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withコロナの地方創生における新しいKPI

withコロナと書いたが、コロナをきっかけに語られることの多くは、コロナが原因ではなくコロナがきっかけで改めてその意味を問い直すといったものである。
今回の記事もそれである。今回は地域おこしにおける新しいKPI、そしてそもそもというKGIの話。

だいたいこれまでの地域のイベントや催しものは「◯◯町で桜まつりを開催し、◯万人の観光客が訪れました」という報告がされ、すなわち集めた人数自体がKPIになってきたけど、人を大手を振って集められない今、新しいKPIを考えなくてはいけない。ただこれまでも◯万人集まったから地域にどんな影響があったのかの分析は意外とふわっとしてて、そのKPIはそもそもあってたのか?と思う。だからこそ、コロナになりKPIの見直しをしなくてはいけなくなったのはよい機会なのかもしれない。

それはつまり、そもそもこの町はなんで人集めたかったんだっけ?という問いに始まり、その町にとっての関係人口という言葉の解像度を上げることや徳島の神山町が言ってるみたいな人口が多ければいいって訳じゃない、その町に必要な人が来てくれることが重要だ、みたいな話になってくる。さらに言えば、それは前にもWedgeの引用で書いたけど、少子高齢化対策と地方創生を切り分けるみたいなこと。

まずはどんな人に関わって欲しいのか、どんな課題や原因があるからその施策を打ちたいのか分析することが適切なアプローチの第一歩になるだろうと思う今日この頃。
分析した結果、移住を促進した方がいいかもしれないし、複業を進めた方がいいかもしれないし、観光を伸ばした方がいいかもしれないし、合わせ技かもしれない。その分析が間違ってても、何か仮説があればその後のトライアンドエラーの方針が立てやすい、ような気がする、と最近運転多すぎて運転中に考えたことのメモ。

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