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公の場で平気でウソを付く横浜市

377万の横浜市民の皆さま、お疲れ様です。
本日も横浜市政のおかしな点をご紹介したいと思います。

今回取り上げるのは国際プールの対応についてです。

横浜市は横浜国際プールをメインプールを潰す再建案を進めている


マスメディアでも取り上げられている横浜市はの再建案ですが、メインプールを潰す方向で進んでいます。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/sports/shinko/saiseibi/pool/ikenboshu.files/0001_20240620.pdf


しかし、メインプールを潰すことを全日本水泳協会は反対をしています。
そして全水協の鈴木大地会長は山中竹春市長に面会を望んでいることを公にしています。

一方、山中竹春の態度は冷たいものでした。

未だに「所管で対応」というスタンスを崩していません。鈴木大地会長と会うつもりはなさそうです。

今回の国際プール再建案について、横浜市はメインプールを潰すことありきで進めたいのがよく伝わります。

そんな中、二枚舌を駆使していたことが明らかになりました。

議会と定例会見で回答が違っている横浜市

言っていることがコロコロ変わったのは横浜市の熊坂スポーツ振興部長です。

9月18日に開かれた横浜市議会定例会の市民・にぎわいスポーツ文化・消防委員会での答弁です。

この動画の44分17秒の時点から先述した鈴木大地会長が山中竹春と面会を望んでいることを聞かれています。

白井議員:
報道などで日本水泳連盟の鈴木大地会長が市長と面会を希望しているとか、局長が面会したことなど、私も聞きましたけれどもそうした今、これまでの日本水泳連盟とのその系やり取りの経緯とか、鈴木大地さんとの面会の内容についてお話できる限りでいいんですけれども、お聞きできればと思います。

熊坂スポーツ振興部長:
日本水泳連盟様からは令和4年度にさかのぼるんですけれども、メインプール存続の要望書をいただいているところでございます。今年の7月に入りまして、神奈川県の水泳連盟を通じて会長から市長との面談を希望されている旨を口頭でお話を伺って、行ってまして8月の末に県の団体の方から具体的なお話を文書でいただくとともに市長には必ず伝えてほしいというようなご趣旨も伺っているところですこうした経緯も踏まえまして、まずは所管でお話を伺ってきたというところでございます。

内容についてはですね、メインプールの存続ということを柱にですね求める要望と併せまして、室内プールの重要性であったりとか、公共施設になりますのでそうした役割等についてご意見を伺わせていただいたところでございます。

2024.9.18 市民・にぎわいスポーツ文化・消防委員会[にぎわいスポーツ文化局関係]

この熊坂スポーツ振興部長は8月21日に市長定例記者会見でこんな事を言っていました。

産経新聞 橋本:
産経新聞の橋本です。よろしくお願いします。また横浜国際プールの関係なんですけれども、日本水連の鈴木大地会長とかですね、日本パラリンピック委員会の河合純一委員長から市長への面会の打診っていうのはあったんでしょうか。

政策経営局報道課長 矢野:
所管局から。

にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興部長 熊坂:
スポーツ振興部長の熊坂です。現時点で具体的に市長面会のご依頼を伺っていません

産経新聞 橋本:
それ、具体的にじゃない形であるわけですか。

にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興部長 熊坂:
具体的に日程というか、以前報道等で団体さんのほうから、そういうようなお話、ご要望をしたいみたいなことは報道では確認しましたけど、私どものほうで直接把握をしてないので、先ほど具体的なご要望は頂いていないという、お答えをさせていただきました。

市長定例記者会見(令和6年8月21日)

とんでもないウソをついていました。二枚舌がバレたからか、8月21日の市長定例記者会見の記録にこんな言い訳を掲載しています。

※横浜市回答について、以下のとおり訂正いたします。
【訂正前】「ご要望をしたいみたいなことは報道では確認しましたけど、私どものほうで直接把握をしてないので、先ほど具体的なご要望は頂いていないという、お答えをさせていただきました。」
【訂正後】「ご要望をしたいみたいなことは報道では確認しましたけど、私どものほうで意向は承知していましたが、具体的な日程や内容の依頼を直接把握してないので、先ほど具体的なご要望は頂いていないという、お答えをさせていただきました。」

市長定例記者会見(令和6年8月21日)

この訂正内容もウソです。

熊坂スポーツ振興部長は、7月14日に日本パラ水連、日本知的障害者水泳連盟、日本デフ水泳協会の会長から直接聞いているはずです。
証拠は、こちら。

横浜国際プールでは例年、国内トップレベルの選手が集まるジャパンパラ水泳や、知的障害のある選手の全国大会である日本知的障害者選手権水泳など、パラ水泳の大会が行われてきた。13、14両日に第3回があったインクルーシブ水泳は、障害の有無にかかわらず一緒に泳ぐ競技会として2年前に始まり、今回は小学生からマスターズまで計約400人が出場した。

 14日は市の足立哲郎にぎわいスポーツ文化局長、熊坂俊博同局スポーツ振興部長が会場を訪れ、大会に協力している日本パラ水連、日本知的障害者水泳連盟、日本デフ水泳協会の会長らと約40分面会した。3団体と横浜水泳協会は先月30日付でメインプール存続を願う嘆願書を提出している。面会は非公開だったが、改めて嘆願の内容を伝え、市からは素案の説明などがあったという。

横浜国際プール 市が「メイン」廃止方針 パラ水泳の「聖地」存続を 競技3団体代表者が市幹部に直接訴え

この時、水泳協会側が面談の要求をしなかったとは思えません。それに熊坂スポーツ振興部長は、9月18日の市議会で「今年の7月に入りまして、神奈川県の水泳連盟を通じて会長から市長との面談を希望されている旨を口頭でお話を伺って」と言っているんです。

8月21日の定例会見で嘘をつき、さらに訂正内容もデタラメだと言っているようなものです。

とんでもない連中ですね。

やはり山中竹春は鈴木大地会長と会わないつもり

こんなウソつきの親玉である山中竹春は、同日に行われた定例会見で記者から質問を受けています。

文字にすると以下の内容になります。

産経新聞 橋本:
産経新聞の橋本です。よろしくお願いします。前回も聞いたんですけども、横浜国際プールの関係で、日本水連の鈴木会長から市長へ面会の打診がなかったかということを前回伺ったときに、市長存じ上げないと、所管に聞けという話だったんで、所管に確認したんですけれども、7月の段階で水泳関係団体を通じて聞いていたと。鈴木会長が市長に面会したいという話は、所管では聞いていたという話だったんですけれども。

市長:
それはどちらで聞かれたんですか。

産経新聞 橋本:
スポーツ振興課です。所管に聞きました。それが市長の耳に入っていなかったことについて、市のガバナンスに問題はあったとお考えでしょうか。ないとお考えでしょうか

市長:
全くないと思います。まず、所管で今、関係団体と丁寧に話を進めている段階だというふうに承知しております。

産経新聞 橋本:
昨日の県水泳連盟から、鈴木大地会長が日程を何日か挙げて市長に面会したいという文書が提出されたかと思うんですけど、あとは日本パラ水泳連盟の河合純一会長からも市長への面会の文書が提出されたかと思うんですけれども、それは提出されてるんですかね。

政策経営局報道課長 矢野:
所管局。

にぎわいスポーツ文化局スポーツ振興部スポーツ振興課長:
ご質問ありがとうございます。スポーツ振興課高梨と申します。昨日水泳団体の方からそういった書面をいただきました。

産経新聞 橋本:
市長としては鈴木会長や河合会長とお会いする意思というのはあるんでしょうか。

市長:
会長さんからの要請内容に関しては承知しております。現在、所管局で関係団体と丁寧に意見交換を進めているところだというふうに、そちらも承知しております。

産経新聞 橋本:
場合によっては面会するということですか。

市長:
まず所管局で、関係するステークホルダーたくさんいらっしゃいますから、その方々との丁寧な話し合いの上に今後どうしていくかということが決められるべきだというふうに思います

市長定例記者会見(令和6年9月18日)

こんな態度です。

どうやら山中竹春は鈴木大地会長の要請を無視し続けるようです。

横浜市の対応といい、山中竹春の態度といい、横浜国際プールのメインプールは絶対に潰したいのかもしれません。

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