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NovelJam2018 秋 参戦記④

 午前6時起床。日課の倒立とプランクを行い、朝食を摂りに食堂へ行きます。前回、前々回は糖質制限解除していたのですが、進捗が芳しくない中で眠くなるのを避けたかったので糖質制限をすることにしました。
 食後、執筆セットを抱えて会場に向かいます。すでにガシガシと創作を進めているひとが多かったです。徹夜組もいたようで、やっべ、と思い強制的にいくつかエンジンがかかりました。ひとりだとかかりにくいエンジンも、チームメイト、他チーム、関係各位のおかげで始動にたどり着きました(おっそ)。
 進捗するたびに、つきぬけさんへ原稿を送ります(目の前にいるけど)。プリントアウトして校正。を繰り返します。3,000文字くらいのところで集中力が切れました。というか迷いが生じます。当初の目論見プロットをそのまんま進めると確実に文字数オーバーになると気づきます(おっそ)。
 つきぬけさんと方向性の変更を決めます。いったん切れた集中力を取り戻すために宿へ戻って執筆再開。エンジンのかけかたを思い出したので、再始動は速かったです。
  夕食の時間までひたすら描いて8,000文字。だいたい終わりが見えてきました。で、つきぬけさんに校正を何度かしてもらったのですが、デジャヴが起きます。
『句読点の位置、セリフいいまわしのごく一部以外に赤が入らない』
 すなわち、前回『PAUSA』描いた時と同様に、ベース部分へのツッコミがいっさいありませんでした。この大会でやるべきプロセスとして『喧々諤々の討論の末に妥協のない作品を創る』が大事だと思っていたので、ここは非常に物足りなかったです。この要因としては、初日に全然執筆を進められず、編集の時間をつくってあげられなかった自分のせいです。あとは手前味噌になるのですが、澤ワールド(主にカツ丼)に幻惑されて、つきぬけさんが『これでいい』と納得しちゃっていました(ほかの編集者さんの中にも著者さんに対して同じ現象がいくつか起こっていたかと思います)
 さて会場では文学YouTuberベルさんのトークがはじまります。その中で自著『BOX』への言及と朗読があり、なんだか不思議な感覚でした。アーカイブで拝見しましたが、前回編集担当の藤井創さんが、なぜか私に気を使ってリードしていたように見受けられました。ありがとうございます。クラファンの隠しリワードなのかと勝手に納得しました。
 その後宿に戻って『3時まで描いて6時起床』(なぜなら睡眠は確実に確保したいから、& 呑みたいから)と決めて、執筆を続けます。時折同室のS太郎さん(絶賛表紙絵イチから描きなおし中)に本業での相談をしてみたり、ギター弾いたり気分転換をはさみながら進行。食欲、睡眠欲、音楽描写、酩酊カオスで堕ちるさま、は、ひととおり完成したので、性欲パートを進めます。そして1万2千文字をオーバー。起床後に削ればいいか、と思って呑み始め就寝。予定通りに6時起床。S太郎さんにすみません、と声をかけてから倒立とプランクをこなし、会場に向かってラストスパートをかけます。
 提出リミットは午前8時です

続く

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