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推しの話

約2年前、それまで音楽と言うとバンドにしか興味を持たなかったわたしが唐突に韓国アイドルにハマるという事件が起こった。

先に言っておくと、ハマるまでは好きどころかむしろ韓国アイドルがめちゃくちゃ嫌いだった(これはガチ)

恋人が韓国語も理解できちゃうようなゴリゴリのKポオタで、よくコンサートにも行っていたのだが、わたしはその話をされる度に不機嫌になるくらいには嫌いだった。

いや、これだと語弊があるかしら。
嫌いというか、韓国アイドルというコンテンツ自体に興味の欠片も持っていなかった。

だから
「こっちはそんなの興味無いし、興味無い人にそんな楽しそうに話すんじゃねえ!!!!!!!!!わかるわけねえだろ!!!!!!」

と思っていた。えっ自分本当に性格悪いじゃん

ただそんな恋人に影響されて、徐々に興味を持つようになったグループが一つだけあった。
韓国の某サバイバルオーディション番組から生まれたJBJというグループである。

期間限定グループなので2018年には既に解散してしまったのだが、これは恋人が推していたグループのひとつ。
最初は「そんなに良いなら見てみるか……」くらいのテンションだった。……は……スゲェ上から目線じゃん……キショ……

そんなこんなでわたしは韓国アイドルに興味を持つようになり、そのうちに好きなメンバーが出来る。
彼の名はキムサンギュン。上記のMVでオレンジの服を着ている子です


JBJ解散後、現在はそのメンバーの一人、高田健太(日本人)とJBJ95というユニットで活動している。

ハァ………可愛いね……………………………………………

こうして知らぬ間に「推しっぽい人」ができ、その「推しっぽい人」に、それも自分より歳上の男に「可愛い」というオタク特有のキモ感情を抱きはじめる。

そのあたりで、わたしを本格的にKポ沼にハマらせるグループに出会う。

それがTHE BOYZである。


そこからはマジで沼入りズブズブ、まあ早かった

「いくら韓国アイドルにハマってもCDを買ってコンサートに行くようになったらそれはもう自分終わるな……」と思っていたが、そんな思いに反して気づいたらiTunesで全曲爆買いしていた。

無論そのことを恋人に言った時は、心底気まずかった。
「え.....お前……あんなに嫌いって言ってたじゃん………………............」
その節は大変申し訳ございませんでした。

THE BOYZを好きになってからは、音源だけでは物足りず、盤で手元に置くためしっかりとCDを買い、日本初の単独ショーケースにも行って、たった30分ほどしかないミーグリのために往復6時間かけて会いに行き、握手会も行って、さらに言えばアジアツアー追いかけて海外にも行ったし、なんなら高い金出してその初海外公演で最前キメた。あとはここでは言えないがその他色々金をかけてきた。

ちなみにわたしの最推しグループであるTHE BOYZ、推しはジェイコブです。インパクトのある強そうな名前は韓国系カナダ人だからです

その後のわたしはと言うと、Wanna One出身のハソンウン

X1出身、WOODZことチョスンヨンと着々と推しが増えている。

ヒィ............可愛いねえ………………全員年上だけど……………………

正直、韓国アイドルグループをひとつ好きになってしまうと他のグループにも自然と目がいくので、1グループに1人ずつくらいは「ああ可愛いなあ」と思う人がいるのだが、堂々と「好きじゃ!!!!これがわたしの推しじゃ!!!!」と言えるのはこの4人である。(あれ?なんかみんな顎出てない?)

いつしか恋人よりも''''''ガチ''''''なオタクになっている事に自分で驚いているし、自分でドン引いているし、もちろん恋人には引かれている。


人生、、、、、、何があるか分からないですね、、、、、


自分的には、音楽のジャンルが広がったし、価値観も変わったし、結果めちゃくちゃ良かったなと思っている

あとこれはわたしが昔からず〜〜っと軸にしている事だが、「行きたい」じゃなくて「行く」し、「会いたい」じゃなくて「会う」。

バンドしか知らなかった頃から、突然の脱退や解散を何度も経験してきた。

そんなことが起こったあとで「ライブに行ってみたかったのに……」と言うのはナンセンス。そうに思うファンが実際に足を運んでいれば、もしかしたら解散にならなかったグループもあることでしょう

バンドマンもアイドルも、そうじゃなくても人っていつ突然居なくなるか分からないのでね!会いたい人には、会える時に会う努力を続けたいものです。

わたしももうすこし、飽きるまではアイドル様を追いかけてみようかと思います。

おわり!

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