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②トッキュージャー悪者編を想ふ

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トッキュージャー愛がとまらなくなり、
今日は悪役に焦点をあてて、
勝手にわたしの解釈ではなします。

※完全にわたしの気持ちがはいった見方です※

「闇の皇帝 」ゼット (イケメン)
とにかくキラキラがほしい。
キラキラしてないことに、うんざり、
俺様かと思いきや……?

「シュワルツ将軍 」またの名を黒鉄将軍
寡黙で厳格、孤高の存在。専用列車を持っており、
闇をあつめている。武器 剣

「ネロ男爵」 ステッキの形の銃型武器
ネロはイタリア語で黒をあらわす。
おっちょこちょいなわけではないが、
わりと登場する際は笑いの爪痕がのこる。
このひとが、最期までゼットと共に闘った。

「ノア夫人」いつもさしている傘が銃となる。
グリッタ嬢の母。
グリッタを皇帝の妃にするために躍起。
ややヒステリックなゆえに、腹黒い部分も
みえているが、おかまいなしで突き進む。
ノアはフランス語で黒をあらわす。

「グリッタ嬢」ノア夫人の娘。
闇の皇帝の妃と母から、ぐいぐいおされるが、
シュワルツ男爵が好き。一途、乙女、ピュア。
外見を気にしなくなるほどに、ピュア。

だいたい、この4人が主に闇の皇帝に仕えています。

みんなが、みんな野望をもち、
闇の力を我がものにしようと企んでいます。
だからでしょうか、一致団結感がなくて、
キャラがそれぞれ立っています。

グリッタ嬢に関しては、
個人的には、あの皇帝ゼットが外見で判断せず、
すんごいなとまずは衝撃。
グリッタ嬢の瞳のなかにキラキラをみつけ、
気に入ってしまいます。

グリッタ嬢はシュワルツ男爵一筋です。
男爵が落とした薔薇の刺繍いりの、ハンカチを、
拾い男爵に渡しますが断られ、以降大事に大事に、
グリッタ嬢はハンカチを肌身離さずもちます。

色々割愛しまして

ノア夫人の家系は、結婚相手をのみこみ自分のものとして繁栄してきた一族なようです。
そのため、ノア夫人は娘の恋心など無視。
闇の皇帝のお妃にとぐいぐい推します。
内心は闇の皇帝を、
グリッタ嬢自身のからだへ取り込み、
闇の世界でのトップを企てています。

ネロ男爵はちょっとマイペースなイメージ(笑)

シュワルツ男爵にいたっては、
専用クライナー(列車)まであり、
闇の皇帝は、気が休まるのでしょうか。

こっそりノア夫人に刺されそうになったり、
(グリッタ嬢にも)

闇、闇、闇、と闇を集めることばかりの周囲。

そのなかで、グリッタ嬢だけは、
特別な存在となっていくのです。
そう、グリッタ嬢の瞳にはキラキラがある。
キラキラを持っている貴重な存在です。

色々ありまして、
グリッタ嬢は、シュワルツ男爵の力になりたくて、
母のためではなく、母にいわれるがままの人生だった自分ではなく、シュワルツ男爵のために、
闇の皇帝を自身に取り込みます。

女帝グリッタの誕生です。

瞳は赤く、冷酷、ハンカチをにぎりしめて、
隠れきれてない柱からシュワルツ男爵をみていた、
あの純粋さはもうみえません。

シュワルツ男爵は、自分のためにそこまでする
グリッタ嬢におもうところができ始めてたでしょう。

男爵はグリッタ嬢の気持ちを知っていて、
それを利用したのではありません。
(序盤はしたかもだけど、ここまでとはでは?)

個で闘うシュワルツ男爵の力になりたくて、
自発的にグリッタ嬢が動いたのです。

その後、女帝グリッタ嬢として、トッキュージャーと戦うなかで、吸収したはずのゼットが現れ、
逆にグリッタ嬢が吸収されてしまいました。

存在がきえて意気消沈するノア夫人。
身を呈して守ってもらったシュワルツ男爵。

しかしあるとき、
鏡にうつるゼットのなかに、
愛しのグリッタ嬢の姿をみます。
グリッタ嬢は、まだゼットの体内にいました。
そして、分離することも望みません。
自分の意思でゼットのなかにとどまり、
シュワルツ男爵をとめようとします。

愛っ……

それと共に
愛するのはシュワルツ男爵であっても、
孤独なゼットに寄り添えるピュアな心が、
ゼットにとっても、大切だったのかなと感じます。

シュワルツ男爵とノア夫人が初めて共闘します。

「グリッタ嬢をゼットの中から解放する」
結果、分離させることはできました。
しかし、ノア夫人は怒り狂うゼットに、
無情にも斬り捨てられます。

ノア夫人は、初めてグリッタ嬢に、
母のようなまなざしで、言葉を残します。
母である自分から、自由になって生きてほしいこと。
ノア夫人の一族のために、
ひたすらゼットの妃にと、グリッタ嬢を育て、
実際取り込むことにも成功した。

でも、グリッタ嬢が失われた失望は計り知れず、
だからこそいなくなったはずの、娘がまだゼットの中にいると知り、なにがなんでも自由にしてあげたかったのかな。

ゼットはパワーアップしていました。
再びグリッタ嬢を吸収しようと躍起です、
大事なキラキラだから。

その力を前に、シュワルツ男爵がいいます。

「ようやくあなたに恩を返せる時がきた」
シュワルツ男爵専用クライナーが現れ、
それにグリッタ嬢を無理やりのせて逃がします。

「シュワルツさまーっ!」

シュワルツ男爵は、その場で圧倒的な強さの
ゼットに敗北します。

ゼットは、斬りつけるシュワルツ男爵のなかに
キラキラをみつけます。

シュワルツ男爵には、
愛される力が、キラキラとなり、
グリッタ嬢のキラキラは愛、無償の愛

シュワルツ男爵は、
満足そうでした。
きっとグリッタ嬢を思い浮かべていたのかな。

ここからは、ラストに向かって、ゼットと
トッキュージャーの闘いです。

闇を吐き出しつづけるゼット、
ライト(1号)は、闇の力を取り込み、
赤色ではなく、真っ黒(ただし少しラメいり)の
姿で闘います。

闇を取り込んだライトは、ネロ男爵などは、
相手にならないほど強くなりました。
しかし、ゼットには及ばない。
元々その闇はゼットのもの、敵いません。

闇のなかで、
トッキュージャーがなにより大事にしていた、
「勝利のイマジネーション」かみえないのです。

イマジネーションがみえない。

大変です、誰よりイマジネーションが強かったライトが、イマジネーションがみえず、
勝ちたいだけにいつしか支配された心。

その後、1号はイマジネーションを取り戻し、
仲間との連結した力で、
レインボーフラッシュなどを放ち、
ゼットは深い闇となった、その時、
クライナーが(列車)あらわれ、
そこにはグリッタ嬢が乗っており、
ゼットを闇ごと連れ去っていきました。

グリッタ嬢は、
母、シュワルツ男爵を亡くし、
それをしたゼットを憎まずに、
ゼット自身をも最終的に包み込む。

飲み込み吸収する一族ではなく、
包み込み、深い愛情をそそげる彼女は、
闇の世界で、ゼットと共に、
全てを受け止めていく強い女性でした。

意外っ。

あんなに恥ずかしがり屋で、
もじもじしてたのに、最後は凛々しい。

闇は闇で、
光は光で、
その場で互いの存在を
感じながら、干渉することなく
共存していくのでしょう。

失うかなしみ、
奪い取るむなしさ、
狂おしいほどに、キラキラを求めただけの皇帝。

こてんぱに、
消え去れっていう気持ちではなかったから、
最後グリッタ嬢が、彼を連れていったことが、
なんだか救われる想いでみていました。

トッキュージャーたちは、
じつは子どもで、闇から解放され、
最終的には元の子どもの姿にもどり、
親や身内に抱きしめられます。

記憶は失われても、
あの秘密基地で、6号は彼らをみています。
もちろんレインボー列車も。

注意⚠かなり、ざっくりです。
間違ってたらごめんなさい。

わたしは、
悪がいるから正義があって、
必ず正義が勝つというような単純ではない、
ストーリーがかなりお気に入りです。

それは、1番めだつ、
1号がどこまでも、純粋でひとを信じやすく、
強いイマジネーションを持っていること。

反して悪とされるがわの、
結束力のなさ、そのなかで慈愛に溢れるグリッタ嬢。
ひたすらキラキラがほしい、駄々っ子のような皇帝。

だいたい悪者は
圧倒的なつよいボスの元たたかいます。
圧倒的なボスの力に便乗し、
虎視眈々と我がものにせんとする、
今回の悪者たちは、一味ちがいました。

ボスにたどりついて、大破させて、おわり。
それが目標じゃないところが素晴らしい。

時に幼なじみ5人のトッキュージャーが、
喧嘩したり、記憶を手繰り寄せながら、
大切なものを忘れず、イマジネーションを
互いに補い合って高めあっていく。

ひとり、ひとり、
ちょっとナーバスになってしまう回もありました。
その心模様は、時に痛いくらい切なくて、
悩みがなさそうで、みんな悩みながら乗り越える。

乗り越えた先に仲間がいる。

わたしの終着駅はまだ先だと思いたいけれど、
いつくるやもわからない。

イマジネーションを、考えることを諦めずに、
想像して生きてみたら、たのしいよな。

グリッタ嬢のキラキラは愛
わたしの持っているキラキラはなんだろう。

イマジネーションを研ぎ澄まして
たのしいことをイメージしてみよう。

いま三兄弟が夢中になってみている、
未来があるとは、リアルタイムでみていた頃は
想像もしていなかった。

改めて観れてよかったなぁ。

イマジネーションが枯渇したら、
たまに映画版でも借りてきてみよう。

読んでくれてありがとうです💗

イマジネーションっ(^・ω・^)/゚・*.。゚*

※何度もいいますが、ざっくりです。
間違いもあるかもですが、詳しくは公式さんを
みていただけたら確実です※