは無理に攻めることは考えづらく、シュクリニアル中心に守備から入ると考えるのがよいと思います。
対するスウェーデンはスペインから貴重な勝ち点1を奪いましたので、スロバキア相手に勝利で最終節を迎えたいところです。引き分けでも悪くはないですが、スロバキアに比べると遥かに勝利へのプライオリティが高い状況です。
互いの置かれた状況からするとスウェーデンが前に出ざるを得ないと思います。スウェーデンは4-4-2でサイドから攻めることが予想され、イサクに当てて起点を作るでしょう。イサクは懐も深く、体格的にも良いものがありますので、スロバキアのようなフィジカル自慢が相手でも機能してくれるとみています。ある程度スウェーデンが厚みのある攻撃を展開できそうかなと思いますので、スウェーデンの前半コーナーハンデにベットします。

×スウェーデン 1st Hal コーナーハンデ-1.0 @1.98 marathonbet


6/19(土)1:00 クロアチア vs チェコ

クロアチアはイングランド相手に0-1というのはそこまでひどい結果ではないですが、内容的にクロアチアの見るべきところは多くなかったように思います。モドリッチ頼みの感が強く、組織というよりはタレントでなんとかしたい攻撃に見えました。守備面は当初の指摘の通り評価しておりませんが、イングランドの攻撃面が機能していなかったことに助けられていた印象です。イングランドがパスによる崩しにこだわってスペースを失っていましたので、チェコのようにはっきりとクロスで攻めて来たり、シックの動き出しで勝負したりする方が脅威になるでしょう。特にヴィダのところをシックが狙えば振り切れるシーンも出てくると思います。
チェコの守備は強力ではありませんが、スペースを消し、当たっているヴァツリークが奮起すれば1失点以内に収まるとみています。チェコは少なくとも1点もぎ取ってくれると信じていますので、オッズ的にハンデで勝負したいと思います。

Half〇チェコ AH+0.25 @1.97 1u bet365


6/19(土)4:00 イングランド vs スコットランド

英国ダービーが実現しました!イングランドは初戦でクロアチアに苦戦し、戦力や期待に見合うほどの内容・結果が得られませんでした。今季不調であったスターリングが決め切れたことは追い風ですが、完成度の不十分さや勝負弱さが垣間見えたように思います。
対するスコットランドは伏兵チェコにホームで敗れました。相手のシックとGKが出色の出来を見せたこともありますが、最後の部分で決定力を欠きました。ただ、得点できる可能性は十分あったと思います。シックのスーパーゴールでメンタル的にナイーブになってしまったのかなと感じました。

スコットランドは負けたら敗退の可能性が高まりますので、相当必死に戦わなければなりません。イングランドはホームの歓声にかなり煽られるでしょう。
出場する選手のほとんどがプレミアリーグ所属ですので、試合の接触は間違いなくプレミア基準でおこなわれます。ただ、主審はリーガで笛の荒いLahozです。やや威嚇するような笛の吹き方をしますし。カードも多いタイプです。毅然とした態度はとりますが、高圧的ともいえます。カードの多くない大会ですが、ダービーですし、レフリングスタイルの衝突も起きそうですので、イエローカードのOverを狙います。

×Total Yellow Card Over2.5 @1.75 3u marathonbet


【9日目】6/19追記-1.66u


6/19(土)22:00 ハンガリー vs フランス

ハンガリーはホームですが負ければ敗退となる一戦です。プスカシュアレーナは満員が見込まれますので、初戦同様かなりサポーターに煽られる雰囲気になると思います。

ハンガリーはポルトガル相手でしたが、サライが時折ヒヤリとさせるシーンもあり、前がかりになったポルトガルに対してよく対抗しました。最後はメンタル的にも折れて力負けとなりましたが、やっていること自体は戦力を考えればよく出来ています。

フランスですが、私は初戦は完勝だったと感じています。ドイツが決定機と呼べたのは後半ニャブリが左からのクロスを叩いたシーンだけでした。今のフランスはアフリカ系の選手が多く、どの選手も身体能力が高すぎます。高身長で長足でありながら、動きはしなやかでスピードもあり反則レベルのフィジカルです。ドイツが必死にボールを回しても球際のところで体を入れるのはフランスでした。後半はカウンターを生かすべくペースを落としましたが、テクニック的にも十分すぎるレベルにあり、優勝オッズで一番手なのも納得です。(ちなみにドイツも悲観するような出来ではなかったので応援したいと思います)

今日の試合は終始フランスがボールを回し、ハンガリーが守る展開が続きますので、ハンガリーはグループリーグ敗退のことも考えると相当必死にぶつかるはずです。
主審はイングランドの有名レフリーであるマイケルオリバーです。彼はプレミアの割にカードが多く、特にPKが多いのが特徴です。
狭いスペースをものともしないベンゼマやグリーズマンが危険な状態を作り出す可能性が高く、ポグバが規格外のフィジカルを発揮してきますのでやはりハンガリーのファウル・カードは増えると思います。
ちなみにムバッペは狭いスペースがそこまで得意ではないので、サイドに流れてクロスをあげるようなプレーが多くなるのかなと思います。ハンガリーのSBの選手はカードが出るのかなぁと勝手に想像しています。

※フランスは第二戦で早くもターンオーバーする可能性はありますが、どちらにしろ戦況は大きく変わらないと思います。

×ハンガリー Total yellow Cards Over1.5 @1.76 3u marathonbet


6/20(日)1:00 ポルトガル vs ドイツ

初戦はそれぞれ相手のレベルが異なるので評価が難しいところです。ただ、上述したようにドイツはフランスが強すぎた感があり、ドイツ自体の出来はそこまで悪くなかったと思います。逆にポルトガルはハンガリー相手に軽いプレーでカウンターから危険なシーンを作られましたので、ドイツがポルトガルを引きずり出すようにバックラインでボールを回した後に、ヴェルナーなどのスピードを生かすようなシーンを作ればかなり勝利に近いのかなと妄想しています。
ただ、さすがに勝敗予想はリスクがありますので、ポゼッションを握るであろうドイツにポルトガルが苦戦するような展開を考えましてポルトガルのアンダーに1uでいきます。

×ポルトガル Total Goal Under1.0 @2.03 1u ピナクル


6/20(日)4:00 スペイン vs ポーランド

スペインはブスケッツがチームに復帰予定ですがこの試合には間に合いません。純粋なストライカーが不足(モラタもストライカー色がそこまで強くないので…)しているため、スペインはそこまで差をつけられないでしょう。ただ、圧倒的にボールは支配するはずです。
ポーランドはロシアW杯同様、大舞台で期待を裏切る展開になりつつあります。レヴァンドフスキがいますが、中盤の構成力不足なのかなぁと感じた初戦でした(レッドカードもありましたが)。個人的にはシュチェスニーもいるので推しのチームの1つでしたが、敗退がかなり現実味を帯びています。
さて、試合でベットするならアンダー系なのですが、主審がイタリアのオルサトということで、FOXYさんやズワイガニさんの投稿もあったようにカード系で攻めたいと思います。正直お2人の予想にのればいいかなと思いますが、下記でベットしておきたいと思います。

〇Total Yellow Cards Over 2.5 @1.78 3u marathonbet


【10日目】6/21追記+2.41u


6/21(月)1:00 スイス vs トルコ

3位抜けのボーダーラインとして勝ち点「4」が目安になっています。理論上勝ち点3でも抜けられなくはないですが、すでに得失点差-5を抱えるトルコはほぼ不可能と言えるでしょう。したがって、スイスは「勝利+できれば得点差」が必須になります。
スイスはエムボロ、セフェロビッチ、シャキリは強引にシュートに持っていく力があり、相手がトルコであればなおさら可能でしょう。トルコはここまでいいシーンを見せることが全くできておらず、ほぼ受け身の状態であるため、スイスの攻撃スタッツ系である枠内シュートで攻めたいと思います。

〇Total Attempts on Target (Switzerland) Over 5.5@2.09 1u marathonbet


6/21(月)1:00 イタリア vs ウェールズ

突破が決まっているイタリアと、ほぼ突破確実のウェールズの対戦です。
正直2位突破のほうが決勝トーナメントで与しやすい相手になる可能性があるため、積極的な試合(攻守の入れ替えの激しい試合)にならない可能性があります。ウェールズはスイスがとてつもなく頑張るか、自分たちがイタリアに大量失点しない限り、後半は流して戦っても問題ありません。試合途中に他会場の経過を見ながら試合の様子が変わってくると思いますが、おそらく後半はイタリアの攻める時間が前半よりもさらに長くなることが考えられます。(ウェールズが前半を0-0以上で終えて、ハーフタイムにスイスの途中経過を聞いて、戦い方を変えてくる→おそらく試合を終わらせる戦い方にシフトチェンジ)

前半の強度が期待でき、前半Underやウェールズのハンディキャップが項目としては良いのですがオッズが高くありません。逆に後半ウェールズはテンポを落とし、イタリアが攻め・ウェールズが守りという攻守が色濃くなると思いますのでイタリアの攻撃系のスタッツが良いかもしれません。ウェールズは大量失点だけは避けたいので、中央を固めてくると考えイタリアの後半コーナーにベットしておきます。

〇イタリア 2nd Half Total Corners Over3.0@2.32 1u marathonbet



【11日目】6/21追記+4.3u


6/22(火)1:00 北マケドニア vs オランダ

オランダは突破だけでなく首位ということも決まってますので、100%ターンオーバーしてくるでしょう。北マケドニアは最後になんとか小国の意地を見せたいところです。
会場はアムステルダムなのでオランダのホームになりますが、それにしても北マケドニアが過小評価されているように思います。確かに押されるシーンは多くなると思いますが、ここまでの2試合はインテンシティの高さは悪くなかったように思います。特にアリオスキはサイドからチャンスを創出する回数が多く、オーストリアもウクライナも手を焼いていました。パンデフの奮闘も印象的ですが、エルマスやヴァルディなどのタレントもおり、ターンオーバーでモチベーションがそこまで高くないオランダに攻め込めるシーンはあると思います。
サイド攻撃が印象的でしたし、ヴァルディのセットプレーは所属しているリーガでも屈指ですので、コーナーからの攻撃は北マケドニアのポイントになると思っています。

〇北マケドニア Total Corner Over2.5 @2.2 2u marathonbet


6/22(火)1:00 ウクライナ vs オーストリア

このグループは2位で勝ち抜くとイタリアとの対戦が決まっており、絶望的な順路となりますが、仮に3位で勝ちぬいても死の組の1位チームと対戦する可能性があります。引き分けになれば両者グループ突破となる可能性が高いですが、順位がどちらでも次の対戦相手には恵まれません。(もしかするとスペインの1位抜けが失敗し、スウェーデンになるかもしれませんね)

正直非常に読みにくい試合ですのでスルーします。


6/22(火)4:00 ロシア vs デンマーク

ここはデンマークです。エリクセンの件もありますが、ベルギー戦は戦力手に劣りながらも狙い通りの先制点をあげました。デブライネの登場により苦しくなりましたが、今回もコペンハーゲンでの試合ですので大声援が味方するでしょう。
ロシアは今大会で最弱国とみられていたフィンランドに大苦戦しており、勝利はしましたがよく勝てたなぁという印象です。再三攻め込まれており、デンマーク相手に無失点で抑えられるとは思えません。特に攻め込まれた際の球際の寄せが甘かったり、マークを放してしまうシーンが散見されました。
ロシアはジューバがカギになりますが、ロシアワールドカップの時のようなダイナミズムは影を潜めているように思います(コンディションが良くないのか、効果的に走って体を張ってボールを受けるようなプレーが見られていません)。

デンマークの勝ち抜けはかなり厳しい状況ですが、勝ち抜くためには複数得点が必須になります。仮に勝ち抜けの可能性が厳しくなっても、エリクセンのためにスピリットを見せてくれるでしょう。

〇デンマーク Total Goal Over1.5 @1.95 2u marathonbet


6/22(火)4:00 フィンランド vs ベルギー

ターンオーバーの可能性があるベルギーですが、それでもかなり戦力差のある試合になると思います。フィンランドはカウンター以外で攻撃のチャンスはほぼない状態でしょう。
ベルギーは順位としては引き分けで十分ですが、ベルギー指揮官のマルティネスは攻撃サッカーの信仰者で、手を緩めるようなケースはあまり見かけません。フィンランドが必死に守っても2得点は十分考えられますので、Over2.0でいきます。

△ベルギー Total Goal Over2.0 @2.08 2u ピナクル


【12日目】6/22追記


6/23(水)4:00 クロアチア vs スコットランド

スコットランドのホームでの開催となります。スコットランドはここにきてギルモアがコロナ陽性となり、離脱しました。直前でさらに離脱者が出る可能性もあり予断は許さない状況です。

互いに勝利すれば勝ち抜けの可能性は十分ありますので、どこかで得点を狙う必要があります。ただ、前半から積極的に行く展開は考えづらく、後半勝負になるでしょう。
前半Underか後半Overのようなところを狙いたいですが、得点力がそこまで高くないチーム同士の対戦ながら前半Underが2倍を超えるのであれば狙いたいところです。

前半 Total Goal Under 1.0 @2.11 2u marathonbet


6/23(水)4:00 チェコ vs イングランド

(ザブックコピペ↓)

チェコは首位にたっており、イングランドは引き分けですと首位に立つことができません。今大会ホームアドバンテージが考慮されて優勝候補に上げられていたイングランドは2位だとコペンハーゲンへ移動することになります。(首位だとベスト16もウェンブリー)

首位で抜けるとベスト16はポルトガルかドイツかフランスになってしまいますが、それでもホームアドバンテージのある首位通過を目指すでしょう。そんな中、マウントとチルウェルがコロナの濃厚接触者になったとのニュースもありました。それも踏まえて戦況を考える必要があります。

首位通過を目指すイングランドがほとんど攻め込み続けるような形になるでしょう。チェコは今大会でブレイクしているシックと圧倒的なフィジカルを生かしたソウチェク狙いの攻撃が頼りどころになるはずです。
イングランドはチルウェルの件もありますので左SBはショーが入り、得点力のあるラッシュフォードやグリーリッシュの起用が予想されています。
総じてかなり攻撃的な布陣になることが考えられ、プレミア被ファウル数1位のグリーリッシュなどに対し、チェコが激しく守らざるを得ないでしょう。

レフリーはポルトガルのソアレス・ディアスですが、トルコvsウェールズでトルコに18ものファウルを出したことから、守る側のチームは相当数ファウルを取られると予想します。

以上からチェコのファウル数が伸びそうですのでファウルOverを狙います。


チェコ Total Fouls Over12.5 @1.92 3u marathonbet


【13日目】


6/24(木)1:00 スロバキア vs スペイン

6/24(木)1:00 スウェーデン vs ポーランド

6/24(木)4:00 ポルトガル vs フランス

6/24(木)4:00 ドイツ vs ハンガリー

考え中・・・

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